貸借対照表:資産
四半期データ
貸借対照表は、債権者、投資家、アナリストに、会社のリソース(資産)とその資本源(資本および負債)に関する情報を提供します。通常、企業の資産の将来の収益能力に関する情報や、売掛金や棚卸資産から生じる可能性のあるキャッシュフローの指標も提供します。
資産とは、過去の出来事の結果として会社が管理し、将来の経済的利益が事業体に流れると予想される資源です。
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Accenture PLC、連結貸借対照表:資産(四半期データ)
千米ドル
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2025-08-31), 10-Q (報告日: 2025-05-31), 10-Q (報告日: 2025-02-28), 10-Q (報告日: 2024-11-30), 10-K (報告日: 2024-08-31), 10-Q (報告日: 2024-05-31), 10-Q (報告日: 2024-02-29), 10-Q (報告日: 2023-11-30), 10-K (報告日: 2023-08-31), 10-Q (報告日: 2023-05-31), 10-Q (報告日: 2023-02-28), 10-Q (報告日: 2022-11-30), 10-K (報告日: 2022-08-31), 10-Q (報告日: 2022-05-31), 10-Q (報告日: 2022-02-28), 10-Q (報告日: 2021-11-30), 10-K (報告日: 2021-08-31), 10-Q (報告日: 2021-05-31), 10-Q (報告日: 2021-02-28), 10-Q (報告日: 2020-11-30), 10-K (報告日: 2020-08-31), 10-Q (報告日: 2020-05-31), 10-Q (報告日: 2020-02-29), 10-Q (報告日: 2019-11-30).
総資産は、2019年11月末の331億7071万2000米ドルから、2025年8月末の653億9489万7000米ドルへと、概ね倍増しています。この増加傾向は、特に2023年以降に加速しており、2024年2月末には559億3236万3000米ドル、2024年8月末には598億6975万6000米ドルと、四半期ごとに増加しています。
- 現金および現金同等物
- 現金および現金同等物は、2019年11月末の58億1053万7000米ドルから、2025年8月末の114億7872万9000米ドルへと増加しています。ただし、2021年11月末に56億3711万7000米ドルと一時的に減少しており、その後回復しています。2024年8月末から2025年8月末にかけても大幅な増加が見られます。
- 短期投資
- 短期投資は、概ね300万米ドルから600万米ドルの間で推移しており、大きな変動は見られません。2024年以降は500万米ドル台で安定しています。
- 債権および契約資産
- 債権および契約資産は、2019年11月末の85億7738万6000米ドルから、2025年8月末の151億1087万7000米ドルへと大幅に増加しています。この増加は、総資産の増加に大きく貢献しており、特に2021年以降に顕著です。2024年2月末には145億7463万7000米ドル、2024年8月末には142億8129万4000米ドルと一時的に減少しましたが、2025年8月末には再び増加しています。
- その他の流動資産
- その他の流動資産は、2019年11月末の12億1487万8000米ドルから、2025年8月末の24億3094万2000米ドルへと増加しています。増加傾向は緩やかですが、一貫して増加しています。
- 契約資産
- 契約資産は、2019年11月末の580万7100米ドルから、2025年8月末の18036万2000米ドルへと増加しています。増加率は高いものの、総資産に占める割合は限定的です。
- 投資
- 投資は、2019年11月末の2億7876万5000米ドルから、2025年8月末の7億2126万米ドルへと増加しています。2023年以降、増加のペースが加速しています。
- 有形固定資産、ネット
- 有形固定資産は、概ね13億米ドルから16億米ドルの間で推移しており、比較的安定しています。2024年以降は15億米ドル台で推移しています。
- オペレーティングリース資産
- オペレーティングリース資産は、2019年11月末の31億5450万1000米ドルから、2025年8月末の27億4032万1000米ドルへと減少しています。2020年以降、緩やかに減少傾向にあります。
- 好意
- 好意は、2019年11月末の63億米ドルから、2025年8月末の225億3641万6000米ドルへと大幅に増加しています。この増加は、総資産の増加に大きく貢献しており、特に2021年以降に顕著です。2024年2月末には198億4270万7000米ドル、2024年8月末には208億6891万1000米ドルと増加傾向が続いています。
- 繰延契約費用
- 繰延契約費用は、2019年11月末の6億9172万7000米ドルから、2025年8月末の10億2539万1000米ドルへと増加しています。増加傾向は緩やかですが、一貫して増加しています。
- 繰延税金資産
- 繰延税金資産は、概ね40億米ドルから43億米ドルの間で推移しており、比較的安定しています。2024年以降は40億米ドル台で推移しています。
- 無形資産
- 無形資産は、2023年5月末から計上されており、2025年8月末には24億1075万5000米ドルとなっています。
- その他の固定資産
- その他の固定資産は、2019年11月末の13億9419万1000米ドルから、2025年8月末の15億2211万4000米ドルへと増加しています。増加傾向は緩やかですが、一貫して増加しています。
全体として、総資産は着実に増加しており、特に債権および契約資産、好意の増加が顕著です。現金および現金同等物も増加しており、流動性の確保に努めていることが伺えます。無形資産の計上も、事業構造の変化を示唆している可能性があります。