貸借対照表:資産
四半期データ
貸借対照表は、債権者、投資家、アナリストに、会社のリソース(資産)とその資本源(資本および負債)に関する情報を提供します。通常、企業の資産の将来の収益能力に関する情報や、売掛金や棚卸資産から生じる可能性のあるキャッシュフローの指標も提供します。
資産とは、過去の出来事の結果として会社が管理し、将来の経済的利益が事業体に流れると予想される資源です。
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Abiomed Inc.、連結貸借対照表:資産(四半期データ)
千米ドル
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-K (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-K (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-K (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-K (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-K (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-K (報告日: 2017-03-31), 10-Q (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30), 10-Q (報告日: 2016-06-30).
- 流動資産の推移
- 流動資産は2016年から2022年にかけて一貫して増加傾向にあり、特に2018年以降の伸びが顕著である。2020年にかけては資産規模が拡大し、2022年には約1,063,636千米ドルに達している。これは現金・現金同等物、短期有価証券および棚卸資産の増加に支えられていることが示唆される。
- 現金および現金同等物および短期有価証券
- 現金および現金同等物は2016年の約 38,274千米ドルから2022年には約 182,335千米ドルへと増加している。短期有価証券も同期間で増加し、特に2021年と2022年には大きな伸びを示している。これにより、資金流動性の向上と運用資産の拡大がうかがえる。
- 売掛金、棚卸資産および前払費用の動向
- 売掛金は全体的に増加しており、2022年には約 90,608千米ドルとなっている。一方、棚卸資産は年間を通じて増加傾向にあり、特に2020年以降に大きく膨らむ。前払費用およびその他の流動資産も増加しており、資産の流動性が強化されていることが示される。
- 長期資産および総資産の増加
- 長期資産は2016年の約 129,024千米ドルから2022年には約 696,920千米ドルに拡大しており、設備投資や無形資産の取得等により資産規模が拡大している。総資産も同時に増加傾向を示し、2022年には約 1,693,636千米ドルに達している。資産規模の拡大は企業の成長を反映していると考えられる。
- 有形固定資産と無形資産の動向
- 有形固定資産は全般的に増加中で、2022年には約 195,157千米ドルに達している。一方、無形資産は一時的に減少傾向であったが、2022年には再び増加傾向を示している。特に、好意やその他の無形資産の動向が企業の資産構造に影響を与えている。
- その他の重要な資産項目
- 繰延税金資産は伝統的に変動が大きく、2022年時点で約 17,696千米ドルとなっている。その他の資産の総額も増加を続けており、資産構成の多様化と資金の蓄積が指摘できる。
- 総資産の総括的な変化
- 総資産は2016年の約 429億円から2022年には約 1,693億円に増加し、全体として企業の規模拡大を示している。特に2020年以降の成長は資産規模の拡大に寄与し、資産の多角化と資産質の向上を裏付けている。