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Twenty-First Century Fox Inc. (NASDAQ:FOX)

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損益計算書の構造 

Twenty-First Century Fox Inc.、連結損益計算書の構成

Microsoft Excel
12ヶ月終了 2018/06/30 2017/06/30 2016/06/30 2015/06/30 2014/06/30 2013/06/30
収益 100.00 100.00 100.00 100.00 100.00 100.00
運営費 -65.03 -62.37 -62.68 -64.03 -66.24 -63.22
粗利 34.97% 37.63% 37.32% 35.97% 33.76% 36.78%
販売、一般および管理 -12.07 -12.69 -13.45 -13.05 -12.96 -14.48
減価償却と償却 -1.92 -1.94 -1.94 -2.54 -3.58 -2.88
減損および事業再編費用 -0.24 -1.11 -1.18 0.00 0.00 0.00
営業利益 20.75% 21.89% 20.75% 20.37% 17.22% 19.42%
関連会社の株式利益(損失) -0.45 -0.14 -0.12 3.12 1.95 2.37
支払利息(純額) -4.11 -4.28 -4.33 -4.13 -3.52 -3.84
受取利息 0.13 0.13 0.14 0.13 0.08 0.21
その他、ネット -1.81 -1.15 -1.23 14.48 0.55 13.41
継続事業からの利益は、法人税(費用)給付前 14.51% 16.45% 15.20% 33.97% 16.28% 31.57%
所得税(経費)の優遇措置 1.20 -4.98 -4.14 -4.29 -3.99 -6.11
継続事業からの収益 15.70% 11.47% 11.07% 29.68% 12.29% 25.46%
非継続事業からの利益(損失)(税引後) -0.04 -0.15 -0.03 -0.23 2.29 1.00
手取り 15.66% 11.32% 11.04% 29.45% 14.58% 26.46%
非支配持分に帰属する当期純利益 -0.98 -0.96 -0.96 -0.80 -0.41 -0.82
Twenty-First Century Fox, Inc.の株主に帰属する当期純利益 14.68% 10.36% 10.08% 28.65% 14.17% 25.64%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-K (報告日: 2016-06-30), 10-K (報告日: 2015-06-30), 10-K (報告日: 2014-06-30), 10-K (報告日: 2013-06-30).


売上高の変動と収益構成
CSVデータから、売上高に対する収益の割合は一定であり、全期間を通じて100%を維持している。総売上高に対する粗利益率は、2013年には36.78%であったが、その後2014年に一時的に減少し、2015年と2016年に再び上昇傾向を示した後、2018年に34.97%にやや低下している。これにより、粗利益率は全体的に安定した範囲内で変動していると考えられる。一方で、販売・一般管理費や減価償却費用の割合は比較的安定しながらも、若干の増減が見られる。
営業利益とその変動
営業利益に占める割合は、2013年の19.42%から2014年に減少し、2015年には20.37%に回復、その後2016年と2017年には約20.75%を維持している。2018年には再び20.75%に安定しており、営業効率は概ね安定して推移していることが読み取れる。
投資利益とその他の収益
関連会社の株式利益の割合は、2013年には2.37%と比較的高く、その後は一定の変動を示している。特に2015年には3.12%へ増加したが、2016年以降はマイナス圏に落ち込み、損失が発生していたことが示唆される。その他のネット収益は、2013年に13.41%と高い割合を占めた後、2014年に大きく減少し、その後はマイナス圏に入っており、非継続事業の利益や損失の影響を反映している。
税金と純利益の傾向
継続事業の利益は、2013年には31.57%と高い割合を示したが、2014年には大きく低下し、その後は再び増加の兆しを見せる。法人税(費用)給付前の利益は全期間で比較的変動があり、2018年には14.51%へ減少している。税負担の軽減措置により一時的に利益が押し上げられており、非継続事業の利益はほぼ常にマイナスまたは微小な値で推移している。最終的な当期純利益に関しては、2013年に25.64%と高い割合を示した後、2014年には大きく減少し、その後2015年に一時的に増加したものの、2016年以降は低迷し、2018年には14.68%に回復している。これは、多くの収益源の変動とともに、税効果や非継続事業の影響も反映していると推測される。
総合的な評価
全期間を通じて売上高に占める収益の割合は一定を維持しつつ、収益の構成比や利益率に変動が見られることから、事業環境やコスト構造の変化が反映されていると考えられる。特に、税金と非継続事業の利益の変動は、純利益の波動に大きな影響を与えている。営業と純利益の安定性は一定のレベルを保っている一方で、投資収益やその他の収入の変動も総合的に評価する必要がある。これらのパターンから、収益性と収益構造の安定性は保たれているものの、一部の収益源にリスクや変動性が存在していることが示されている。