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Best Buy Co. Inc. (NYSE:BBY)

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貸借対照表:負債と株主資本 

貸借対照表は、債権者、投資家、アナリストに、会社のリソース(資産)とその資本源(資本および負債)に関する情報を提供します。通常、企業の資産の将来の収益能力に関する情報や、売掛金や棚卸資産から生じる可能性のあるキャッシュフローの指標も提供します。

負債は、過去の出来事から生じる会社の義務を表し、その決済は企業からの経済的利益の流出をもたらすと予想されています。

Best Buy Co. Inc.、連結貸借対照表:負債および株主資本

百万米ドル

Microsoft Excel
2022/01/29 2021/01/30 2020/02/01 2019/02/02 2018/02/03 2017/01/28
買掛金 6,803 6,979 5,288 5,257 4,873 4,984
未償還のギフトカード負債 316 317 281 290 385 427
繰延収益 1,103 711 501 446 453 418
未払報酬および関連費用 845 725 410 482 561 358
未払負債 946 972 906 982 1,001 891
短期借入金 110
オペレーティング・リース負債の現在の部分 648 693 660
長期借入金の当座預金残高 13 14 14 56 544 44
流動負債 10,674 10,521 8,060 7,513 7,817 7,122
長期オペレーティング・リース負債(当期部分を除く) 2,061 2,012 2,138
長期負債 533 694 657 750 809 704
長期借入金(当期部分を除く) 1,216 1,253 1,257 1,332 811 1,321
非流動負債 3,810 3,959 4,052 2,082 1,620 2,025
総負債 14,484 14,480 12,112 9,595 9,437 9,147
優先株、額面1.00ドル。発行済みおよび未払いなし
普通株式、額面0.10ドル 23 26 26 27 28 31
追加資本金
剰余 金 2,668 4,233 3,158 2,985 3,270 4,399
その他の包括利益累計額 329 328 295 294 314 279
Total Best Buy Co., Inc. 株主資本 3,020 4,587 3,479 3,306 3,612 4,709
総負債と資本 17,504 19,067 15,591 12,901 13,049 13,856

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2022-01-29), 10-K (報告日: 2021-01-30), 10-K (報告日: 2020-02-01), 10-K (報告日: 2019-02-02), 10-K (報告日: 2018-02-03), 10-K (報告日: 2017-01-28).


負債の推移と構成
2017年から2022年にかけて、買掛金は増加傾向にあり、特に2021年以降に著しい増加が見られる。これは仕入れや仕入先への支払義務が拡大したことを示唆している。一方、未償還のギフトカード負債は一定範囲内で推移しており、2021年から2022年にかけてほぼ横ばいとなっている。短期借入金は2022年に入って初めて計上されており、661百万ドルの増加が観察される。長期負債も全体的に流動負債の増加に伴い増加傾向にあり、総負債は2022年には約1.5倍に拡大している。特に、長期借入金や長期オペレーティング・リース負債の増加が、負債全体の増加に寄与している。
資本の推移
株主資本は2017年から2022年まで一貫して減少しており、総剰余金は特に2021年にピークの4,233百万ドルから2022年には2,668百万ドルへ大きく縮小している。普通株式も微減しており、追加資本金のデータは欠損しているが、全体として株主資本の縮小が見られる。これは、企業が利益還元や配当政策を通じて資本の減少を示している可能性がある。
総負債と資本のバランス
総負債と資本は2017年の13,856百万ドルから2022年には17,504百万ドルに増加したが、負債増加に対して資本は大幅に縮小しているため、総体的な資産構成は負債寄りのバランスになっている。これにより、企業のレバレッジ比率は高まった可能性があり、財務リスクの増加が示唆される。
その他の観察点
流動比率や負債の内訳において、流動負債は増加し続けているものの、短期借入金やオペレーティング・リース負債の増加が目立つ。長期の負債も増加しており、全体として負債の負担感は2017年から2022年にかけて高まっている。一方、資本の縮小は、利益の積み増しや配当の抑制などの経営戦略が反映されている可能性がある。これらの変動は、企業の資金調達や財務戦略の変化を示していると考えられる。