貸借対照表の構造:負債と株主資本
四半期データ
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2025-09-30), 10-Q (報告日: 2025-06-30), 10-Q (報告日: 2025-03-31), 10-K (報告日: 2024-12-31), 10-Q (報告日: 2024-09-30), 10-Q (報告日: 2024-06-30), 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-Q (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31).
負債の構成を分析すると、流動負債が総負債の大部分を占めていることが示唆されます。2021年3月期末の53.27%から2024年6月期末の60.14%まで、概ね50%から60%の範囲で推移しています。2024年9月期末には66.77%と大幅に増加し、2025年6月期末には69.71%とさらに上昇しています。この傾向は、短期的な資金調達への依存度が高まっている可能性を示唆します。
- 顧客に支払うべき資金と支払うべき金額
- この項目は、流動負債の中で最も大きな割合を占めており、負債総額および株主資本に占める割合は、2021年3月期末の32.54%から2025年6月期末の41.0%まで増加傾向にあります。この増加は、顧客への支払い義務が増加していることを示唆します。
非流動負債は、総負債に占める割合が2021年3月期末の21.12%から2024年6月期末の10.59%まで減少傾向にあります。しかし、2024年9月期末には11.38%と若干増加し、2025年6月期末には1.55%と大幅に減少しています。長期借入金の当座預金残高は2024年3月期末から計上され、その後も継続して存在しています。
- 長期借入金(当期純額)
- この項目の割合は、2021年3月期末の16.04%から2024年6月期末の7.57%まで減少傾向にあります。これは、長期的な借入金への依存度が低下していることを示唆します。
株主資本は、総負債および株主資本に占める割合が2021年3月期末の25.61%から2024年6月期末の38.28%まで増加傾向にあります。しかし、2025年6月期末には37.33%と若干減少しています。累積赤字は、2021年3月期末の-58.17%から2024年6月期末の-17.33%まで改善傾向にありますが、2025年6月期末には-20.59%と再び悪化しています。追加資本金は、2021年3月期末の83.79%から2024年6月期末の55.83%まで減少傾向にあります。
未払費用、買掛金、その他の流動負債は、2021年3月期末の13.07%から2024年6月期末の14.01%まで、その後2025年6月期末には13.06%と比較的安定した水準で推移しています。未収手数料も同様に、概ね7%から11%の範囲で推移しています。その他の負債、非流動も、2%から5%の範囲で推移しており、大きな変動は見られません。