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Arista Networks Inc. (NYSE:ANET)

損益計算書の構造 

Arista Networks Inc.、連結損益計算書の構成

Microsoft Excel
12ヶ月終了 2024/12/31 2023/12/31 2022/12/31 2021/12/31 2020/12/31
84.02 85.83 84.82 80.65 79.00
サービス 15.98 14.17 15.18 19.35 21.00
収入 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00%
-32.83 -35.17 -35.92 -32.51 -32.36
サービス -3.04 -2.88 -3.01 -3.69 -3.70
収益コスト -35.87% -38.05% -38.93% -36.20% -36.06%
粗利 64.13% 61.95% 61.07% 63.80% 63.94%
研究開発 -14.23 -14.59 -16.63 -19.90 -21.00
セールス&マーケティング -6.10 -6.81 -7.46 -9.71 -9.90
一般および管理 -1.75 -2.03 -2.13 -2.82 -2.86
運営費 -22.09% -23.43% -26.22% -32.43% -33.75%
営業利益 42.05% 38.52% 34.86% 31.37% 30.19%
受取利息 4.44 2.60 0.63 0.24 1.17
その他の収入(費用) 0.13 0.21 0.62 -0.04 0.52
その他の収入(純額) 4.58% 2.81% 1.25% 0.21% 1.69%
税引前当期純利益 46.62% 41.33% 36.10% 31.58% 31.88%
法人税引当金 -5.90 -5.71 -5.23 -3.05 -4.50
手取り 40.73% 35.62% 30.87% 28.52% 27.38%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-12-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2020-12-31).


収益構造の変化と安定性
総収益に占める積の割合は、2020年の79%から2024年の84.02%に一時増加した後、2023年にやや低下したものの、全体的には高水準を維持している。一方、サービスの割合は2020年の21%から2024年の15.98%へと縮小の傾向を示し、収益構造の偏りが顕著となっている。これにより、同社の収益の大部分は積に依存しており、サービス分野の寄与度は低下傾向にあると評価できる。収入における全収益の割合は変動なく100%を保持している。
利益率の推移
粗利率は2020年の63.94%から2022年の最低値61.07%を経て、2024年には64.13%と上昇している。これは、収益構造の変化に伴う利益の維持・増加を示唆している。営業利益率は連続して増加傾向を示し、2020年の30.19%から2024年の42.05%へと向上した。特に2023年以降は顕著な伸びを示し、収益効率とコスト管理の改善が寄与していると考えられる。税引前純利益と手取り純利益もともに上昇しており、2024年にはそれぞれ46.62%、40.73%に達している。
コスト構造と効率性
収益コストは2020年の36.06%から2024年の35.87%へと若干の減少を見せ、コスト効率化が進行している。運営費の割合も2020年の33.75%から2024年の22.09%に減少し、経営効率の改善を示唆している。研究開発費と販促・管理費も収益に対して減少傾向にあり、これにより営業利益率の向上を支えている。
その他の収益の寄与と資金調達
受取利息は2020年の1.17%から2024年の4.44%に増加しており、資金運用の効率性が向上している。その他の収入(純額)も同様に、2020年の1.69%から2024年の4.58%へと高まり、収益多角化の効果が表れている。これらの非主要収益の増加は、総純利益の底上げに寄与していると考えられる。