包括利益計算書
包括利益とは、非所有者の源泉からの取引やその他のイベントや状況による、期間中の企業の資本(純資産)の変化です。これには、所有者による投資および所有者への分配に起因するものを除き、期間中の資本のすべての変動が含まれます。
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2025-12-31), 10-K (報告日: 2024-12-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2021-12-31).
連結当期純利益は、2021年から2023年まで増加傾向にあり、2023年には10703百万米ドルに達した。しかし、2024年には若干減少し10649百万米ドルとなったが、2025年には大幅に増加し13137百万米ドルを記録した。この変動は、全体的な収益性と事業運営の効率性に影響を与える要因を反映していると考えられる。
- 純外貨換算調整額
- 純外貨換算調整額は、2021年の-699百万米ドルから2022年には-1132百万米ドルへと減少したが、2023年には736百万米ドルとプラスに転換した。2024年には再び大幅な減少となり-2893百万米ドルを記録し、2025年には2868百万米ドルと大幅なプラスに転換した。為替レートの変動が、この項目の数値に大きな影響を与えていることが示唆される。
- デリバティブの純利益(損失)
- デリバティブの純利益(損失)は、2021年の214百万米ドルから2022年には4百万米ドルへと大幅に減少した後、2023年には-178百万米ドルと損失に転じた。2024年には270百万米ドルと再び利益に転換したが、2025年には-360百万米ドルと損失が拡大した。デリバティブ取引戦略の有効性や市場状況の変化が、この項目の変動に影響を与えている可能性がある。
- 売却可能債券の含み益(損失)の純増減
- 売却可能債券の含み益(損失)の純増減は、2021年の-90百万米ドルから2022年には37百万米ドルへと増加し、2023年には24百万米ドル、2024年には-63百万米ドル、2025年には38百万米ドルと変動している。債券市場の状況やポートフォリオ管理戦略の変化が、この項目の数値に影響を与えていると考えられる。
- 年金およびその他の退職後給付負債の純増減
- 年金およびその他の退職後給付負債の純増減は、2021年の712百万米ドルから2022年には408百万米ドルへと減少した後、2023年には-109百万米ドルとマイナスに転じた。2024年には109百万米ドルと再びプラスに転換し、2025年には94百万米ドルとなった。退職給付制度の変更や金利の変動が、この項目の数値に影響を与えている可能性がある。
- その他の包括利益(損失)
- その他の包括利益(損失)は、2021年の137百万米ドルから2022年には-683百万米ドルへと大幅に減少した後、2023年には473百万米ドルとプラスに転換した。2024年には-2577百万米ドルと大幅な損失を計上し、2025年には2640百万米ドルと大幅な利益を計上した。複数の要因が複合的に影響している可能性があり、詳細な分析が必要である。
- 包括利益
- 包括利益は、2021年の9941百万米ドルから2022年には8888百万米ドルへと減少したが、2023年には11176百万米ドルと増加した。2024年には8072百万米ドルと減少した後、2025年には15777百万米ドルと大幅に増加した。連結当期純利益およびその他の包括利益(損失)の変動が、この項目の数値に影響を与えている。
- 株主に帰属する包括利益
- 株主に帰属する包括利益は、2021年の10042百万米ドルから2022年には8977百万米ドルへと減少したが、2023年には11334百万米ドルと増加した。2024年には8063百万米ドルと減少した後、2025年には15819百万米ドルと大幅に増加した。非支配持分に帰属する包括損失(利益損失)の影響を受けつつも、全体的な包括利益の傾向と一致している。