損益計算書
四半期データ

損益計算書は、一定期間にわたる企業の事業活動の財務結果に関する情報を示しています。損益計算書は、会社が期間中にどれだけの収益を生み出したか、そしてその収益を生み出すことに関連してどのような費用がかかったかを伝えます。

Stryker Corp.、連結損益計算書(四半期データ)

百万米ドル

3ヶ月終了	2022/03/31	2021/12/31	2021/09/30	2021/06/30	2021/03/31	2020/12/31	2020/09/30	2020/06/30	2020/03/31	2019/12/31	2019/09/30	2019/06/30	2019/03/31	2018/12/31	2018/09/30	2018/06/30	2018/03/31	2017/12/31	2017/09/30	2017/06/30	2017/03/31
売り上げ高	4,275)	4,701)	4,160)	4,294)	3,953)	4,262)	3,737)	2,764)	3,588)	4,131)	3,587)	3,650)	3,516)	3,796)	3,242)	3,322)	3,241)	3,471)	3,006)	3,012)	2,955)
売上原価	(1,541)	(1,656)	(1,518)	(1,522)	(1,444)	(1,545)	(1,276)	(1,216)	(1,257)	(1,428)	(1,257)	(1,270)	(1,233)	(1,340)	(1,087)	(1,132)	(1,104)	(1,232)	(1,024)	(1,022)	(993)
粗利	2,734)	3,045)	2,642)	2,772)	2,509)	2,717)	2,461)	1,548)	2,331)	2,703)	2,330)	2,380)	2,283)	2,456)	2,155)	2,190)	2,137)	2,239)	1,982)	1,990)	1,962)
研究・開発・エンジニアリング費	(413)	(331)	(306)	(310)	(288)	(255)	(242)	(233)	(254)	(254)	(246)	(246)	(225)	(221)	(221)	(216)	(204)	(205)	(198)	(192)	(192)
販売費及び一般管理費	(1,710)	(1,745)	(1,602)	(1,505)	(1,575)	(1,562)	(1,244)	(1,225)	(1,330)	(1,380)	(1,291)	(1,282)	(1,403)	(1,431)	(1,242)	(1,190)	(1,236)	(1,217)	(1,103)	(1,130)	(1,102)
リコール料金	(14)	(5)	(16)	(76)	(6)	(21)	(2)	—)	6)	(13)	(49)	(117)	(13)	(13)	(4)	(2)	(4)	(9)	(66)	(72)	(26)
無形固定資産の償却	(150)	(145)	(144)	(149)	(181)	(130)	(114)	(110)	(118)	(112)	(116)	(122)	(114)	(93)	(112)	(110)	(102)	(96)	(92)	(95)	(88)
運営費	(2,287)	(2,226)	(2,068)	(2,040)	(2,050)	(1,968)	(1,602)	(1,568)	(1,696)	(1,759)	(1,702)	(1,767)	(1,755)	(1,758)	(1,579)	(1,518)	(1,546)	(1,527)	(1,459)	(1,489)	(1,408)
営業利益(損失)	447)	819)	574)	732)	459)	749)	859)	(20)	635)	944)	628)	613)	528)	698)	576)	672)	591)	712)	523)	501)	554)
その他の収入(費用)、純額	(61)	(62)	(79)	(70)	(92)	(78)	(79)	(67)	(45)	(8)	(47)	(48)	(48)	(41)	(42)	(49)	(49)	(63)	(52)	(57)	(55)
税引前利益(損失)	386)	757)	495)	662)	367)	671)	780)	(87)	590)	936)	581)	565)	480)	657)	534)	623)	542)	649)	471)	444)	499)
所得税	(63)	(95)	(57)	(70)	(65)	(103)	(159)	4)	(97)	(211)	(115)	(85)	(68)	1,411)	56)	(171)	(99)	(898)	(37)	(53)	(55)
当期純利益(損失)	323)	662)	438)	592)	302)	568)	621)	(83)	493)	725)	466)	480)	412)	2,068)	590)	452)	443)	(249)	434)	391)	444)

売上高: 2017年から2022年までの期間を通じて、売上高は全体的に増加傾向にあることが確認できる。特に2018年第4四半期から2019年第1四半期までの間に大きな伸びが見られ、その後も安定した成長を示している。ただし、2020年第1四半期には一時的な減少が見られるものの、その後は回復し、新たな高水準に到達している。これらの動きは、事業の拡大や市場の需要の増加を反映している可能性がある。
売上原価及び粗利益: 売上原価は同期間を通じて増加しており、特に2020年第1四半期に大幅な増加を示した。それにもかかわらず、粗利益は2000万ドルから4000万ドル超に増加し、売上高増加に伴う収益性の向上が示唆される。一方で、売上原価の増加はコスト管理の課題や原材料価格の変動の影響も考えられるが、総じて粗利益を維持・拡大する結果となっている。
研究・開発費および販売管理費: 研究開発費は全期間を通して一定範囲内で推移し、やや増加傾向にある。これは新製品や技術革新への投資を反映している可能性がある。販売費及び一般管理費も増加しており、特に2020年以降は人件費やマーケティングコストの増加が見て取れる。これらのコスト増は、事業拡大や市場シェア拡大のための積極的な投資活動の一環と推測される。
リコール費用および運営費: リコール料金は期間を通じて変動があり、特に2019年第2四半期に大きく増加している。これは製品の品質問題や回収活動の拡大を示す可能性がある。運営費も継続的に増加傾向にあり、労務費やその他運営コストの増加が反映されている。これらのコストの上昇は、事業規模の拡大や新市場進出に伴う支出増を示唆している。
営業利益と純利益: 営業利益は全体として増加傾向にあるが、2019年第4四半期に一時的に大きく減少した点が目立つ。その後は回復し、2020年以降は高いレベルを維持している。一方、税引前利益と当期純利益も類似のパターンを示し、特に2020年第2四半期には大きな増加が見られる。ただし、2019年第1四半期の純利益の減少は一時的な要因や特定のコスト費用に起因している可能性がある。全体としては、事業の収益性は良好に推移しているが、周期的な変動も認められる。
全体的な洞察: この期間にわたる財務データからは、売上高の持続的な成長とともに、利益やコスト構造の改善および変動も観察できる。コスト増加を上回る売上拡大と利益の増加が、企業の収益性と成長性を示している。ただし、一時的なリコール費用や費用の増加に伴う変動もあり、今後のコスト管理や品質改善の継続が重要となる可能性がある。全体としては、堅調な事業運営と今後の成長への期待が示唆される。以上の傾向は、企業の戦略的投資と市場環境の変動に対応した結果と考えられる。

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Stryker Corp. (NYSE:SYK)

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