営業利益率
2005年以降

計算
競合他社との比較

計算

Corning Inc.、営業利益率、長期トレンド計算

	営業利益率	=	100	×	営業利益¹	÷	売り上げ高¹
2023/12/31	7.07%	=	100	×	890)	÷	12,588)
2022/12/31	10.13%	=	100	×	1,438)	÷	14,189)
2021/12/31	15.00%	=	100	×	2,112)	÷	14,082)
2020/12/31	4.50%	=	100	×	509)	÷	11,303)
2019/12/31	11.35%	=	100	×	1,306)	÷	11,503)
2018/12/31	13.95%	=	100	×	1,575)	÷	11,290)
2017/12/31	16.11%	=	100	×	1,630)	÷	10,116)
2016/12/31	14.81%	=	100	×	1,391)	÷	9,390)
2015/12/31	14.51%	=	100	×	1,322)	÷	9,111)
2014/12/31	19.88%	=	100	×	1,931)	÷	9,715)
2013/12/31	17.53%	=	100	×	1,371)	÷	7,819)
2012/12/31	16.49%	=	100	×	1,321)	÷	8,012)
2011/12/31	21.47%	=	100	×	1,694)	÷	7,890)
2010/12/31	27.16%	=	100	×	1,801)	÷	6,632)
2009/12/31	7.25%	=	100	×	391)	÷	5,395)
2008/12/31	25.55%	=	100	×	1,520)	÷	5,948)
2007/12/31	18.45%	=	100	×	1,081)	÷	5,860)
2006/12/31	16.35%	=	100	×	846)	÷	5,174)
2005/12/31	12.93%	=	100	×	592)	÷	4,579)

¹ 百万米ドル

全体の要約: 本データの期間は2005/12/31から2023/12/31までで、売上高は長期的に増加傾向を示す一方、営業利益は大幅に変動している。営業利益率は2008年と2010年に高水準を記録する一方、2020年には急低下し、その後も回復は限定的に留まって2021年に再び高い水準へ戻るが2022年以降は再び低下している。全体として、売上の増加トレンドは継続しており、2021年には顕著な伸長を見せたが、利益率の変動性は高く、2020年の影響とその後の回復過程が収益性に大きく影響している。
売上高の推移と変動要因: 売上高は年々増加する傾向を示し、2005年の約4,579百万ドルから2022年には約14,189百万ドルへ上昇した。その後2023年には約12,588百万ドルへ減少した。2009年から2010年にかけて大きな伸びが見られ、2014年には再びピークに近い水準へ達した。2015年以降は一時的な鈍化を経て2017年以降再び成長を示した一方、2020年には新型コロナ禍の影響とともに小幅な減少を記録している。2021年と2022年には大きな伸長を見せ、2023年には再び減速している。
営業利益の推移と波及効果: 営業利益は2008年の1,520百万ドル、2010年の1,801百万ドル、2014年の1,931百万ドルと高水準を記録する局面がある一方、2009年には大きく落ち込み391百万ドルとなった。2020年には509百万ドルへ急落し、同年の規模を大きく縮小した。2021年には再び回復し2,112百万ドルへ達し、その後2022年は1,438百万ドル、2023年は890百万ドルへ低下した。
営業利益率の推移と構造的示唆: 営業利益率は2008年の25.55%、2010年の27.16%と高水準を示した後、2011年以降は15%台前半から20%前後を推移している。2020年には4.5%へ急落し、2021年には15.0%、2022年には10.13%、2023年には7.07%と低水準で推移している。売上高の成長とともに利益額は回復しているものの、マージンは大幅な変動性を伴い、コスト構造・価格設定の影響を強く受けている可能性がある。
期間別の転換点と洞察: 2008-2010は高い利益率と営業利益のピークを生んだ時期であり、売上の成長と組み合わさって収益性を押し上げた。2020年はパンデミックの影響とコスト要因によって利益率が急低下し、営業利益も大幅に縮小した。その後2021-2022にかけて売上が大幅に回復する一方、利益率は2020年ほどの水準には戻らず、2023年には再び低下している。これらの転換点は、製品ミックスの変化、原価構造、価格設定の影響を反映している可能性がある。
結論: 総じて、長期的な売上成長は確認できるが、営業利益と営業利益率は高いボラティリティを伴って推移しており、一定の収益性の安定性には限界がある。特に2020年の大量の売上増にもかかわらず利益率が低下した事象は、コスト管理と価格戦略の重要性を示唆しており、2021-2022年の回復局面を通じても利益率の安定化には継続的な改善が必要と見られる。

競合他社との比較

Corning Inc.、営業利益率、長期トレンド、競合他社との比較

	Corning Inc.	Apple Inc.	Arista Networks Inc.	Cisco Systems Inc.	Dell Technologies Inc.	Super Micro Computer Inc.
2023/12/31	7.07%	29.82%	38.52%	26.37%	5.64%	10.68%
2022/12/31	10.13%	30.29%	34.86%	27.09%	4.60%	6.45%
2021/12/31	15.00%	29.78%	31.37%	25.76%	5.46%	3.48%
2020/12/31	4.50%	24.15%	30.19%	27.63%	2.85%	2.57%
2019/12/31	11.35%	24.57%	33.42%	27.39%	-0.21%	2.78%
2018/12/31	13.95%	26.69%	12.71%	24.95%	—	2.82%
2017/12/31	16.11%	26.76%	28.57%	24.94%	—	3.82%
2016/12/31	14.81%	27.84%	21.56%	25.71%	—	4.82%
2015/12/31	14.51%	30.48%	17.83%	21.91%	—	7.37%
2014/12/31	19.88%	28.72%	21.49%	19.82%	—	5.47%
2013/12/31	17.53%	28.67%	—	23.03%	—	2.34%
2012/12/31	16.49%	35.30%	—	21.85%	—	4.54%
2011/12/31	21.47%	31.22%	—	17.76%	—	6.23%
2010/12/31	27.16%	28.19%	—	22.89%	—	5.65%
2009/12/31	7.25%	20.96%	—	20.27%	—	4.60%
2008/12/31	25.55%	19.32%	—	23.88%	—	7.45%
2007/12/31	18.45%	18.37%	—	24.69%	—	7.11%
2006/12/31	16.35%	12.70%	—	24.56%	—	—
2005/12/31	12.93%	11.84%	—	29.90%	—	—

Corning Inc. (NYSE:GLW)

営業利益率 2005年以降

計算

競合他社との比較

営業利益率
2005年以降