Corning Inc., EBITDA計算

百万米ドル

12ヶ月終了	2023/12/31	2022/12/31	2021/12/31	2020/12/31	2019/12/31
コーニングインコーポレイティッドに帰属する当期純利益	581)	1,316)	1,906)	512)	960)
もっとその：非支配持分に帰属する当期純利益	67)	70)	29)	11)	19)
もっとその：所得税費用	168)	411)	491)	111)	256)
税引前利益 (EBT)	816)	1,797)	2,426)	634)	1,235)
もっとその：利息	329)	292)	300)	276)	221)
利息・税引前利益 (EBIT)	1,145)	2,089)	2,726)	910)	1,456)
もっとその：減価償却	1,247)	1,329)	1,352)	1,399)	1,390)
もっとその：購入した無形資産の償却	122)	123)	129)	121)	113)
利息、税金、減価償却費、償却前利益(EBITDA)	2,514)	3,541)	4,207)	2,430)	2,959)

当期純利益: 2019年から2021年にかけて著しい増加傾向を示し、2021年には過去最高値を記録している。これにより、同期間において収益性の向上が顕著だったことが示唆される。一方、2022年以降は減少傾向に転じ、2023年には最も低い水準となっているが、依然として2020年と比較すると高い水準を維持している。
税引前利益 (EBT): 2019年から2021年にかけて大きく増加し、この期間において利益の改善が見られるも、2022年には減少しており、2023年には2020年並みに低下している。これにより、収益性のピークは2021年にかけてであったと考えられる。
利息・税引前利益 (EBIT): 2020年に減少したものの、2021年には回復し、大幅に増加している。2022年、2023年には再び減少へ転じ、2023年の水準は2019年よりも低い。総じて、2021年の利益水準が最も高く、その後の年度では縮小傾向が見られる。
EBITDA: 2019年から2021年にかけて増加し、収益の改善を反映している。2022年には若干の減少が見られるが、2023年は再び低下し、前年を下回る水準となった。これにより、キャッシュフローに関連する利益指標は2021年をピークにその後縮小していることが示されている。

Corning Inc., EV/EBITDA計算、ベンチマークとの比較

¹ 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

会社のEV / EBITDAがベンチマークのEV / EBITDAよりも低い場合、会社は比較的過小評価されています。
そうでなければ、企業のEV/EBITDAがベンチマークのEV/EBITDAよりも高い場合、その企業は相対的に過大評価されています。

Corning Inc., EV/EBITDA計算、ベンチマークとの比較

	2023/12/31	2022/12/31	2021/12/31	2020/12/31	2019/12/31
選択した財務データ (百万米ドル)
企業価値 (EV)¹	33,529)	35,704)	40,033)	36,128)	29,055)
利息、税金、減価償却費、償却前利益(EBITDA)²	2,514)	3,541)	4,207)	2,430)	2,959)
バリュエーション比率
EV/EBITDA³	13.34	10.08	9.52	14.87	9.82
ベンチマーク
EV/EBITDA競合他社⁴
Apple Inc.	21.66	19.15	20.47	23.12	—
Arista Networks Inc.	31.29	24.52	37.29	26.96	—
Cisco Systems Inc.	12.16	10.52	15.05	9.69	—
Dell Technologies Inc.	6.61	4.85	9.32	8.64	—
Super Micro Computer Inc.	16.77	10.50	11.19	10.65	—
EV/EBITDAセクター
テクノロジーハードウェア&機器	20.01	17.26	19.17	19.89	—
EV/EBITDA産業
情報技術	23.62	18.33	20.59	19.76	—

³ 2023 計算
EV/EBITDA = EV ÷ EBITDA
= 33,529 ÷ 2,514 = 13.34

⁴ 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

企業価値（EV）の推移: 2019年から2021年にかけて企業価値は順調に増加し、2021年には最大の40,033百万米ドルに達した。その後、2022年と2023年には減少傾向が見られる。2022年には35,704百万米ドルとなり、2023年には33,529百万米ドルに下落している。これは市場の評価や企業の成長期待に変動が生じたことを示唆している。
EBITDAの変動: EBITDAは2019年から2021年にかけて増加し、2021年には4,207百万米ドルに達したが、その後2022年には3,541百万米ドルに減少し、2023年には2,514百万米ドルとさらに縮小した。2023年のEBITDAは過去最低水準となっており、収益性の圧迫やコスト増加の可能性が考えられる。
EV/EBITDA比率の推移: この比率は2019年の9.82から2020年の14.87に上昇し、その後2019年から2021年にかけて9.52に低下した。2022年と2023年にはそれぞれ10.08及び13.34と上昇している。特に2023年の比率は、過去と比較して高値となっており、企業価値に対するEBITDAの相対的な評価が高まっていることを示している。この動きは、企業の収益力の相対的な低下や、投資家の評価の変動を反映している可能性がある。

Corning Inc. (NYSE:GLW)

企業価値対 EBITDA 比率 (EV/EBITDA)