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Colgate-Palmolive Co. (NYSE:CL)

この会社は アーカイブに移動しました! 財務データは2023年7月28日以降更新されていません。

長期活動比の分析 
四半期データ

Microsoft Excel

活動比率は、企業が売掛金の回収や在庫の管理など、日常業務をどれだけ効率的に遂行しているかを測定します。


長期活動比(サマリー)

Colgate-Palmolive Co.、長期活動率(四半期データ)

Microsoft Excel
2023/06/30 2023/03/31 2022/12/31 2022/09/30 2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31
固定資産回転率 4.21 4.20 4.17 4.30 4.70 4.66 4.67 4.77 4.66 4.63 4.43 4.61 4.58 4.56 4.18 4.20 4.06 4.04 4.01
総資産回転率 1.15 1.13 1.14 1.09 1.13 1.11 1.16 1.09 1.07 1.06 1.03 1.05 1.05 1.06 1.04 1.03 1.17 1.20 1.28
自己資本回転率 44.81 28.52 105.36 54.44 28.61 29.34 36.81 63.81 22.17 24.75 59.47 134.13

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).


固定資産回転率
2018年4月以降、指標は比較的一定の範囲内で推移しながらも、2020年第2四半期の4.56をピークに、2022年第2四半期までやや高めの水準を維持している。その後、2022年第3四半期から2023年6月にかけて若干低下傾向が見られる。これは、固定資産の効率的な利用に一定の安定性があったものの、近年の景気変動や経営環境の変化を反映し、効率性がやや低下した可能性がある。
総資産回転率
この指標は2018年3月期から持続的に緩やかな上昇傾向を示しており、2020年のコロナ禍の影響下でも比較的安定して推移している。2020年第4四半期に1.06まで上昇し、その後も1.09付近を維持しており、総資産の効率的運用が続いていることを示唆する。しかし、2023年6月期ではやや横ばいかつわずかに上昇しており、資産の運用効率は引き続き改善傾向にあると考えられる。
自己資本回転率
この指標については、2020年度以降に一時的な大きな変動がみられる。2020年第2四半期には59.47と特に高く推移し、その後は2020年末の24.75、2021年中の28.52、2022年6月には44.81と変動している。これらの変動は、自己資本の運用効率の一時的な改善とともに、企業の資本構造の変動や資金調達状況の変化による影響を反映している可能性が高い。全体として、コロナ禍以降の企業の資本効率の変動を示していると解釈できる。

固定資産回転率

Colgate-Palmolive Co.、固定資産純回転率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2023/06/30 2023/03/31 2022/12/31 2022/09/30 2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
売り上げ 高 4,822 4,770 4,629 4,455 4,484 4,399 4,403 4,414 4,260 4,344 4,324 4,153 3,897 4,097 4,015 3,928 3,866 3,884 3,811 3,845 3,886 4,002
有形固定資産、プラントおよび設備、ネット 4,431 4,363 4,307 4,123 3,765 3,752 3,730 3,633 3,665 3,609 3,716 3,506 3,483 3,487 3,750 3,689 3,793 3,821 3,881 3,871 3,908 4,087
長期活動率
固定資産回転率1 4.21 4.20 4.17 4.30 4.70 4.66 4.67 4.77 4.66 4.63 4.43 4.61 4.58 4.56 4.18 4.20 4.06 4.04 4.01
ベンチマーク
固定資産回転率競合 他社2
Procter & Gamble Co. 3.79 3.91 3.78 3.73 3.67 3.61 3.51 3.55 3.45 3.47 3.43

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).

1 Q2 2023 計算
固定資産回転率 = (売り上げ 高Q2 2023 + 売り上げ 高Q1 2023 + 売り上げ 高Q4 2022 + 売り上げ 高Q3 2022) ÷ 有形固定資産、プラントおよび設備、ネット
= (4,822 + 4,770 + 4,629 + 4,455) ÷ 4,431 = 4.21

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


売り上げの推移について
対象会社の売上高は、全期間を通じて緩やかな増加傾向を示している。2018年第1四半期の4,002百万米ドルから、2023年第2四半期には4,822百万米ドルへと増加しており、特に2020年度以降に顕著な伸びを見せている。2020年度にはCOVID-19パンデミックの影響により、一時的に売上高が変動したものの、その後は回復し、継続的に成長を続けていることが伺える。
有形固定資産の動向
有形固定資産の総額は、2018年第1四半期の4,087百万米ドルから、2023年第2四半期には4,363百万米ドルに増加している。期間を追うごとに増加の傾向が見られ、2020年度以降においても資産規模の拡大が継続していることから、設備投資や資産の更新に積極的に取り組んできたことが示唆される。特に2022年以降には、資産が着実に積み増されている。
固定資産回転率の動向
固定資産回転率は、単年度ごとに4.01から4.77の範囲で推移し、全体的に安定した水準を維持している。2020年度以降には回転率がやや高めに達し、4.43から4.66の範囲で推移している。これは、固定資産の効率的な活用が継続されていることを示す。ただし、2018年から2021年にかけて微細な変動が見られるものの、大きな変動はなく、資産効率の安定性が確認できる。

総資産回転率

Colgate-Palmolive Co.、総資産回転率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2023/06/30 2023/03/31 2022/12/31 2022/09/30 2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
売り上げ 高 4,822 4,770 4,629 4,455 4,484 4,399 4,403 4,414 4,260 4,344 4,324 4,153 3,897 4,097 4,015 3,928 3,866 3,884 3,811 3,845 3,886 4,002
総資産 16,227 16,173 15,731 16,288 15,711 15,723 15,040 15,880 15,999 15,801 15,920 15,466 15,141 15,070 15,034 15,026 13,151 12,883 12,161 12,571 12,650 13,144
長期活動率
総資産回転率1 1.15 1.13 1.14 1.09 1.13 1.11 1.16 1.09 1.07 1.06 1.03 1.05 1.05 1.06 1.04 1.03 1.17 1.20 1.28
ベンチマーク
総資産回転率競合 他社2
Procter & Gamble Co. 0.68 0.69 0.68 0.66 0.65 0.64 0.64 0.64 0.62 0.60 0.59

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).

1 Q2 2023 計算
総資産回転率 = (売り上げ 高Q2 2023 + 売り上げ 高Q1 2023 + 売り上げ 高Q4 2022 + 売り上げ 高Q3 2022) ÷ 総資産
= (4,822 + 4,770 + 4,629 + 4,455) ÷ 16,227 = 1.15

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


売上高の推移
2018年から2023年にかけて、売上高は全体的に増加傾向を示している。特に、2020年から2023年にかけての期間において、季節的な変動は見られるものの、総じて売上高は上昇している。2022年度には一層顕著な成長を示しており、2023年6月期には史上最高値に近づいている。
総資産の変動
総資産は2018年から2023年にかけて、概ね増加している。一時的に減少した期間もあるものの、2020年以降は再び増加基調に転じ、2022年には約16,200百万米ドルのピークに達している。総資産の拡大は、資産構成の最適化および事業拡大の影響と考えられる。
総資産回転率の動向
総資産回転率は2018年後半から2019年にかけて1.17から1.28に改善した後、2020年には1.03から1.06の範囲で推移している。2020年以降は概ね1.09から1.16の間で安定しており、資産効率の維持または向上を示唆している。特に、2021年の一時期に比べて、2022年には再び1.15程度に回復していることから、資産の有効活用が継続して行われていると推測される。
総括
全体として、売上高の増加とともに総資産も拡大し、資産回転率も良好に維持されていることから、企業の成長が効率的に進行していることが示唆される。売上高の着実な伸びと資産効率の安定は、事業戦略の適切さや市場における競争優位性の維持を示すものであり、今後もこの傾向が続けば、さらなる成長が期待できる。

自己資本回転率

Colgate-Palmolive Co.、自己資本回転率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2023/06/30 2023/03/31 2022/12/31 2022/09/30 2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
売り上げ 高 4,822 4,770 4,629 4,455 4,484 4,399 4,403 4,414 4,260 4,344 4,324 4,153 3,897 4,097 4,015 3,928 3,866 3,884 3,811 3,845 3,886 4,002
Colgate-Palmolive Companyの株主資本総額 (64) (6) 401 622 168 321 609 591 464 262 743 653 268 (113) 117 (324) (347) (552) (102) (430) (523) (249)
長期活動率
自己資本回転率1 44.81 28.52 105.36 54.44 28.61 29.34 36.81 63.81 22.17 24.75 59.47 134.13
ベンチマーク
自己資本回転率競合 他社2
Procter & Gamble Co. 1.81 1.83 1.72 1.75 1.76 1.67 1.64 1.61 1.54 1.50 1.53

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).

1 Q2 2023 計算
自己資本回転率 = (売り上げ 高Q2 2023 + 売り上げ 高Q1 2023 + 売り上げ 高Q4 2022 + 売り上げ 高Q3 2022) ÷ Colgate-Palmolive Companyの株主資本総額
= (4,822 + 4,770 + 4,629 + 4,455) ÷ -64 =

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


売上高の推移と傾向
2018年度から2023年第2四半期までの期間において、売上高は概ね増加傾向を示している。特に2020年以降、年度ごとの売上高が安定して増加しており、2020年第4四半期以降に顕著な伸びが確認できる。2023年第2四半期には、4822百万米ドルと最高値を示し、継続的な成長を示唆している。
株主資本の変動とその解釈
株主資本総額は、2018年度から2021年にかけてマイナスないし不足状態を示し、特に2018年第1四半期と2019年第1四半期に大きなマイナスを記録している。これは過去の純資産の負債超過や減少を反映していると考えられる。しかしながら、2020年第2四半期以降は正の値に回復し、2021年には大きな改善を見せている。2023年第2四半期には-64百万米ドルとなり、依然として純資産の状況は改善の余地があるものの、回復基調にあることが示唆される。
自己資本回転率の動向
自己資本回転率は、データが断片的であるものの、2020年以降一定の増減を示している。2020年第2四半期には54.44と高い値を示し、その後2021年第2四半期には105.36と一時的に上昇している。これにより、資本を用いた売上生成効率が一時期高まったと考えられるが、詳細な期間ごとの動向が乏しいため、継続的な分析は限定的である。全体としては、資本効率の改善の兆しが見て取れる。
総評
この期間において、売上高の持続的な増加とともに、株主資本の回復傾向が観察される。売上高の増加は製品や市場の拡大によるものと考えられ、企業の収益性は概ね向上していると見られる。一方、株主資本の状況は依然として慎重な評価を要しつつも、経営財務の健全化の兆しが見られる。自己資本回転率の上昇は、資本をより効率的に活用できる体制への移行を示唆しており、今後の持続的成長に向けた一助となる可能性を持つ。