包括利益計算書
包括利益とは、非所有者の源泉からの取引やその他のイベントや状況による、期間中の企業の資本(純資産)の変化です。これには、所有者による投資および所有者への分配に起因するものを除き、期間中の資本のすべての変動が含まれます。
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2026-04-24), 10-K (報告日: 2025-04-25), 10-K (報告日: 2024-04-26), 10-K (報告日: 2023-04-28), 10-K (報告日: 2022-04-29), 10-K (報告日: 2021-04-30).
純利益は2021年4月期の3,630百万米ドルから2022年には5,062百万米ドルへと急増したが、その後2023年および2024年には3,700百万米ドル台まで減少した。しかし、2025年からは再び上昇傾向に転じ、2026年には4,837百万米ドルに達しており、中長期的には回復基調にある。
- 外貨換算およびヘッジの影響
- 翻訳調整およびネット投資ヘッジの項目において極めて大きな変動が確認される。特に2022年には翻訳調整で2,086百万米ドルの損失が発生した一方で、ネット投資ヘッジで2,299百万米ドルの利益を計上しており、為替変動リスクが包括利益に与える影響をヘッジ手段で相殺する構造が見て取れる。
- 包括利益の変動パターン
- 非支配持分を含む包括利益は、純利益の変動以上に振幅が大きく、2022年の6,275百万米ドルから2023年には2,550百万米ドルへと大幅に減少した。その後は回復傾向にあり、2026年には5,018百万米ドルまで拡大している。これは、その他の包括利益に含まれる未実現損益や翻訳調整などの非現金項目が、最終的な包括利益の数値を大きく変動させているためである。
- 持分帰属の状況
- 非支配株主持分に帰属する包括利益は、全期間を通じて-17百万米ドルから-34百万米ドルの範囲で推移しており、全体の包括利益に対する寄与度は極めて低い。そのため、包括利益のほぼすべてが親会社に帰属する結果となっている。