貸借対照表:資産
貸借対照表は、債権者、投資家、アナリストに、会社のリソース(資産)とその資本源(資本および負債)に関する情報を提供します。通常、企業の資産の将来の収益能力に関する情報や、売掛金や棚卸資産から生じる可能性のあるキャッシュフローの指標も提供します。
資産とは、過去の出来事の結果として会社が管理し、将来の経済的利益が事業体に流れると予想される資源です。
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2026-04-24), 10-K (報告日: 2025-04-25), 10-K (報告日: 2024-04-26), 10-K (報告日: 2023-04-28), 10-K (報告日: 2022-04-29), 10-K (報告日: 2021-04-30).
流動資産および固定資産の推移から、資産構成の緩やかな変化が認められる。
- 流動資産の推移と流動性の分析
- 現金および現金同等物は2021年度から2024年度にかけて減少傾向にあり、特に2024年度に最低水準を記録したが、その後は回復に転じている。一方で、売掛金および在庫は一貫して増加傾向にあり、事業活動に伴う運転資本の需要が増大していることが示唆される。流動資産全体としては、2023年度に一時的な減少が見られたものの、その後は増加に転じ、回復基調にある。
- 固定資産の構造的変化
- 有形固定資産は継続的に増加しており、設備投資が着実に実施されていることが読み取れる。対照的に、その他の無形固定資産は大幅な減少傾向にあり、継続的な償却が進んでいると考えられる。好意(グッドウィル)は400億ドルから420億ドルの高水準で安定的に推移しており、固定資産全体の大部分を占める主要な構成要素となっている。
- 総資産の概況
- 総資産は、期間を通じて約900億ドルから930億ドルの範囲内で推移しており、極めて安定している。無形固定資産の減少分を有形固定資産の拡充や流動資産の増加が相殺する形で、資産全体の規模が維持される構造となっている。