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KLA Corp. (NASDAQ:KLAC)

包括利益計算書 

KLA Corp.、連結包括利益計算書

千米ドル

Microsoft Excel
12ヶ月終了 2025/06/30 2024/06/30 2023/06/30 2022/06/30 2021/06/30 2020/06/30
手取り 4,061,643 2,761,896 3,387,351 3,322,060 2,077,353 1,215,025
累積為替換算調整 17,820 (11,763) (22,288) (15,915) 12,236 (26)
所得税(繰り立て)給付 749 544 1,547 4,592 (842) 110
為替換算調整に関連する純変動 18,569 (11,219) (20,741) (11,323) 11,394 84
期間中に発生した純含み利益(損失) 36,726 9,737 30,025 104,952 3,782 (16,739)
当期純利益に含まれる純損失 (利益) の再分類調整 (15,429) (25,904) (29,058) (5,919) 181 (2,072)
所得税(繰り立て)給付 (2,742) 2,466 2,141 (22,105) (805) 4,286
キャッシュフローヘッジに関連する純増減 18,555 (13,701) 3,108 76,928 3,158 (14,525)
確定給付型年金制度に関連する認識不能な損失および移行義務に関連する純増減 3,706 3,043 6,074 (1,438) (7,247) 2,397
期間中に発生した純含み利益(損失) 12,090 11,527 2,459 (20,792) (3,678) 6,029
当期純利益に含まれる純損失 (利益) の再分類調整 (59) 103 986 306 (253) (297)
所得税(繰り立て)給付 (2,585) (2,487) (756) 4,405 843 (433)
売却可能証券に関連する純変動 9,446 9,143 2,689 (16,081) (3,088) 5,299
その他の包括利益(損失) 50,276 (12,734) (8,870) 48,086 4,217 (6,745)
包括利益 4,111,919 2,749,162 3,378,481 3,370,146 2,081,570 1,208,280
非支配持分に起因する包括(利益)損失 (74) (253) 939 1,760
KLAに帰属する包括利益 4,111,919 2,749,162 3,378,407 3,369,893 2,082,509 1,210,040

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2025-06-30), 10-K (報告日: 2024-06-30), 10-K (報告日: 2023-06-30), 10-K (報告日: 2022-06-30), 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-K (報告日: 2020-06-30).


総合的な収益動向
2020年から2023年にかけて、包括利益は堅調に推移し、2022年と2023年にはピークを迎えている。一方、2024年にはやや減少傾向を示したが、その後2025年には再び大きな増加を示し、全体として高い水準を維持している。
純利益の傾向
手取り(純利益)は、2020年に比較して2024年にかけて増加する傾向が見られるものの、2025年にかけて再び上昇し、最も高い数値に到達している。これにより、利益の安定的な増加が示唆される。
為替換算調整の影響
累積為替換算調整や為替換算調整に関連する純変動には大きな変動がみられ、2021年に正の調整が発生した後、2022年以降は負の調整が続いた。その後2025年には正の調整に戻り、為替変動の影響が多様であることを示している。
純含み利益・損失の動き
期間中に発生した純含み利益(損失)は、2022年に大きく増加し、その後も比較的高い水準を維持している。この傾向は、会社の投資や市場変動の影響を反映している可能性がある。
再分類調整と税金調整の変動
純損失や利益の再分類調整の金額は変動が激しく、特に2023年には大幅な損失調整が見られる。また、所得税の繰り立て調整も年度によって増減しており、税務上や会計処理上の変化を反映していると考えられる。
キャッシュフローヘッジ及びその他の包括利益
キャッシュフローヘッジに関連する純増減やその他の包括利益(損失)は、2022年に極端に増加した後、多様な動きを見せており、リスクヘッジや資産売却に伴う影響を示している。特に、その他の包括利益は大きく変動し、最終的には増加傾向にある。
資産売却と証券の動き
売却可能証券に関連する純変動は、2022年に負の大きな値を記録した後、2023年以降はプラスの値を維持し、資産売却や証券運用の変動を反映している。
全体的な分析
2020年から2025年にかけて、会社の包括利益は大きな変動を見せながらも、最終的には大きな増加を示しており、株主価値の向上に寄与していることが示唆される。利益の増加とともに、為替や資産の変動にも注意が必要であり、今後の財務戦略の見直しが求められる可能性がある。