収益率は、企業がそのリソース(資産)から収益性の高い売上を生み出す能力を測定します。

収益率(サマリー)
売上総利益率
営業利益率
純利益率
自己資本利益率 (ROE)
総資産利益率 (ROA)

Stryker Corp.、収益率(四半期データ)

	2022/03/31	2021/12/31	2021/09/30	2021/06/30	2021/03/31	2020/12/31	2020/09/30	2020/06/30	2020/03/31	2019/12/31	2019/09/30	2019/06/30	2019/03/31	2018/12/31	2018/09/30	2018/06/30	2018/03/31	2017/12/31	2017/09/30	2017/06/30	2017/03/31
売上高比率
売上総利益率	64.22%	64.11%	63.83%	64.38%	62.75%	63.11%	63.59%	63.34%	65.15%	65.14%	64.95%	65.29%	65.47%	65.72%	65.69%	65.55%	65.58%	65.68%	—	—	—
営業利益率	14.76%	15.10%	15.08%	17.23%	13.91%	15.49%	17.00%	15.54%	18.86%	18.23%	16.96%	17.00%	17.83%	18.65%	19.22%	19.16%	18.28%	18.40%	—	—	—
純利益率	11.56%	11.66%	11.40%	12.82%	9.57%	11.14%	12.35%	11.38%	14.47%	13.99%	23.55%	24.99%	25.38%	26.12%	9.31%	8.28%	8.00%	8.20%	—	—	—
投資比率
自己資本利益率 (ROE)	13.39%	13.40%	13.40%	15.07%	10.43%	12.22%	13.52%	12.55%	16.50%	16.26%	27.82%	29.72%	30.12%	30.29%	12.54%	11.42%	11.06%	10.23%	—	—	—
総資産利益率 (ROA)	5.58%	5.76%	5.56%	6.18%	4.21%	4.66%	5.44%	5.09%	7.35%	6.90%	12.85%	13.47%	13.58%	13.05%	5.60%	5.01%	4.60%	4.60%	—	—	—

売上総利益率: 2017年第三四半期までの具体的な数値は示されていないが、2018年第2四半期以降、約63.11%から65.72%の範囲で比較的安定した水準を維持していることが観察される。2020年に若干の低下傾向が見られるものの、その後は再び安定した水準へ回復している。全体的に見て、売上総利益率は堅調な利益性を示しており、為替や市場環境の変動に対して比較的耐性があると考えられる。
営業利益率: 2018年第2四半期以降、18%台から19%台の範囲で推移し、一定の利益率を維持している。ただし、2019年後半から2020年にかけては、17%台にやや低下していることが見受けられる。それでも、2021年から再び15%台へと低下傾向にはあるが、全体として比較的安定しており、営業効率の一定性を示唆している。特に2020年に利益率がやや低下したことは、市場やコスト構造の変動の影響と推測できる。
純利益率: 2018年後半から2020年にかけて、比較的高い水準（約11%から26%）を示し、特に2020年第1四半期に26.12%と突出している。これは、COVID-19パンデミックの影響により一時的に収益性が高まった可能性も考えられる。その後は、11%〜12%台に戻る傾向が続いている。長期的には、安定した純利益率の範囲（約9%〜12%）で推移しており、収益性の維持に一定の強さを持つと判断される。
自己資本利益率（ROE）: 2018年から2021年にかけて、10%台から高点の30%以上まで変動している。特に2020年第1四半期に30.29%、2020年第2四半期に30.12%と、資本効率の良さを示している。一方、2021年以降は13%〜15%台に落ち着いていることから、一時的な高パフォーマンスの後、標準的な水準に戻ったと推測される。これらの動きは、収益性の変動や資本構成の見直しの影響を反映している可能性がある。
総資産利益率（ROA）: 2018年以降、約4.2%から13%の範囲で推移し、2020年第1四半期に13.05%とピークを示している。2020年後半以降は5%台に減少傾向が見られるものの、2021年には再び6%前後に回復している。全体として、資産の効率的な運用状況は良好に推移しているが、2020年のピーク時からやや低下していることから、資産の集中や市場環境の変動が影響している可能性が指摘できる。

売上高利益率

投資収益率

Stryker Corp.、売上総利益率、計算式(四半期データ)

	2022/03/31	2021/12/31	2021/09/30	2021/06/30	2021/03/31	2020/12/31	2020/09/30	2020/06/30	2020/03/31	2019/12/31	2019/09/30	2019/06/30	2019/03/31	2018/12/31	2018/09/30	2018/06/30	2018/03/31	2017/12/31	2017/09/30	2017/06/30	2017/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
粗利	2,734)	3,045)	2,642)	2,772)	2,509)	2,717)	2,461)	1,548)	2,331)	2,703)	2,330)	2,380)	2,283)	2,456)	2,155)	2,190)	2,137)	2,239)	1,982)	1,990)	1,962)
売り上げ高	4,275)	4,701)	4,160)	4,294)	3,953)	4,262)	3,737)	2,764)	3,588)	4,131)	3,587)	3,650)	3,516)	3,796)	3,242)	3,322)	3,241)	3,471)	3,006)	3,012)	2,955)
収益率
売上総利益率¹	64.22%	64.11%	63.83%	64.38%	62.75%	63.11%	63.59%	63.34%	65.15%	65.14%	64.95%	65.29%	65.47%	65.72%	65.69%	65.55%	65.58%	65.68%	—	—	—
ベンチマーク
売上総利益率競合他社²
Abbott Laboratories	52.44%	52.21%	52.01%	50.69%	51.25%	50.49%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Elevance Health Inc.	16.89%	17.09%	17.30%	17.57%	19.38%	19.71%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Intuitive Surgical Inc.	68.84%	69.32%	69.12%	68.69%	66.48%	65.65%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Medtronic PLC	66.53%	65.19%	63.85%	64.57%	65.76%	67.41%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
UnitedHealth Group Inc.	23.31%	23.60%	23.75%	23.80%	25.79%	25.62%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q1 2022 計算
売上総利益率 = 100 × (粗利_{Q1 2022} + 粗利_{Q4 2021} + 粗利_{Q3 2021} + 粗利_{Q2 2021}) ÷ (売り上げ高_{Q1 2022} + 売り上げ高_{Q4 2021} + 売り上げ高_{Q3 2021} + 売り上げ高_{Q2 2021})
= 100 × (2,734 + 3,045 + 2,642 + 2,772) ÷ (4,275 + 4,701 + 4,160 + 4,294) = 64.22%

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

売り上げ高の動向: 四半期ごとの売上高は継続的な増加傾向を示しており、特に2019年以降の四半期では大幅な伸びを記録している。2017年の平均的な水準から、2022年には約1.2倍に達しており、販売規模の拡大が顕著である。
粗利益の推移: 粗利益も売上高と同様に増加しており、2017年の平均値から2022年には約1.4倍に増加している。特に2019年第3四半期にはピークを迎え、その後も堅調に推移している。一方で、2020年第2四半期に一時的な減少が見られるが、その後は回復し、上昇傾向が維持されている。
売上総利益率の変動: 売上総利益率はおおむね65%台の範囲内にあり、比較的安定した割合を示している。2018年から2019年にかけてはやや低下傾向を見せるが、それ以降は再び安定したレベルに戻っている。この持続的な利益率の維持は、効率的なコスト管理と高収益性を示唆している。
全体の傾向と考察: 全体として、売上高と粗利益の両方で堅調な伸びが観察される。売上総利益率も比較的安定しており、収益性の維持にも成功している。ただし、2020年の特定の期間に若干の変動や減少が見られるため、外部環境や市場の変動が影響している可能性も考慮すべきである。今後もこれらの指標の動向には注視が必要と考えられる。

Stryker Corp.、営業利益率、計算式(四半期データ)

	2022/03/31	2021/12/31	2021/09/30	2021/06/30	2021/03/31	2020/12/31	2020/09/30	2020/06/30	2020/03/31	2019/12/31	2019/09/30	2019/06/30	2019/03/31	2018/12/31	2018/09/30	2018/06/30	2018/03/31	2017/12/31	2017/09/30	2017/06/30	2017/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
営業利益(損失)	447)	819)	574)	732)	459)	749)	859)	(20)	635)	944)	628)	613)	528)	698)	576)	672)	591)	712)	523)	501)	554)
売り上げ高	4,275)	4,701)	4,160)	4,294)	3,953)	4,262)	3,737)	2,764)	3,588)	4,131)	3,587)	3,650)	3,516)	3,796)	3,242)	3,322)	3,241)	3,471)	3,006)	3,012)	2,955)
収益率
営業利益率¹	14.76%	15.10%	15.08%	17.23%	13.91%	15.49%	17.00%	15.54%	18.86%	18.23%	16.96%	17.00%	17.83%	18.65%	19.22%	19.16%	18.28%	18.40%	—	—	—
ベンチマーク
営業利益率競合他社²
Abbott Laboratories	20.73%	19.56%	20.04%	18.46%	17.97%	15.48%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Elevance Health Inc.	5.10%	5.15%	4.91%	3.68%	4.83%	4.97%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Intuitive Surgical Inc.	30.69%	31.89%	32.55%	31.27%	26.01%	24.09%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Medtronic PLC	14.78%	14.89%	11.44%	12.77%	14.25%	16.57%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
UnitedHealth Group Inc.	8.19%	8.40%	7.91%	7.73%	9.24%	8.76%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q1 2022 計算
営業利益率 = 100 × (営業利益(損失)_{Q1 2022} + 営業利益(損失)_{Q4 2021} + 営業利益(損失)_{Q3 2021} + 営業利益(損失)_{Q2 2021}) ÷ (売り上げ高_{Q1 2022} + 売り上げ高_{Q4 2021} + 売り上げ高_{Q3 2021} + 売り上げ高_{Q2 2021})
= 100 × (447 + 819 + 574 + 732) ÷ (4,275 + 4,701 + 4,160 + 4,294) = 14.76%

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

売上高の動向: CSVデータから、売上高は2017年第1四半期から2022年第1四半期までの期間において、概ね増加傾向にあることが読み取れる。特に、2018年第4四半期以降には、売上高が一貫して増加し、2022年第1四半期には過去最高値を記録している。これにより、市場での競争力や製品需要の拡大が推察できる。
営業利益の傾向: 営業利益は、2017年の比較的高い水準から一時的に減少し、2019年第4四半期にはマイナスに転じている。その後、2020年以降に再び回復し、売上高の増加とともに安定した利益水準を維持している。特に、2020年後半から2021年にかけての営業利益は、コロナウイルスの影響からの回復の兆しが見られる。
営業利益率の変動: 営業利益率は、2017年度後半から2018年度にかけて約18%台で推移している。2019年度には一部四半期で15%台に低下する局面もあったが、その後は再び16%台後半に回復している。ただし、2020年・2021年には一時的に14%台まで低下する四半期も見られる。これは、売上増加に対して利益率がやや圧迫されている可能性を示唆している。
総合的な分析: 全般的に、売上高の増加とともに営業利益も拡大しており、事業規模の拡大と収益性の向上が見受けられる。一方で、営業利益率の変動には、コスト構造や市場環境の変化に伴う一時的な調整が反映されている可能性がある。コロナ禍の影響による一時的な収益性の低下や、利益率圧迫の兆候も存在しており、今後の収益性向上にはコスト管理や効率化が課題となる可能性が考えられる。

Stryker Corp.、純利益率、計算式(四半期データ)

	2022/03/31	2021/12/31	2021/09/30	2021/06/30	2021/03/31	2020/12/31	2020/09/30	2020/06/30	2020/03/31	2019/12/31	2019/09/30	2019/06/30	2019/03/31	2018/12/31	2018/09/30	2018/06/30	2018/03/31	2017/12/31	2017/09/30	2017/06/30	2017/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
当期純利益(損失)	323)	662)	438)	592)	302)	568)	621)	(83)	493)	725)	466)	480)	412)	2,068)	590)	452)	443)	(249)	434)	391)	444)
売り上げ高	4,275)	4,701)	4,160)	4,294)	3,953)	4,262)	3,737)	2,764)	3,588)	4,131)	3,587)	3,650)	3,516)	3,796)	3,242)	3,322)	3,241)	3,471)	3,006)	3,012)	2,955)
収益率
純利益率¹	11.56%	11.66%	11.40%	12.82%	9.57%	11.14%	12.35%	11.38%	14.47%	13.99%	23.55%	24.99%	25.38%	26.12%	9.31%	8.28%	8.00%	8.20%	—	—	—
ベンチマーク
純利益率競合他社²
Abbott Laboratories	17.35%	16.42%	17.12%	15.85%	15.33%	12.99%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Elevance Health Inc.	4.37%	4.46%	4.17%	3.32%	3.82%	3.78%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Intuitive Surgical Inc.	27.84%	29.85%	30.78%	31.43%	25.78%	24.33%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Medtronic PLC	12.29%	11.97%	10.36%	12.69%	15.80%	16.56%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
UnitedHealth Group Inc.	5.91%	6.06%	5.56%	5.37%	6.46%	6.03%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q1 2022 計算
純利益率 = 100 × (当期純利益(損失)_{Q1 2022} + 当期純利益(損失)_{Q4 2021} + 当期純利益(損失)_{Q3 2021} + 当期純利益(損失)_{Q2 2021}) ÷ (売り上げ高_{Q1 2022} + 売り上げ高_{Q4 2021} + 売り上げ高_{Q3 2021} + 売り上げ高_{Q2 2021})
= 100 × (323 + 662 + 438 + 592) ÷ (4,275 + 4,701 + 4,160 + 4,294) = 11.56%

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

売上高の推移について: 2017年第1四半期から2019年末まで、売上高は一貫して増加傾向を示しており、特に2018年と2019年の期間において大きな伸びを見せている。2019年のピーク時には約4,131百万米ドルに達しているが、2020年以降は一度減少に転じ、その後再び増加基調にある。特に2021年以降は売上高が4,200百万米ドルを超える水準を維持し、2022年第1四半期には4,275百万米ドルの高水準に達していることが観察される。
純利益の変動について: 2017年の全期間にわたり、純利益は一定の増減を見せている。特に2018年第3四半期から2019年第3四半期にかけて大きく増加し、2019年第1四半期には約725百万米ドルの高値を示している。一方、2020年第1四半期には約493百万米ドルまで減少した後、2020年第2四半期にはマイナスに転じ、約-83百万米ドルの損失を記録した。これは、コロナ禍による経済的影響の可能性を示唆している。以降は回復基調にあり、2021年第2四半期以降は再び純利益を増加させており、2022年第1四半期には約662百万米ドルを記録している。
純利益率の動向と収益性: 純利益率は2017年にはデータが存在しないが、2018年以降は概ね良好な水準を維持している。特に2018年第3四半期において26.12％と高い水準を示し、その後も二桁台を維持。ただし、2020年には13.99％に低下している時期も観察される。これは、売上高の増加に比して純利益の減少やコスト増加の影響があったと推測される。2021年以降はやや回復傾向にあり、純利益率は概ね11％〜12％台で推移している。
全体的な傾向と考察: 売上高は全体として長期的に増加傾向にあり、特に2020年以降の回復局面が明るい兆しとなっている。一方で、純利益はコロナ禍の影響や一時的な損失を経験しつつ、2021年以降の回復とともに安定を取り戻している。売上高の増加が利益の拡大に結びついていることから、収益性の改善に向けた取り組みが見込まれる。また、純利益率の変動には市況や運営コストの変動が影響していると考えられる。

Stryker Corp.、 ROE、計算式(四半期データ)

	2022/03/31	2021/12/31	2021/09/30	2021/06/30	2021/03/31	2020/12/31	2020/09/30	2020/06/30	2020/03/31	2019/12/31	2019/09/30	2019/06/30	2019/03/31	2018/12/31	2018/09/30	2018/06/30	2018/03/31	2017/12/31	2017/09/30	2017/06/30	2017/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
当期純利益(損失)	323)	662)	438)	592)	302)	568)	621)	(83)	493)	725)	466)	480)	412)	2,068)	590)	452)	443)	(249)	434)	391)	444)
ストライカー株主資本合計	15,046)	14,877)	14,178)	13,820)	13,502)	13,084)	12,986)	12,754)	13,115)	12,807)	12,315)	11,943)	11,693)	11,730)	9,860)	9,460)	9,214)	9,966)	10,425)	10,035)	9,704)
収益率
ROE¹	13.39%	13.40%	13.40%	15.07%	10.43%	12.22%	13.52%	12.55%	16.50%	16.26%	27.82%	29.72%	30.12%	30.29%	12.54%	11.42%	11.06%	10.23%	—	—	—
ベンチマーク
ROE競合他社²
Abbott Laboratories	21.82%	19.75%	21.04%	18.86%	17.06%	13.71%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Elevance Health Inc.	17.36%	16.93%	15.44%	12.10%	13.92%	13.77%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Intuitive Surgical Inc.	13.58%	14.32%	14.80%	14.97%	11.56%	10.90%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Medtronic PLC	7.54%	7.01%	5.70%	7.05%	8.77%	9.44%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
UnitedHealth Group Inc.	23.98%	24.09%	21.95%	21.03%	25.42%	23.52%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q1 2022 計算
ROE = 100 × (当期純利益(損失)_{Q1 2022} + 当期純利益(損失)_{Q4 2021} + 当期純利益(損失)_{Q3 2021} + 当期純利益(損失)_{Q2 2021}) ÷ ストライカー株主資本合計
= 100 × (323 + 662 + 438 + 592) ÷ 15,046 = 13.39%

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

当期純利益の推移と変動: 最初の四半期では、当期純利益は444百万米ドルと堅調な水準で推移しているが、その後、2017年9月期には一時的に損失を計上し、2018年には再び大幅な増益を示している。特に2018年12月期には2,068百万米ドルと著しい増益を記録し、その後も継続的に増加傾向が見られる。ただし、2019年12月期に再び純利益が-83百万米ドルに落ち込み、その後も一定の変動を伴いながらも、2022年3月期には323百万米ドルの純利益を維持している。
株主資本の推移: 株主資本は2017年3月期の9,704百万米ドルから、2022年3月期には15,046百万米ドルへと増加している。期間中、安定した成長を示しており、特に2018年から2019年にかけて顕著な増加傾向が見られる。これは、増益や内部留保の蓄積による資本の拡大を反映していると考えられる。なお、一部の期間では変動がみられるものの、長期的には増加基調を維持している。
ROE（自己資本利益率）の動向: ROEは2018年6月期から劇的に上昇し、2018年9月期には30%超えを記録、その後も高い水準を維持している。これは、純利益の増加とともに株主資本とのバランスをとりながら効率的な収益生成が行われていることを示唆している。一方、2019年以降は一時的に低下し、中長期にわたり10%台後半から中程度のROEを維持している。これにより、収益性の向上と資本効率の良さが継続的に評価されていると考えられる。
総じての傾向と分析: 全体として、この四半期の財務データは、継続的な収益性の向上と資本基盤の強化を示している。純利益は不規則な変動を伴いつつも、長期的に堅調な増加傾向を保持し、株主資本の拡大に寄与している。また、ROEが高水準を維持していることから、収益性に優れた経営が行われていることが推察できる。ただし、一部の期には純利益の損失や変動も観測されており、外部環境や臨時的な要因による影響を考慮する必要がある。全体としては、アップサイドの潜在性とともに、リスク管理の観点からの継続的なモニタリングが重要と考えられる。

Stryker Corp.、 ROA、計算式(四半期データ)

	2022/03/31	2021/12/31	2021/09/30	2021/06/30	2021/03/31	2020/12/31	2020/09/30	2020/06/30	2020/03/31	2019/12/31	2019/09/30	2019/06/30	2019/03/31	2018/12/31	2018/09/30	2018/06/30	2018/03/31	2017/12/31	2017/09/30	2017/06/30	2017/03/31
選択した財務データ (百万米ドル)
当期純利益(損失)	323)	662)	438)	592)	302)	568)	621)	(83)	493)	725)	466)	480)	412)	2,068)	590)	452)	443)	(249)	434)	391)	444)
総資産	36,137)	34,631)	34,145)	33,698)	33,455)	34,330)	32,286)	31,483)	29,440)	30,167)	26,659)	26,354)	25,937)	27,229)	22,084)	21,570)	22,133)	22,197)	21,485)	21,292)	20,517)
収益率
ROA¹	5.58%	5.76%	5.56%	6.18%	4.21%	4.66%	5.44%	5.09%	7.35%	6.90%	12.85%	13.47%	13.58%	13.05%	5.60%	5.01%	4.60%	4.60%	—	—	—
ベンチマーク
ROA競合他社²
Abbott Laboratories	10.44%	9.40%	9.82%	8.70%	7.86%	6.20%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Elevance Health Inc.	6.21%	6.26%	5.63%	4.40%	4.93%	5.28%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Intuitive Surgical Inc.	12.02%	12.58%	13.06%	13.20%	10.17%	9.50%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Medtronic PLC	4.23%	3.87%	2.97%	3.69%	4.70%	5.28%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
UnitedHealth Group Inc.	7.89%	8.15%	7.24%	6.90%	8.23%	7.81%	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q1 2022 計算
ROA = 100 × (当期純利益(損失)_{Q1 2022} + 当期純利益(損失)_{Q4 2021} + 当期純利益(損失)_{Q3 2021} + 当期純利益(損失)_{Q2 2021}) ÷ 総資産
= 100 × (323 + 662 + 438 + 592) ÷ 36,137 = 5.58%

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

当期純利益(損失): 分析期間において、当期純利益は一時的に減少し、2017年9月期には損失を計上している。2018年以降、利益は回復傾向を示し、2019年1四半期から2022年3月期まで継続的に増加している。特に2018年6月期から2019年6月期にかけて、利益が大幅に増加しており、安定的な収益改善を示している。一方、2017年9月期の損失を除けば、全体的に利益水準は前年比較で上昇傾向にある。
総資産: 総資産は全期間を通じて着実に増加しており、2017年3月期の約2兆517億ドルから、2022年3月期には約3兆6137億ドルへと拡大している。増加のペースは一定ではなく、一時的に減少する期間も見られるが、長期的には資産規模が拡大している点が特徴的である。これは、事業規模の拡大や投資活動の進展を示唆している。
ROA（総資産利益率）: ROAは、2017年から2022年にかけて一定の変動を示している。2017年にはデータが存在しないが、2018年からの数値はほぼ5%以上で推移し、2019年には一時的に13%台に達している。2020年にはやや低下したものの、その後再び5%台へ回復しており、一定の収益効率を維持していることが読み取れる。特に2018年からの上昇傾向は、資産に対して効率的に利益を生み出していることを示唆している。
総括: 全体を通じて、当期純利益は2017年の一時的な損失を除き、2018年以降は安定した増加傾向にある。また、総資産は継続的に拡大し、企業の規模は拡大し続けている。ROAも一定範囲内で変動しており、資産効率の面では比較的安定した収益性を維持していると考えられる。これらの傾向は、事業の長期的な成長と投資の進展を反映しているとともに、利益率の向上や資産効率の改善に向けた経営の努力が続いている可能性を示唆している。

Stryker Corp. (NYSE:SYK)

収益率の分析
四半期データ

収益率(サマリー)

売上高利益率

投資収益率

売上総利益率

営業利益率

純利益率

自己資本利益率 (ROE)

総資産利益率 (ROA)

Stryker Corp. (NYSE:SYK)

収益率の分析 四半期データ

収益率(サマリー)

売上高利益率

投資収益率

売上総利益率

営業利益率

純利益率

自己資本利益率 (ROE)

総資産利益率 (ROA)

収益率の分析
四半期データ