包括利益計算書

包括利益とは、非所有者の源泉からの取引やその他のイベントや状況による、期間中の企業の資本(純資産)の変化です。これには、所有者による投資および所有者への分配に起因するものを除き、期間中の資本のすべての変動が含まれます。

Waste Management Inc.、連結包括利益計算書

百万米ドル

12ヶ月終了	2021/12/31	2020/12/31	2019/12/31	2018/12/31	2017/12/31
連結当期純利益	1,817)	1,496)	1,671)	1,923)	1,949)
デリバティブ商品、ネット	9)	15)	8)	8)	7)
販売可能証券、純額	(6)	11)	15)	5)	2)
外貨換算調整	(28)	20)	55)	(105)	76)
退職後給付債務(正味)	3)	1)	1)	2)	3)
その他の包括利益(損失)(税引後)	(22)	47)	79)	(90)	88)
包括利益	1,795)	1,543)	1,750)	1,833)	2,037)
非支配持分に帰属する包括損失(利益損失)	(1)	—)	(1)	2)	—)
ウェイストマネジメント株式会社に帰属する包括利益	1,794)	1,543)	1,749)	1,835)	2,037)

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2017-12-31).

連結当期純利益: 過去5年間にわたり、連結当期純利益は一定の範囲内で推移しており、2017年の1949百万米ドルから2019年には1671百万米ドルへ減少した後、2020年に1496百万米ドルに一時下落し、2021年には1817百万米ドルに回復しています。この動きは、一定の利益変動を示すものの、全体的には一定の収益性を維持していることを示唆しています。
デリバティブ商品、ネット: この指標は2017年から2020年にかけて増加傾向にあり、2020年には最大の15百万米ドルに達した後、2021年に9百万米ドルに減少しています。これにより、資産またはリスクヘッジのためのデリバティブ商品の活動が増減していることが示されています。
販売可能証券、純額: この項目は2017年から2019年にかけて増加し、2019年に15百万米ドルに達した後、2020年に11百万米ドルに減少し、2021年には負の値である-6百万米ドルとなっています。これは、売買または保有証券の評価損益の変動を反映していると考えられます。
外貨換算調整: この調整項目は2017年に76百万米ドルの増加を示し、2018年に-105百万米ドルの大きなマイナスに落ち込み、その後2019年には55百万米ドルに回復、2020年には20百万米ドルと比較的安定した水準を維持しました。2021年は-28百万米ドルに減少していますが、為替レート変動の影響を反映しています。
退職後給付債務(正味): この項目はほぼ一定で推移し、2017年から2021年まで3百万米ドル付近を維持しており、長期的な給付債務の安定性を示しています。
その他の包括利益(損失)(税引後): この指標は2017年に88百万米ドルの利益を計上した後、2018年に-90百万米ドルの損失に転じ、その後は部分的に回復しつつも2021年に再び-22百万米ドルの損失を示しています。これは、包括利益に関する一時的な変動や外的要因の影響を示唆します。
包括利益: 過去5年間の包括利益は全体として変動しながらも、2019年に最低の1543百万米ドルに減少した後、2021年には1795百万米ドルに回復しています。これは、純利益及びその他包括利益の総合的な動きに連動しています。
非支配持分に帰属する包括損失(利益損失): この項目は2018年に2百万米ドルの利益を計上した後、2019年に-1百万米ドルの損失となり、その後は記録されていません。これにより、少数株主持分の損益への影響は限定的であると考えられます。
ウェイストマネジメント株式会社に帰属する包括利益: この指標は全期間を通じて比較的安定して推移しており、2017年の2037百万米ドルから2021年の1794百万米ドルまで概ね横ばいの範囲で推移しています。これにより、同社の営業活動や資本利益の持続性が示唆されます。

Waste Management Inc. (NYSE:WM)

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