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McKesson Corp. (NYSE:MCK)

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損益計算書 

損益計算書は、一定期間にわたる企業の事業活動の財務結果に関する情報を示しています。損益計算書は、会社が期間中にどれだけの収益を生み出したか、そしてその収益を生み出すことに関連してどのような費用がかかったかを伝えます。

McKesson Corp.、連結損益計算書

百万米ドル

Microsoft Excel
12ヶ月終了 2016/03/31 2015/03/31 2014/03/31 2013/03/31 2012/03/31 2011/03/31
収益 190,884 179,045 137,609 122,455 122,734 112,084
売上原価 (179,468) (167,634) (129,300) (115,471) (116,167) (106,114)
粗利 11,416 11,411 8,309 6,984 6,567 5,970
販売費、流通費、管理費 (7,276) (7,901) (5,418) (4,198) (3,829) (3,529)
研究開発 (392) (392) (456) (480) (440) (407)
リストラクチャリング費用 (203)
請求および訴訟費用 (150) (68) (72) (149) (213)
企業結合による利益 81
運営費 (7,871) (8,443) (5,942) (4,669) (4,418) (4,149)
営業利益 3,545 2,968 2,367 2,315 2,149 1,821
受取利息 18 20 23 22 19 18
持分利益(損失)、純額 15 12 (3) 3 9 (6)
その他、ネット 25 31 12 10 (7) 24
その他の収入(純額) 58 63 32 35 21 36
株式投資の減損 (191)
利息 (353) (374) (303) (240) (251) (222)
継続事業からの税引前利益 3,250 2,657 2,096 1,919 1,919 1,635
所得税費用 (908) (815) (742) (581) (516) (505)
継続事業からの収益 2,342 1,842 1,354 1,338 1,403 1,130
非継続事業からの利益(損失)(税引後) (32) (299) (96) 72
手取り 2,310 1,543 1,258 1,338 1,403 1,202
非支配持分に帰属する純損失(利益) (52) (67) 5
マッケソン・コーポレーションに帰属する当期純利益 2,258 1,476 1,263 1,338 1,403 1,202

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2016-03-31), 10-K (報告日: 2015-03-31), 10-K (報告日: 2014-03-31), 10-K (報告日: 2013-03-31), 10-K (報告日: 2012-03-31), 10-K (報告日: 2011-03-31).


収益の推移
2011年度から2016年度までの期間において、収益は一貫して増加傾向を示している。特に、2014年度から2016年度にかけては、年々大きな成長を遂げており、2016年度には190,884百万米ドルに達している。これにより、同期間において売上規模が拡大していることが明らかである。
売上原価と粗利益の動向
売上原価もまた増加を続けており、2011年度の-106,114百万米ドルから2016年度には-179,468百万米ドルとなっている。粗利益は2011年度の5,970百万米ドルから2016年度の11,416百万米ドルへと増加しているが、2012年度以降はおおむね安定して推移し、2014年度以降特に顕著に増加している。
販売費・管理費の状況
販売費、流通費、管理費は2011年度の-3,529百万米ドルから2016年度の-7,276百万米ドルに増加傾向を示している。ただし、2016年度にはやや減少しており、費用の増加ペースがやや鈍化していることが伺える。また、研究開発費は一定の範囲で推移し、増減は限定的である。
営業利益とその変動
営業利益は2011年度の1,821百万米ドルから2016年度の3,545百万米ドルに増加しており、全体を通じて着実な成長を示している。特に、2015年度から2016年度にかけての伸びが著しい。これは売上高の増加や費用管理の改善によるものと考えられる。
その他の収入や経費
受取利息やその他の純収入も比較的安定して推移し、総じて財務活動による収益は一定している。税引前利益も2011年度の1,635百万米ドルから2016年度の3,250百万米ドルへと増加しており、収益基盤の拡大に伴う収益力の向上が示されている。なお、継続事業からの税引後利益も同様に増加し、2016年度には2,342百万米ドルに達している。
非継続事業および特別項目
非継続事業からの利益や損失には不規則な変動が見られる。2014年度には非継続事業からの損失が大きく、-299百万米ドルを記録しているが、2016年度には再び非支配持分を含めた純損益に改善が見られる。リストラクチャリング費用や株式投資の減損など、特定のコスト要因も一時的に影響しているが、全体の収益性には大きな影響を与えていないと考えられる。
純利益の総合評価
当期純利益は2011年度の1,202百万米ドルから2016年度には2,258百万米ドルに増加しており、企業の収益力の向上とともに株主価値の増大を示唆している。特に、2014年度以降は継続事業の利益拡大により、安定的な成長トレンドが継続していることが確認できる。