貸借対照表の構造:負債と株主資本
四半期データ
Amgen Inc.、連結貸借対照表の構造:負債・自己資本(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2025-09-30), 10-Q (報告日: 2025-06-30), 10-Q (報告日: 2025-03-31), 10-K (報告日: 2024-12-31), 10-Q (報告日: 2024-09-30), 10-Q (報告日: 2024-06-30), 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-Q (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31).
買掛金は、2020年3月期から2022年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で概ね2%台で推移しました。その後、2023年3月期に1.49%まで低下しましたが、2024年12月期には2.69%まで上昇し、2025年3月期には3.42%とさらに増加しています。この傾向は、短期的な支払い義務の変動を示唆しています。
未払負債は、2020年3月期から2021年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で13%台から17%台の間で変動しました。2022年12月期には19.23%とピークに達した後、2023年3月期には13.59%まで低下しました。しかし、2024年12月期には25.15%と再び上昇し、2025年3月期には25.75%と高水準を維持しています。この変動は、負債の構成の変化や、支払いのタイミングに影響された可能性があります。
長期借入金の当座預金残高は、2020年3月期に2.98%でしたが、その後大幅に低下し、2020年6月期から2021年12月期にかけては0.14%で推移しました。2022年3月期に1.43%まで上昇した後、再び低下し、2023年12月期には1.519%となりました。2024年6月期には6.08%と大幅に増加し、2025年3月期には3.77%に減少しています。この変動は、資金調達戦略や、短期的な資金ニーズの変化を反映している可能性があります。
流動負債は、2020年3月期から2024年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で16%台から25%台の間で変動しました。全体的に上昇傾向が見られ、特に2024年6月期には23.67%と高水準に達しています。この傾向は、短期的な資金調達の増加や、運転資本の管理における変化を示唆しています。
長期借入金（当期部分を除く）は、2020年3月期から2022年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で48%台から60%台の間で推移しました。2023年3月期には68.49%とピークに達した後、2024年12月期には60.44%まで低下しています。この変動は、長期的な資金調達戦略の変化や、債務の返済状況に影響された可能性があります。
長期繰延税金債務は、2022年9月期から計上され始め、負債総額および株主資本に占める割合は2.42%から1.62%へと減少傾向にあります。これは、将来の税金負担の認識が減少していることを示唆しています。
長期の納税義務は、2020年3月期から2022年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で10%台で推移しました。その後、2023年3月期には6.61%まで低下し、2024年12月期には2.86%まで減少しています。この傾向は、税務上の支払い義務の減少を示唆しています。
その他の非流動負債は、2020年3月期から2024年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で2%台から4%台の間で変動しました。全体的に安定した水準を維持しています。
非流動負債は、2020年3月期から2024年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で61%台から77%台の間で変動しました。全体的に上昇傾向が見られ、特に2022年9月期には76.68%と高水準に達しています。この傾向は、長期的な資金調達の増加や、将来の支払い義務の増加を示唆しています。
総負債は、2020年3月期から2024年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で83%台から98%台の間で変動しました。2022年9月期には98.45%とピークに達した後、2024年12月期には89.33%まで低下しています。この変動は、負債の構成の変化や、資金調達戦略の変化に影響された可能性があります。
普通株式および追加払込資本は、2020年3月期から2024年12月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で34%台から53%台の間で変動しました。2023年3月期以降は、36%台から38%台で推移しています。これは、資本構成の変化を示唆しています。
累積赤字は、2020年3月期から2025年3月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で-26%台から-34%台の間で変動しました。赤字は縮小傾向にありますが、依然として大きな割合を占めています。
その他包括損失累計額は、2020年3月期から2025年3月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で-0.17%から-1.56%の間で変動しました。損失は減少傾向にありますが、依然としてマイナスの影響を与えています。
株主資本は、2020年3月期から2025年3月期にかけて、負債総額および株主資本に占める割合で5%台から11%台の間で変動しました。2024年12月期には10.67%と高水準に達しています。これは、資本構成の変化を示唆しています。
総負債および株主資本は、常に100%で推移しており、財務諸表の整合性が保たれていることを示しています。