貸借対照表の構造:負債と株主資本
四半期データ
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2026-03-29), 10-K (報告日: 2025-12-28), 10-Q (報告日: 2025-09-28), 10-Q (報告日: 2025-06-29), 10-Q (報告日: 2025-03-30), 10-K (報告日: 2024-12-29), 10-Q (報告日: 2024-09-29), 10-Q (報告日: 2024-06-30), 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-Q (報告日: 2023-10-01), 10-Q (報告日: 2023-07-02), 10-Q (報告日: 2023-04-02), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-10-02), 10-Q (報告日: 2022-07-03), 10-Q (報告日: 2022-04-03), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-10-03), 10-Q (報告日: 2021-07-04), 10-Q (報告日: 2021-04-04).
資本構成の全体的な推移を分析すると、総負債と株主資本の比率は長期的に安定して推移している。総負債の割合は概ね57%から64%の間で変動しており、株主資本の割合は36%から43%の範囲で推移している。これにより、資本構造の基本的なバランスは維持されていることが読み取れる。
- 流動負債の傾向
- 流動負債の比率は、2021年の約23%から2023年にかけて最大30%台まで上昇し、その後は26%から29%の間で推移している。特に「未払いのリベート、返品、プロモーション」の項目が、初期の約7%から最大11%近くまで段階的に増加しており、流動負債の押し上げ要因となっている。一方で、「未払負債」は緩やかな減少傾向にあり、負債の内訳に構造的な変化が見られる。
- 非流動負債の傾向
- 非流動負債の比率は、38%から30%台へと緩やかな減少傾向にある。その主因は、その他の負債の減少および長期納税額の比率低下にある。一方で、「長期借入金」は2022年まで減少傾向にあったが、2024年以降は再び上昇し、20%前後の水準で推移する傾向にある。これにより、中長期的な資金調達手法の調整が行われていることが示唆される。
- 株主資本の構成変化
- 株主資本の内部構成には顕著な変化が認められる。「利益剰余金と追加払込資本金」の比率が67%から80%台後半へと大幅に上昇する一方で、「財務省に保有されている普通株式(自己株式)」のマイナス幅が拡大し、-22%から最大-45%にまで達した後、-38%程度で推移している。これは、利益の蓄積と並行して積極的な自己株式取得が実施された結果であると考えられる。
総じて、負債面では短期的な営業債務(リベート等)の増加と長期借入金の再拡大が見られる一方、資本面では利益剰余金の積み上げと自己株式取得による資本効率の調整が進んでいる。結果として、総資本に対する負債と資本の比率という大枠の財務バランスは一定の範囲内で制御されている。