包括利益計算書
包括利益とは、非所有者の源泉からの取引やその他のイベントや状況による、期間中の企業の資本(純資産)の変化です。これには、所有者による投資および所有者への分配に起因するものを除き、期間中の資本のすべての変動が含まれます。
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12ヶ月終了 | 2024/01/31 | 2023/01/31 | 2022/01/31 | 2021/01/31 | 2020/01/31 | 2019/01/31 | |||||||
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当期純利益(損失) | |||||||||||||
デリバティブ商品の純利益(損失)(税引後) | |||||||||||||
売却可能有価証券の純含み損益(税引後)の変動 | |||||||||||||
確定給付年金の項目(税引後)の変更 | |||||||||||||
累積外貨換算利益(損失)の純増減率(税引後) | |||||||||||||
その他の包括利益(損失)(組替控除後) | |||||||||||||
包括利益(損失) |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-01-31), 10-K (報告日: 2023-01-31), 10-K (報告日: 2022-01-31), 10-K (報告日: 2021-01-31), 10-K (報告日: 2020-01-31), 10-K (報告日: 2019-01-31).
- 当期純利益の推移と変動要因
- 報告期間中、当期純利益は2019年度のマイナス81百万米ドルから2021年度にかけて順調に増加し、最大で1208百万米ドルを記録した後、2022年度に497百万米ドルに減少した。その後は2023年度に再び増加し、906百万米ドルとなっている。この推移は、収益性の改善とともに営業外の要因や特別項目の変動が影響している可能性を示唆している。
- デリバティブ商品の純利益とその変動
- デリバティブ商品に関しては、2019年度に32百万米ドルの利益を示した後、2020年度にマイナス7百万米ドルに低下。その後、2021年度には-33百万米ドルの損失を出し、2022年度には48百万米ドルの利益に回復し、2024年度には-41百万米ドルの損失となった。このパターンは、こうした金融商品取引の収益が大きく変動していることを示しており、リスク管理の重要性が浮き彫りとなる。
- 売却可能有価証券の純含み損益
- 売却可能有価証券の純含み損益は、2019年度から2021年度にかけて安定した変動を見せており、それぞれ2百万米ドルから12百万米ドルまで増加したが、2023年度のデータは欠落している。2024年度の値は2百万米ドルに戻っていることから、損益の変動は比較的限定的であることが伺える。
- 確定給付年金の負債項目の変化
- 確定給付年金に関しては、税引後の項目の変動が不規則であり、2019年度の13百万米ドルの増加から2020年度には-7百万米ドルの減少を示し、その後再び小幅な増減を繰り返している。これにより、年金負債の評価や資産の変動が年次で顕著に影響していることが示唆される。
- 外貨換算利益の動向
- 累積外貨換算利益の純増減率は、2019年度と2020年度に大きくマイナスへ向かい、-58%、-14%の減少を記録。2021年度に64%の増加を示した後は、2022年度と2023年度に大きくマイナスへと転じ、-63%、-98%となった。それ以降の2024年度は-5%にとどまっており、為替変動の影響が大きいことを示している。
- その他の包括利益と包括利益の傾向
- その他の包括利益は、2019年度に-11百万米ドル、2020年度に-25百万米ドルとマイナスが継続し、その後2021年度に34百万米ドルと一時的にプラスに転じ、2022年度に再び2百万米ドルまで低下した。2023年度には-61百万米ドル、2024年度には-49百万米ドルと、マイナス圏で推移している。これにより、包括利益には変動が多く、特に市場の変動や為替の影響が反映されていると考えられる。包括利益総額は、2019年度の-92百万米ドルから2021年度の1243百万米ドルと大きく増加し、その後2024年度には857百万米ドルと高い水準を維持していることから、総合的には年度を通じて利益水準の改善が見られる。