収益率の分析
収益率は、企業がそのリソース(資産)から収益性の高い売上を生み出す能力を測定します。
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収益率(サマリー)
Autodesk Inc.、収益率
| 2024/01/31 | 2023/01/31 | 2022/01/31 | 2021/01/31 | 2020/01/31 | 2019/01/31 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高比率 | |||||||
| 売上総利益率 | |||||||
| 営業利益率 | |||||||
| 純利益率 | |||||||
| 投資比率 | |||||||
| 自己資本利益率 (ROE) | |||||||
| 総資産利益率 (ROA) | |||||||
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-01-31), 10-K (報告日: 2023-01-31), 10-K (報告日: 2022-01-31), 10-K (報告日: 2021-01-31), 10-K (報告日: 2020-01-31), 10-K (報告日: 2019-01-31).
- 売上総利益率
- 過去6期間にわたり、売上総利益率は大きな変動は見られないものの、ほぼ90%前後で安定して推移している。2021年と2024年の値がやや高く、利益の確保が安定的に図られていることを示唆している。
- 営業利益率
- 2019年にはマイナスを示した後、2020年から2023年にかけて大きな改善傾向を示し、2023年には20%を超える安定した利益率となっている。特に2020年以降は二桁の利益率を維持し、収益性が向上している兆候と考えられる。
- 純利益率
- 2019年にはマイナスであったものの、その後2020年には大きくプラスに転じ、2021年には約32%に達している。2022年以降はやや低下したものの、2024年には約16.5%に復調している。全体として、収益構造の改善と持続的な利益成長が見受けられる。
- 自己資本利益率 (ROE)
- 2021年に125.14%という極めて高い水準を記録し、その後2022年から2024年にかけては55%台に低下したものの、依然として高い収益性を示している。これは、株主資本に対して効率的な利益を生み出していることを示している。
- 総資産利益率 (ROA)
- 2019年はややマイナスを示したものの、2020年以降は急激に改善し、2021年には16.6%、2024年には9.14%と堅調な収益性を維持している。資産の効率的な運用による利益創出能力が向上していることを示している。
売上高利益率
投資収益率
売上総利益率
Autodesk Inc.、売上総利益率計算、ベンチマークとの比較
| 2024/01/31 | 2023/01/31 | 2022/01/31 | 2021/01/31 | 2020/01/31 | 2019/01/31 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | |||||||
| 粗利 | |||||||
| 純収益 | |||||||
| 収益率 | |||||||
| 売上総利益率1 | |||||||
| ベンチマーク | |||||||
| 売上総利益率競合 他社2 | |||||||
| Accenture PLC | |||||||
| Adobe Inc. | |||||||
| Cadence Design Systems Inc. | |||||||
| CrowdStrike Holdings Inc. | |||||||
| Datadog Inc. | |||||||
| Fair Isaac Corp. | |||||||
| International Business Machines Corp. | |||||||
| Intuit Inc. | |||||||
| Microsoft Corp. | |||||||
| Oracle Corp. | |||||||
| Palantir Technologies Inc. | |||||||
| Palo Alto Networks Inc. | |||||||
| Salesforce Inc. | |||||||
| ServiceNow Inc. | |||||||
| Synopsys Inc. | |||||||
| Workday Inc. | |||||||
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-01-31), 10-K (報告日: 2023-01-31), 10-K (報告日: 2022-01-31), 10-K (報告日: 2021-01-31), 10-K (報告日: 2020-01-31), 10-K (報告日: 2019-01-31).
1 2024 計算
売上総利益率 = 100 × 粗利 ÷ 純収益
= 100 × ÷ =
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 売上総利益の推移
- 2019年から2024年にかけて、売上総利益は一貫して増加傾向にあり、特に2020年以降の成長率が顕著である。2024年の売上総利益は2019年と比較して約2.2倍に達している。これにより、売上高の拡大とともに利益率も堅調に向上していることを示している。
- 純収益の推移
- 同期間において、純収益も着実に増加している。特に、2020年から2024年にかけては、約2.1倍の伸びを示し、年平均成長率は高い水準にある。収益の増加は、売上の拡大を反映しており、事業の収益性向上にも寄与していると考えられる。
- 売上総利益率の動向
- 売上総利益率は2019年から2024年までおおむね90%台前半から後半で推移し、全体として安定している。若干の変動はあるものの、平均的に約90.7%で推移しており、収益性の高さを維持していることが示されている。高い利益率は、製品やサービスの高い付加価値及び効率的なコスト管理を示唆している。
営業利益率
Autodesk Inc.、営業利益率計算、ベンチマークとの比較
| 2024/01/31 | 2023/01/31 | 2022/01/31 | 2021/01/31 | 2020/01/31 | 2019/01/31 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | |||||||
| 営業利益(損失) | |||||||
| 純収益 | |||||||
| 収益率 | |||||||
| 営業利益率1 | |||||||
| ベンチマーク | |||||||
| 営業利益率競合 他社2 | |||||||
| Accenture PLC | |||||||
| Adobe Inc. | |||||||
| Cadence Design Systems Inc. | |||||||
| CrowdStrike Holdings Inc. | |||||||
| Datadog Inc. | |||||||
| Fair Isaac Corp. | |||||||
| International Business Machines Corp. | |||||||
| Intuit Inc. | |||||||
| Microsoft Corp. | |||||||
| Oracle Corp. | |||||||
| Palantir Technologies Inc. | |||||||
| Palo Alto Networks Inc. | |||||||
| Salesforce Inc. | |||||||
| ServiceNow Inc. | |||||||
| Synopsys Inc. | |||||||
| Workday Inc. | |||||||
| 営業利益率セクター | |||||||
| ソフトウェア&サービス | |||||||
| 営業利益率産業 | |||||||
| 情報技術 | |||||||
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-01-31), 10-K (報告日: 2023-01-31), 10-K (報告日: 2022-01-31), 10-K (報告日: 2021-01-31), 10-K (報告日: 2020-01-31), 10-K (報告日: 2019-01-31).
1 2024 計算
営業利益率 = 100 × 営業利益(損失) ÷ 純収益
= 100 × ÷ =
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 営業利益の傾向
- 2019年には営業損失を計上していたが、その後2020年の黒字化により利益を得ており、2021年には最も高い618百万米ドルの利益に達した。その後も引き続き増加傾向が続き、2024年には1128百万米ドルに達している。これにより、営業利益は着実に拡大し、収益構造の改善が示唆される。
- 純収益の推移
- 純収益は2019年の2570百万米ドルから2024年には5497百万米ドルへと、継続的に増加している。毎年堅調に伸びており、事業の成長が持続していることが示されている。
- 営業利益率の変化
- 2019年には営業利益率が-0.97%と赤字であったが、その後2020年には10.48%、2021年には16.6%と大きく改善した。2022年には14.08%、2023年には19.76%、2024年には20.52%と、利益率が一貫して高水準を維持し、収益性の向上を示している。特に2023年以降の利益率の向上は、コスト管理や収益性の改善が効果的に進んでいることを示唆する。
- 総合評価
- これらの財務指標から、2019年の営業損失から抜本的な改善が見られ、2020年以降は持続的な成長を遂げていることが読み取れる。収益の増加とともに営業利益率も改善しており、収益性の向上についても良好な動向を示している。今後もこれらの傾向が続く場合、更なる成長と収益性の向上が期待できる。
純利益率
Autodesk Inc.、純利益率計算、ベンチマークとの比較
| 2024/01/31 | 2023/01/31 | 2022/01/31 | 2021/01/31 | 2020/01/31 | 2019/01/31 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | |||||||
| 当期純利益(損失) | |||||||
| 純収益 | |||||||
| 収益率 | |||||||
| 純利益率1 | |||||||
| ベンチマーク | |||||||
| 純利益率競合 他社2 | |||||||
| Accenture PLC | |||||||
| Adobe Inc. | |||||||
| Cadence Design Systems Inc. | |||||||
| CrowdStrike Holdings Inc. | |||||||
| Datadog Inc. | |||||||
| Fair Isaac Corp. | |||||||
| International Business Machines Corp. | |||||||
| Intuit Inc. | |||||||
| Microsoft Corp. | |||||||
| Oracle Corp. | |||||||
| Palantir Technologies Inc. | |||||||
| Palo Alto Networks Inc. | |||||||
| Salesforce Inc. | |||||||
| ServiceNow Inc. | |||||||
| Synopsys Inc. | |||||||
| Workday Inc. | |||||||
| 純利益率セクター | |||||||
| ソフトウェア&サービス | |||||||
| 純利益率産業 | |||||||
| 情報技術 | |||||||
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-01-31), 10-K (報告日: 2023-01-31), 10-K (報告日: 2022-01-31), 10-K (報告日: 2021-01-31), 10-K (報告日: 2020-01-31), 10-K (報告日: 2019-01-31).
1 2024 計算
純利益率 = 100 × 当期純利益(損失) ÷ 純収益
= 100 × ÷ =
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 当期純利益（損失）の推移と傾向
- 2019年にマイナス81百万米ドルの純損失を計上した後、2020年には215百万米ドルの純利益に転換し、その後も2021年に1208百万米ドルの大幅な増加を示した。2022年と2023年も純利益が続いており、それぞれ497百万米ドルと823百万米ドルとなっている。2024年には906百万米ドルと若干の増加傾向が見られる。これらの変動は、収益の向上とともに収益性の改善が進んでいることを示唆している。特に、2020年以降の一貫した純利益の増加は、収益拡大戦略やコスト管理の改善による結果と考えられる。
- 純収益の推移と傾向
- 純収益は2019年の2570百万米ドルから2024年には5497百万米ドルへと増加し続けている。この間、毎年一定の成長を示しており、2020年以降の年間伸び率も堅調である。収益拡大は、企業の市場シェア拡大や新規事業の展開に起因すると推測され、安定的な収益基盤を確立している可能性が高い。
- 純利益率の変動と解釈
- 2019年には-3.14%の損失率を計測していたが、2020年に6.55%の利益率へと改善した。その後、2021年には特に高い31.88%に達し、収益性が大きく向上したことが示されている。2022年には11.33%、2023年および2024年にかけては約16.4%前後の利益率を維持している。これらのデータから、収益性の一時的な高まりとともに、2022年以降は収益流の安定化と利益率の維持に努めていることがうかがえる。特に、2021年のピークは、一時的な要因や特殊項目の影響も考えられるが、全体としては堅実な利益率を保っている。
自己資本利益率 (ROE)
Autodesk Inc.、 ROE計算、ベンチマークとの比較
| 2024/01/31 | 2023/01/31 | 2022/01/31 | 2021/01/31 | 2020/01/31 | 2019/01/31 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | |||||||
| 当期純利益(損失) | |||||||
| 自己資本(赤字) | |||||||
| 収益率 | |||||||
| ROE1 | |||||||
| ベンチマーク | |||||||
| ROE競合 他社2 | |||||||
| Accenture PLC | |||||||
| Adobe Inc. | |||||||
| Cadence Design Systems Inc. | |||||||
| CrowdStrike Holdings Inc. | |||||||
| Datadog Inc. | |||||||
| Fair Isaac Corp. | |||||||
| International Business Machines Corp. | |||||||
| Intuit Inc. | |||||||
| Microsoft Corp. | |||||||
| Oracle Corp. | |||||||
| Palantir Technologies Inc. | |||||||
| Palo Alto Networks Inc. | |||||||
| Salesforce Inc. | |||||||
| ServiceNow Inc. | |||||||
| Synopsys Inc. | |||||||
| Workday Inc. | |||||||
| ROEセクター | |||||||
| ソフトウェア&サービス | |||||||
| ROE産業 | |||||||
| 情報技術 | |||||||
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-01-31), 10-K (報告日: 2023-01-31), 10-K (報告日: 2022-01-31), 10-K (報告日: 2021-01-31), 10-K (報告日: 2020-01-31), 10-K (報告日: 2019-01-31).
1 2024 計算
ROE = 100 × 当期純利益(損失) ÷ 自己資本(赤字)
= 100 × ÷ =
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 当期純利益の推移
- 最初の2019年1月期は赤字であったが、その後2020年に大幅な黒字化を達成し、2021年にはさらに増加して最高値を記録した。以降も利益は一定の水準で推移しており、2023年と2024年には若干の増加が見られる。これらの傾向は、収益性改善と事業環境の安定化を示唆している。
- 自己資本の推移
- 2019年には大きな負の値を示していた自己資本は、次の年に大きく改善し黒字化された。2021年以降は継続的に増加し、2024年には1855百万米ドルに達している。この増加は、利益の積み増しと資本構造の強化を反映していると考えられる。
- ROEの変動
- ROEは2021年に125.14%と高水準を記録し、その後2022年に58.53%、2023年に71.88%、2024年には48.84%と推移している。高いROEは資本に対して高い収益性を示しているが、2021年以降はやや調整が見られる。全体として、資本効率性は非常に良好であり、企業の収益性向上に寄与していることが示されている。
総資産利益率 (ROA)
Autodesk Inc.、 ROA計算、ベンチマークとの比較
| 2024/01/31 | 2023/01/31 | 2022/01/31 | 2021/01/31 | 2020/01/31 | 2019/01/31 | ||
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| 選択した財務データ (百万米ドル) | |||||||
| 当期純利益(損失) | |||||||
| 総資産 | |||||||
| 収益率 | |||||||
| ROA1 | |||||||
| ベンチマーク | |||||||
| ROA競合 他社2 | |||||||
| Accenture PLC | |||||||
| Adobe Inc. | |||||||
| Cadence Design Systems Inc. | |||||||
| CrowdStrike Holdings Inc. | |||||||
| Datadog Inc. | |||||||
| Fair Isaac Corp. | |||||||
| International Business Machines Corp. | |||||||
| Intuit Inc. | |||||||
| Microsoft Corp. | |||||||
| Oracle Corp. | |||||||
| Palantir Technologies Inc. | |||||||
| Palo Alto Networks Inc. | |||||||
| Salesforce Inc. | |||||||
| ServiceNow Inc. | |||||||
| Synopsys Inc. | |||||||
| Workday Inc. | |||||||
| ROAセクター | |||||||
| ソフトウェア&サービス | |||||||
| ROA産業 | |||||||
| 情報技術 | |||||||
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2024-01-31), 10-K (報告日: 2023-01-31), 10-K (報告日: 2022-01-31), 10-K (報告日: 2021-01-31), 10-K (報告日: 2020-01-31), 10-K (報告日: 2019-01-31).
1 2024 計算
ROA = 100 × 当期純利益(損失) ÷ 総資産
= 100 × ÷ =
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 当期純利益の推移について
- 2019年は81百万米ドルの純損失により赤字を計上していたが、その後2020年に黒字化し、1,208百万米ドルの稼ぎを出している。2021年には前年度の利益を上回るピークの1,208百万米ドルを記録し、その後も2022年の497百万米ドル、2023年の823百万米ドル、2024年の906百万米ドルと均衡的に増加傾向を示している。これにより、過去数年間にわたり安定的な利益拡大が継続していることが示唆される。)
- 総資産の推移について
- 総資産は2019年の4,729百万米ドルから2024年の9,912百万米ドルまで拡大しており、資産規模はほぼ倍増している。各年度を通じて着実に資産が増加していることから、企業の規模拡大及び資産ポートフォリオの充実が進んでいることが分かる。特に、2020年から2024年にかけての資産拡大が顕著であり、成長戦略の一環として資産投資が積極的に行われていると考えられる。)
- 総括的な財務効率性の指標（ROA）の動きについて
- ROAは2019年の-1.71%から2020年にプラスの3.47%へと改善し、その後一貫して上昇を続け、2021年には16.6%の高水準に達した。この高いROAは、資産に対して効率的に利益を創出していることを示している。2022年以降も5.77%、8.72%、9.14%と堅実な改善と維持がみられ、企業の収益性と資産効率の向上が継続している。全体として、過去数年間にわたる財務指標の動きは、企業の収益性および資産運用の効率化が進んでいることを示唆している。