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Reynolds American Inc. (NYSE:RAI)

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自己資本利益率 (ROE) 
2005年以降

Microsoft Excel

計算

Reynolds American Inc.、 ROE、長期トレンド計算

Microsoft Excel

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2016-12-31), 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31), 10-K (報告日: 2010-12-31), 10-K (報告日: 2009-12-31), 10-K (報告日: 2008-12-31), 10-K (報告日: 2007-12-31), 10-K (報告日: 2006-12-31), 10-K (報告日: 2005-12-31).

1 百万米ドル


データ範囲と分析の焦点
対象期間は2005/12/31から2016/12/31の12年間であり、手取り(百万米ドル)、株主資本(百万米ドル)、ROE(%)の3指標を年次で比較して、変動要因と資本構造の影響を検討する。欠損データは認められず、すべての値が数値である点に留意する。
手取り(純利益)
初期段階は安定成長からの推移を示し、2005年の1042から2008年の1338へ緩やかに増加。その後2009年には962へ低下し、2010年-2013年は概ね回復傾向(1113~1718)を維持する。2014年は1470に減少、2015年には3253へ大幅に増加、2016年には6073へさらに拡大して、過去の水準を大きく上回る水準となった。期間全体では、2015-2016年の急増が全体の成長を顕著に押し上げており、最後の2年間での収益規模が突出している。
株主資本
2005年から2007年にかけて6553→7466と堅調に増加した後、2008年には6237へ減少し、2009年-2010年はほぼ横ばい〜微増(6498→6510)となる。2011年以降は緩やかな減少傾向が続き、2012年-2014年には5257→4522へ低下した。ここまでの期間は資本構造が相対的に安定していない局面が続くが、2015年には18252へ急激に跳ね上がり、2016年も21711へ拡大して大幅な資本増強を示した。これにより、後述のROEにも大きな影響が現れる。
ROE(自己資本利益率)
初期は15.9%から2006年17.18%、2007年17.52%、2008年21.45%と一時的に高水準へ上昇。2009年には14.8%へ低下し、2010年は17.1%へ持ち直す。2011年以降は22.49%、24.2%と上昇基調を維持し、2013年には33.25%、2014年には32.51%と過去最高水準に達した。その後、2015年は株主資本の大幅な増加に伴い17.82%へ低下し、2016年には27.97%へ回復している。数値の動きから、2013-2014年には資本効率が極めて高い状態であった一方、2015年の資本増強がROEを押し下げたことが読み取れる。2016年は、収益拡大と相まってROEが再び高水準へ戻っている。実務的には、ROEの変動は主に株主資本の劇的な増加と、それに対する純利益の相対的成長率の差によって説明できる。
総括的な示唆
期間を通じて、純利益は2009年以降の低位を経て2013-2014年にかけて高水準へ達した後、2015-2016年にかけて著しく拡大している。一方、株主資本は2014年まで低下傾向を示した後、2015-2016年にかけて急激に増大しており、ROEは2013-2014年のピークから2015年にかけて低下、2016年に回復している。これらは、2015年の資本調達等の資本構造変更がROEに一時的な希薄化効果を与えた可能性を示唆する。2016年には純利益の伸びが資本増加を上回り、ROEの回復とともに収益性の改善が確認できる。今後の分析では、2015年の株主資本増加の要因(例:新株発行、資本連結、財務リストラクチャリング等)を開示ノートから特定することが望ましく、同時に長期的な収益性(ROEの持続性)を評価するため、費用構造・事業セグメント別の寄与を併せて検討することが推奨される。

競合他社との比較

Reynolds American Inc.、 ROE、長期トレンド、競合他社との比較

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レポートに基づく: 10-K (報告日: 2016-12-31), 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31), 10-K (報告日: 2010-12-31), 10-K (報告日: 2009-12-31), 10-K (報告日: 2008-12-31), 10-K (報告日: 2007-12-31), 10-K (報告日: 2006-12-31), 10-K (報告日: 2005-12-31).


産業部門との比較: 食品、飲料、タバコ

Reynolds American Inc.、 ROE、長期トレンド、産業部門との比較: 食品、飲料、タバコ

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業界との比較: 生活必需品

Reynolds American Inc.、 ROE、長期トレンド、業界との比較: 生活必需品

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