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Reynolds American Inc. (NYSE:RAI)

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貸借対照表の構造:資産 

Reynolds American Inc.、連結貸借対照表の構成:資産

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2016/12/31 2015/12/31 2014/12/31 2013/12/31 2012/12/31
現金および現金同等物 4.01 4.82 6.36 9.74 15.11
短期投資 0.00 0.28 0.00 0.00 0.00
売掛金 0.13 0.13 0.76 0.69 0.53
売掛金、関連当事者 0.22 0.07 0.27 0.36 0.37
受取手形 0.00 0.00 0.00 0.24 0.21
その他の債権 0.02 0.07 0.08 0.10 0.10
在庫 3.22 3.26 8.43 7.32 5.94
繰延法人税(純額) 0.00 1.94 4.63 3.93 5.48
その他の流動資産 0.69 1.06 1.34 1.34 1.32
流動資産 8.29% 11.62% 21.87% 23.73% 29.06%
有形固定資産、プラントおよび設備、ネット 2.64 2.36 7.92 6.97 6.26
商標およびその他の無形固定資産(償却累計額控除後) 57.63 55.36 15.93 15.69 14.83
好意 31.30 30.05 52.75 52.01 48.38
その他の資産と繰延費用 0.14 0.60 1.53 1.59 1.46
固定資産 91.71% 88.38% 78.13% 76.27% 70.94%
総資産 100.00% 100.00% 100.00% 100.00% 100.00%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2016-12-31), 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31).


現金および現金同等物
現金および現金同等物は総資産に占める割合が2012年の15.11%から2016年の4.01%に減少傾向を示しており、流動性の観点から短期的な資金の比重が低下していると考えられる。一方、短期投資は2013年にはデータがなく、2015年に0.28%を記録したのみであるため、保有比率の変動は限定的であると考えられる。
売掛金および関連当事者売掛金
売掛金は総資産に占める割合が増加傾向にあり、2012年の0.53%から2014年の0.76%まで上昇した後、2015年および2016年には著しく減少し、2016年には0.13%に縮小した。関連当事者売掛金は一貫して比率が高く、2012年・2013年に0.37%、0.36%と安定していたが、2014年に0.27%、その後は大きく低下し、2016年に0.22%となった。これらの動きは関連当事者との取引に関する傾向の変化や回収効率の改善を示唆している可能性がある。
受取手形およびその他の債権
受取手形の比率は2012年の0.21%、2013年の0.24%に比べて、その後はデータの欠損もあり一貫性は見られないが、その他の債権は全期間を通じておおむね一定であり、比率は0.1%から0.02%までわずかに変動している。
在庫
在庫の総資産に占める割合は2012年の5.94%から2014年の8.43%に増加した後、2015年と2016年には大幅に減少し、それぞれ3.26%および3.22%にとどまった。この傾向は、在庫管理の効率化や販売戦略の見直しによる在庫圧縮を示唆している可能性がある。
繰延法人税等およびその他の流動資産
繰延法人税純額は2012年の5.48%から2013年の3.93%に減少し、その後2014年に4.63%まで回復しているが、2015年のデータが欠損しているため全体的な動向は限定的である。その他の流動資産は全期間にわたり比較的安定し、小さく推移している。
流動資産の比率
流動資産の総資産に占める割合は2012年の29.06%から、2016年には8.29%と大きく低下しており、短期流動性の比重が低下していることが見て取れる。この傾向は、流動資産の質の変化や、資金繰りの調整を反映している可能性がある。
有形固定資産および無形固定資産
有形固定資産は全体として比率がやや増加し2012年の6.26%から2016年には2.64%となっているが、その絶対額は変動がある。特に商標やその他の無形固定資産は大幅な増加を見せており、2012年の14.83%から2016年には57.63%に達し、無形資産の割合が大きく重視されていることを示す。特に好意の比率も増加し、総資産の30%から31.3%に上昇していることが注目される。
資産構成の全体的傾向
固定資産の比率は2012年の約70.94%から2016年の91.71%へと大幅に増加しており、総資産に占める固定資産の比重が高まっていることが示されている。特に無形資産の比率上昇は、企業のブランド価値や知的財産に重点を置いている可能性を示唆している。