総負債(帳簿価額)
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2022-02-26), 10-K (報告日: 2021-02-27), 10-K (報告日: 2020-02-29), 10-K (報告日: 2019-03-02), 10-K (報告日: 2018-03-03), 10-K (報告日: 2017-02-25).
財務データに基づき、長期負債の状況について分析を行う。2017年から2022年にかけて、長期借入金は概ね安定している。2017年度の1,491,603千米ドルから2018年度の1,492,078千米ドルとわずかに増加し、その後2019年度の1,487,934千米ドル、2020年度の1,488,400千米ドルと小幅な変動を経て、2021年度には1,190,363千米ドル、2022年度には1,179,776千米ドルと減少傾向にある。
一方、ファイナンスリース負債の状況は大きく変化している。現在のファイナンスリース負債は、2020年度に1,541千米ドルと初めて計上され、2022年度には2,494千米ドルに増加している。非流動ファイナンスリース負債は、2017年度の5,100千米ドルから2018年度の4,500千米ドル、2019年度の3,800千米ドルと減少傾向にあったが、2020年度には102,412千米ドルと大幅に増加し、2022年度には35,447千米ドルとなっている。
- 長期負債およびファイナンスリース負債の合計(帳簿価額)
- 2017年度から2019年度にかけては、1,496,703千米ドル、1,496,578千米ドル、1,491,734千米ドルとほぼ横ばいだった。しかし、2020年度には1,592,353千米ドルと増加し、2021年度には1,190,363千米ドルと大幅に減少した後、2022年度には1,217,717千米ドルと若干増加している。この変動は、主に非流動ファイナンスリース負債の増減に影響を受けていると考えられる。
全体として、長期借入金は減少傾向にある一方、ファイナンスリース負債が大幅に増加し、その結果、長期負債およびファイナンスリース負債の合計(帳簿価額)は大きく変動している。特に2020年度における非流動ファイナンスリース負債の急増は、負債構造に大きな変化をもたらしたと考えられる。
総負債(公正価値)
| 2022/02/26 | |
|---|---|
| 選択した財務データ (千米ドル) | |
| 長期借入金 | 956,000) |
| ファイナンス・リース負債 | 37,941) |
| 長期負債およびファイナンスリース負債の合計(公正価値) | 993,941) |
| 財務比率 | |
| 負債、帳簿価額に対する公正価値の比率 | 0.82 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2022-02-26).
債務の加重平均金利
無担保優先債券およびファイナンス・リース負債の加重平均金利: 4.89%
| 利率 | 借入金額1 | 利率 × 借入金額 | 加重平均金利2 |
|---|---|---|---|
| 3.75% | 289,000) | 10,835) | |
| 4.92% | 225,000) | 11,059) | |
| 5.17% | 675,000) | 34,864) | |
| 8.40% | 37,941) | 3,187) | |
| 合計値 | 1,226,941) | 59,944) | |
| 4.89% | |||
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2022-02-26).
1 千米ドル
2 加重平均金利 = 100 × 59,944 ÷ 1,226,941 = 4.89%