損益計算書
四半期データ
損益計算書は、一定期間にわたる企業の事業活動の財務結果に関する情報を示しています。損益計算書は、会社が期間中にどれだけの収益を生み出したか、そしてその収益を生み出すことに関連してどのような費用がかかったかを伝えます。
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Shockwave Medical Inc.、連結損益計算書(四半期データ)
千米ドル
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-Q (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31).
- 売上高の傾向
- 2019年度第1四半期では7269千米ドルであった製品収益は、その後継続的に増加し、2024年度第1四半期には2,18805千米ドルに達している。特に2021年度以降は収益の伸びが顕著であり、2022年度および2023年度にかけて大きく拡大している。
- 売上原価と粗利益の変化
- 売上原価は一貫して増加傾向にあり、2024年度第1四半期では28207千米ドルに上る。一方、粗利益も大きく増加しており、2023年度第4四半期には190598千米ドルとなっている。売上高の拡大に伴い、総じて粗利益も増加していることが確認できる。
- 費用構造の変動
- 研究開発費やセールス・マーケティング費用も大幅に増加している。研究開発費は2023年度第4四半期で非公開を除き、約44,466千米ドルに達し、事業の積極的な投資活動を示唆している。上記の費用増加に伴い、一般管理費や運営費も同様に上昇しているが、それに伴う増益も見られる。
- 営業利益と純利益の推移
- 営業利益は2019年度から2021年度まで赤字であったが、2021年度第4四半期には黒字に転換し、その後も増益を継続している。特に2023年度第4四半期には約55,346千米ドルの当期純利益を計上し、収益性の改善が顕著である。純利益も2022年度以降に急激に増加し、2023年度では一定の水準を保っている。
- その他の収入と支出
- 受取利息やその他の収入（費用）の変動が見られる。2023年度には12318千米ドルの受取利息が計上されており、第1四半期以降の収入拡大に寄与している。一方、利息費用も増加しているが、全体の利益拡大に対し比較的小さな影響に留まっている。
- 税金および純利益の変動
- 税引前利益は2023年度第4四半期に約55,460千米ドルにまで増加している。所得税負担も増加しているが、それを差し引いた当期純利益は同年度において約55,346千米ドルと、収益の大幅な拡大とともに純利益も劇的に改善していることが特筆できる。
- 総合的な分析
- 2019年から2023年にかけて、収益の着実な拡大とともにコストも増加しているものの、利益面では2021年度以降に財務状況の改善が見られる。特に2023年度は、売上高・利益ともに過去最高を記録し、事業の収益性が大きく向上していることが明らかである。研究開発および販売促進への投資が積極的に行われている一方で、効率的な収益化に成功していると考えられる。