活動比率は、企業が売掛金の回収や在庫の管理など、日常業務をどれだけ効率的に遂行しているかを測定します。

長期活動比(サマリー)
固定資産回転率
総資産回転率
自己資本回転率

Western Digital Corp.、長期活動率(四半期データ)

	2023/12/29	2023/09/29	2023/06/30	2023/03/31	2022/12/30	2022/09/30	2022/07/01	2022/04/01	2021/12/31	2021/10/01	2021/07/02	2021/04/02	2021/01/01	2020/10/02	2020/07/03	2020/04/03	2020/01/03	2019/10/04	2019/06/28	2019/03/29	2018/12/28	2018/09/28
固定資産回転率	3.40	3.36	3.40	3.86	4.27	4.70	5.12	5.50	5.63	5.54	5.31	5.32	5.60	5.74	5.86	5.88	5.72	5.57	5.83	5.96	6.30	6.71
総資産回転率	0.46	0.47	0.50	0.56	0.63	0.68	0.72	0.75	0.73	0.68	0.65	0.64	0.64	0.65	0.65	0.63	0.60	0.59	0.63	0.67	0.69	0.71
自己資本回転率	1.03	1.03	1.05	1.14	1.30	1.44	1.54	1.60	1.58	1.59	1.58	1.64	1.66	1.74	1.75	1.74	1.66	1.63	1.66	1.77	1.78	1.80

固定資産回転率は、2018年第3四半期から2021年第4四半期にかけて緩やかに低下する傾向が見られました。6.71から5.63へと減少した後、2021年第4四半期から2023年第4四半期にかけて、より急速な減少を示し、3.4に達しました。この傾向は、固定資産から生み出される収益が時間の経過とともに減少していることを示唆しています。

総資産回転率: 総資産回転率は、2018年第3四半期の0.71から2022年第4四半期にかけて概ね低下しました。2022年第4四半期には0.56まで低下し、その後2023年第4四半期には0.46までさらに低下しました。この減少は、資産を収益に変換する効率が低下していることを示しています。

自己資本回転率は、2018年第3四半期の1.8から2023年第4四半期にかけて一貫して低下しました。2023年第4四半期には1.03に達し、自己資本1単位あたりに生み出される収益が大幅に減少したことを示しています。この傾向は、資本効率の低下を示唆しています。

全体として、これらの財務指標は、収益性を生み出すための資産の効率的な活用において、一貫した低下傾向を示しています。固定資産、総資産、自己資本の回転率の低下は、収益性の悪化または資産利用の最適化の必要性を示唆しています。

Western Digital Corp.、固定資産純回転率、計算式(四半期データ)

	2023/12/29	2023/09/29	2023/06/30	2023/03/31	2022/12/30	2022/09/30	2022/07/01	2022/04/01	2021/12/31	2021/10/01	2021/07/02	2021/04/02	2021/01/01	2020/10/02	2020/07/03	2020/04/03	2020/01/03	2019/10/04	2019/06/28	2019/03/29	2018/12/28	2018/09/28
選択した財務データ (百万米ドル)
収益(純額)	3,032)	2,750)	2,672)	2,803)	3,107)	3,736)	4,528)	4,381)	4,833)	5,051)	4,920)	4,137)	3,943)	3,922)	4,287)	4,175)	4,234)	4,040)	3,634)	3,674)	4,233)	5,028)
有形固定資産、プラントおよび設備、ネット	3,315)	3,371)	3,620)	3,668)	3,688)	3,718)	3,670)	3,488)	3,367)	3,260)	3,188)	3,061)	2,918)	2,897)	2,854)	2,735)	2,722)	2,796)	2,843)	3,031)	3,077)	3,054)
長期活動率
固定資産回転率¹	3.40	3.36	3.40	3.86	4.27	4.70	5.12	5.50	5.63	5.54	5.31	5.32	5.60	5.74	5.86	5.88	5.72	5.57	5.83	5.96	6.30	6.71
ベンチマーク
固定資産回転率競合他社²
Apple Inc.	8.76	8.83	8.77	8.82	8.87	9.02	9.36	9.61	9.82	9.64	9.28	8.99	8.61	7.75	—	—	—	—	—	—	—	—
Arista Networks Inc.	65.55	62.08	57.69	54.54	51.74	49.98	46.11	40.75	38.14	36.13	37.49	36.78	81.23	75.84	—	—	—	—	—	—	—	—
Cisco Systems Inc.	28.55	28.96	27.34	26.82	27.07	26.52	25.82	25.21	24.09	22.69	21.31	20.64	20.13	19.93	—	—	—	—	—	—	—	—
Dell Technologies Inc.	14.97	15.51	16.48	18.00	18.53	18.99	18.69	14.34	14.47	14.48	14.65	14.52	14.34	15.11	—	—	—	—	—	—	—	—
Super Micro Computer Inc.	31.14	25.34	24.54	22.67	22.98	20.69	18.17	16.40	14.88	13.47	12.95	12.74	12.77	13.65	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q2 2024 計算
固定資産回転率 = (収益(純額)_{Q2 2024} + 収益(純額)_{Q1 2024} + 収益(純額)_{Q4 2023} + 収益(純額)_{Q3 2023}) ÷ 有形固定資産、プラントおよび設備、ネット
= (3,032 + 2,750 + 2,672 + 2,803) ÷ 3,315 = 3.40

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

収益は、2018年9月28日時点の5028百万米ドルから、2023年12月29日時点の3032百万米ドルまで、全体的に減少傾向を示しています。2018年9月期から2018年12月期にかけて大幅な減少が見られ、その後は比較的安定した水準で推移しました。2021年7月期には一時的に4920百万米ドルまで増加しましたが、その後は再び減少傾向に転じました。

有形固定資産、プラントおよび設備、ネット: 有形固定資産、プラントおよび設備、ネットは、2018年9月28日時点の3054百万米ドルから、2023年12月29日時点の3315百万米ドルまで、緩やかな増加傾向を示しています。2020年4月3日時点から2022年4月1日時点にかけて、特に増加の勢いが顕著です。しかし、2022年9月30日以降は横ばい、もしくは緩やかな減少傾向が見られます。

固定資産回転率は、2018年9月28日時点の6.71から、2023年12月29日時点の3.4まで、一貫して低下しています。この低下傾向は、収益の減少と有形固定資産の増加が組み合わさった結果と考えられます。特に、2022年9月期以降の低下幅が大きく、収益性に対する固定資産の効率的な活用が課題となっている可能性を示唆しています。2020年1月期から2021年10月期にかけては、比較的安定した水準を維持しましたが、その後は明確な下降トレンドを形成しています。

Western Digital Corp.、総資産回転率、計算式(四半期データ)

	2023/12/29	2023/09/29	2023/06/30	2023/03/31	2022/12/30	2022/09/30	2022/07/01	2022/04/01	2021/12/31	2021/10/01	2021/07/02	2021/04/02	2021/01/01	2020/10/02	2020/07/03	2020/04/03	2020/01/03	2019/10/04	2019/06/28	2019/03/29	2018/12/28	2018/09/28
選択した財務データ (百万米ドル)
収益(純額)	3,032)	2,750)	2,672)	2,803)	3,107)	3,736)	4,528)	4,381)	4,833)	5,051)	4,920)	4,137)	3,943)	3,922)	4,287)	4,175)	4,234)	4,040)	3,634)	3,674)	4,233)	5,028)
総資産	24,385)	24,001)	24,429)	25,151)	25,047)	25,686)	26,259)	25,699)	26,025)	26,391)	26,132)	25,409)	25,552)	25,402)	25,662)	25,509)	25,860)	26,280)	26,370)	26,913)	27,939)	28,705)
長期活動率
総資産回転率¹	0.46	0.47	0.50	0.56	0.63	0.68	0.72	0.75	0.73	0.68	0.65	0.64	0.64	0.65	0.65	0.63	0.60	0.59	0.63	0.67	0.69	0.71
ベンチマーク
総資産回転率競合他社²
Apple Inc.	1.13	1.09	1.09	1.15	1.16	1.12	1.12	1.15	1.10	0.99	1.04	1.05	0.97	0.83	—	—	—	—	—	—	—	—
Arista Networks Inc.	0.54	0.58	0.59	0.62	0.64	0.64	0.65	0.64	0.60	0.52	0.51	0.51	0.50	0.50	—	—	—	—	—	—	—	—
Cisco Systems Inc.	0.57	0.59	0.56	0.56	0.55	0.56	0.55	0.56	0.55	0.53	0.51	0.52	0.50	0.51	—	—	—	—	—	—	—	—
Dell Technologies Inc.	1.09	1.15	1.14	1.24	1.20	1.18	1.09	0.73	0.79	0.78	0.76	0.77	0.75	0.77	—	—	—	—	—	—	—	—
Super Micro Computer Inc.	1.71	1.80	1.94	2.06	2.16	1.82	1.62	1.51	1.56	1.58	1.59	1.69	1.72	1.82	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q2 2024 計算
総資産回転率 = (収益(純額)_{Q2 2024} + 収益(純額)_{Q1 2024} + 収益(純額)_{Q4 2023} + 収益(純額)_{Q3 2023}) ÷ 総資産
= (3,032 + 2,750 + 2,672 + 2,803) ÷ 24,385 = 0.46

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

収益は、2018年9月28日時点の5028百万米ドルから、2023年12月29日時点の3032百万米ドルまで、全体的に減少傾向を示しています。2018年9月期から2018年12月期にかけて大幅な減少が見られ、その後は比較的安定した水準で推移しました。2021年7月期には一時的に4920百万米ドルまで増加しましたが、その後は再び減少傾向に転じました。2023年6月期以降は、緩やかな回復が見られます。

総資産: 総資産は、2018年9月28日時点の28705百万米ドルから、2023年12月29日時点の24385百万米ドルまで、一貫して減少しています。減少のペースは緩やかですが、継続的な縮小傾向が確認できます。特に、2022年7月期以降の減少幅が大きくなっています。

総資産回転率は、2018年9月28日時点の0.71から、2023年12月29日時点の0.46まで、継続的に低下しています。この低下は、収益の減少と総資産の減少の両方が影響していると考えられます。2021年12月期には0.75まで上昇しましたが、その後は急速に低下し、2023年12月期には0.46まで落ち込んでいます。この傾向は、資産の効率的な活用が低下している可能性を示唆しています。

総資産回転率の低下は、収益の減少幅が総資産の減少幅よりも大きいことを意味します。これは、資産の利用効率が低下しているか、収益性の低い資産への投資が増加している可能性を示唆しています。詳細な分析のためには、個別の資産構成や収益構造に関する追加情報が必要です。

Western Digital Corp.、自己資本回転率、計算式(四半期データ)

	2023/12/29	2023/09/29	2023/06/30	2023/03/31	2022/12/30	2022/09/30	2022/07/01	2022/04/01	2021/12/31	2021/10/01	2021/07/02	2021/04/02	2021/01/01	2020/10/02	2020/07/03	2020/04/03	2020/01/03	2019/10/04	2019/06/28	2019/03/29	2018/12/28	2018/09/28
選択した財務データ (百万米ドル)
収益(純額)	3,032)	2,750)	2,672)	2,803)	3,107)	3,736)	4,528)	4,381)	4,833)	5,051)	4,920)	4,137)	3,943)	3,922)	4,287)	4,175)	4,234)	4,040)	3,634)	3,674)	4,233)	5,028)
株主資本	10,944)	10,989)	11,723)	12,487)	12,115)	12,107)	12,221)	11,984)	12,018)	11,361)	10,721)	9,949)	9,829)	9,576)	9,551)	9,243)	9,379)	9,566)	9,967)	10,214)	10,912)	11,375)
長期活動率
自己資本回転率¹	1.03	1.03	1.05	1.14	1.30	1.44	1.54	1.60	1.58	1.59	1.58	1.64	1.66	1.74	1.75	1.74	1.66	1.63	1.66	1.77	1.78	1.80
ベンチマーク
自己資本回転率競合他社²
Apple Inc.	5.14	5.21	6.17	6.37	6.20	6.83	7.78	6.67	5.73	5.26	5.80	5.40	4.70	4.44	—	—	—	—	—	—	—	—
Arista Networks Inc.	0.75	0.77	0.81	0.86	0.90	0.91	0.90	0.90	0.87	0.76	0.74	0.72	0.71	0.71	—	—	—	—	—	—	—	—
Cisco Systems Inc.	1.24	1.28	1.29	1.30	1.28	1.30	1.30	1.28	1.31	1.19	1.21	1.21	1.23	1.26	—	—	—	—	—	—	—	—
Dell Technologies Inc.	—	—	—	—	—	—	—	11.09	19.97	27.22	38.01	104.35	—	—	—	—	—	—	—	—	—	—
Super Micro Computer Inc.	3.01	3.41	3.61	3.72	3.65	3.70	3.64	3.63	3.51	3.38	3.25	3.21	3.06	3.08	—	—	—	—	—	—	—	—

¹ Q2 2024 計算
自己資本回転率 = (収益(純額)_{Q2 2024} + 収益(純額)_{Q1 2024} + 収益(純額)_{Q4 2023} + 収益(純額)_{Q3 2023}) ÷ 株主資本
= (3,032 + 2,750 + 2,672 + 2,803) ÷ 10,944 = 1.03

² 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。

収益は、2018年9月28日時点の5028百万米ドルから、2023年12月29日時点の3032百万米ドルまで、全体的に減少傾向を示しています。2019年10月4日には一時的に4040百万米ドルまで回復しましたが、その後も下降線を辿っています。2021年7月2日にはピークとなる4920百万米ドルを記録しましたが、その後の四半期で再び減少しています。

株主資本: 株主資本は、2018年9月28日時点の11375百万米ドルから、2023年12月29日時点の10944百万米ドルまで、緩やかな減少傾向にあります。2021年10月1日には12018百万米ドルとピークを迎えましたが、その後は減少しています。全体として、株主資本は比較的安定していますが、長期的に見るとわずかな減少が見られます。

自己資本回転率は、2018年9月28日時点の1.8から、2023年12月29日時点の1.03まで、一貫して低下しています。この低下は、収益の減少と株主資本の相対的な安定を反映していると考えられます。特に、2022年9月30日以降の自己資本回転率の低下は顕著であり、資本効率の悪化を示唆しています。2023年を通して、自己資本回転率は1.03で横ばいとなっています。

全体として、収益の減少と自己資本回転率の低下は、事業環境の悪化または資本配分の効率低下を示唆している可能性があります。株主資本は比較的安定していますが、収益の減少が長期的に続けば、株主資本にも影響を与える可能性があります。

Western Digital Corp. (NASDAQ:WDC)

長期活動比の分析
四半期データ

長期活動比(サマリー)

固定資産回転率

総資産回転率

自己資本回転率

Western Digital Corp. (NASDAQ:WDC)

長期活動比の分析 四半期データ

長期活動比(サマリー)

固定資産回転率

総資産回転率

自己資本回転率

長期活動比の分析
四半期データ