貸借対照表の構造:負債と株主資本
四半期データ
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DexCom Inc.、連結貸借対照表の構造:負債・自己資本(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).
- 負債比率の動向
- 総負債の割合は2018年から2023年にかけて堅調に増加しており、2023年第三四半期には約69.21％に達している。特に長期負債が大部分を占める傾向が持続し、長期負債の比率も41.29％から50％台へ上昇していることから、財務構造は長期負債の比重を高める傾向にある。短期負債の比率は2021年以降大きな増減はないものの、2022年以降は減少傾向を示している。
- 純資産の変動と利益の推移
- 利益剰余金（累積赤字）は2018年から2023年にかけて大きく改善し、2023年第三四半期には約11.6に達している。これに伴い、株主資本の割合も約30.79％から40％台へ上昇していることから、純資産の拡大が見られる。これは、純利益の増加または赤字縮小を反映しており、企業の収益性向上の兆候と考えられる。
- 資本構成の変化
- 追加資本金の割合は長期にわたり高水準を維持し、多くの期間で50％を超えている。特に2022年から2023年にかけてはさらに増加し、企業の財務安定性や資本調達力の強化を示唆している。普通株式の比率も非常に低い状態を維持しつつ、資本金の増加に伴う資本構造の変化が見て取れる。
- その他の負債項目の動き
- 長期優先転換社債や長期オペレーティング・リース負債は2023年にかけて減少傾向にあり、特に長期優先転換社債の比率は2023年第三四半期に11.34％まで低下している。一方、短期オペレーティング・リース負債はやや安定もしくは微増を示し、総じて長期負債の比率が企業の負債構成の中心となっていることを示している。
- 負債と資本のバランス
- 総負債の割合は高水準で維持されている一方、株主資本の割合も一定程度確保されており、負債と資本のバランスを積極的に調整していることがうかがえる。負債比率の上昇とともに、利益の改善や資本の増強がともなっていることから、総合的には財務の安定性と自己資本の拡充が進展していると解釈できる。