自己資本利益率 (ROE)
2005年以降

計算
競合他社との比較
産業部門との比較: 消費者サービス
業界との比較: 消費者裁量

計算

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE、長期トレンド計算

	ROE	=	100	×	Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)¹	÷	株主資本¹
2021/12/31	-103.44%	=	100	×	(5,260,499)	÷	5,085,556)
2020/12/31	-66.18%	=	100	×	(5,797,462)	÷	8,760,669)
2019/12/31	15.45%	=	100	×	1,878,887)	÷	12,163,846)
2018/12/31	16.31%	=	100	×	1,811,042)	÷	11,105,461)
2017/12/31	15.18%	=	100	×	1,625,133)	÷	10,702,303)
2016/12/31	14.07%	=	100	×	1,283,388)	÷	9,121,412)
2015/12/31	8.26%	=	100	×	665,783)	÷	8,063,039)
2014/12/31	9.22%	=	100	×	764,146)	÷	8,284,359)
2013/12/31	5.38%	=	100	×	473,692)	÷	8,808,265)
2012/12/31	0.22%	=	100	×	18,287)	÷	8,308,749)
2011/12/31	7.22%	=	100	×	607,421)	÷	8,407,823)
2010/12/31	6.89%	=	100	×	547,467)	÷	7,942,502)
2009/12/31	2.17%	=	100	×	162,421)	÷	7,499,717)
2008/12/31	8.43%	=	100	×	573,722)	÷	6,803,012)
2007/12/31	8.93%	=	100	×	603,405)	÷	6,757,343)
2006/12/31	10.41%	=	100	×	633,922)	÷	6,091,575)
2005/12/31	12.89%	=	100	×	715,956)	÷	5,554,465)

¹ 千米ドル

総括: 本データに基づく年度別財務指標は、2005年から2019年にかけて比較的安定した利益水準と株主資本の成長を示している一方、2020年以降は大幅な赤字と資本構造の変動により財務指標が大きく悪化していることを示唆する。特に、2020年と2021年の純利益はいずれも大幅にマイナスとなり、ROEも同期間に大幅低下した。一方、株主資本は2019年まで一貫して増加したのち、2020年および2021年には顕著に減少している。これらの動きは、収益力の急変と資本構成の変動がROEへ直接的に影響していることを示す。
主要な推移と洞察: 同期間の当期純利益は2005年から2019年まで正の値を維持し、特に2019年には1,878,887千米ドルへ達して高水準を保持していた。一方、2012年には18,287千米ドルと極端に低く、ROEは0.22%と低位に落ち込んだが、その後2013年以降はROEが再び高水準に回復し、2016年から2019年は14.07%～16.31%の範囲で安定した資本効率を示した。これらの年は、利益水準と株主資本の成長が相互作用して高いROEをもたらしていたことを示す。; 2020年には純利益が-5,797,462千米ドルへ転じ、2021年も-5,260,499千米ドルと赤字が継続した。この赤字の影響でROEは-66.18%（2020年）および-103.44%（2021年）へ著しく悪化した。ROEの急落は、赤字の大きさと同時に株主資本自体が大きく減少している要因と重なっており、利益水準の低下と資本構成の変動が同時にROEへ影響を及ぼしていることが読み取れる。; 株主資本は2005年5,554,465千米ドルから2019年12,163,846千米ドルへ着実に増加したあと、2020年8,760,669千米ドル、2021年5,085,556千米ドルと大幅に減少している。資本のピークを2019年に迎えた後の急減は、2020–2021年の事業環境悪化と資本構成の変動を反映している。これにより、ROEの回復余地は大きく限定的となっており、今後の財務再構築には資本安定性の確保が重要となる。
財務指標の期間別特徴の要約: ・純利益：2005-2019年は概ね正の水準で推移し、2019年には約1.88百万千米ドルへ到達。その後、2020年・2021年に大幅な赤字へ転じた。・ROE：2005-2019年は高水準（最大で16.31%）を維持しており、2012年には0.22%と低位に落ち込む局面もあったが、全体として利益と資本の成長がROEを押し上げていた。2020年以降は負値へ転換。・株主資本：2005年の約5.55十億米ドルから2019年には約12.16十億米ドルへ増加、2020年に約8.76十億米ドル、2021年に約5.09十億米ドルへ大幅に減少。資本のピーク後の急激な縮小がROEの悪化と連動している。
結論と示唆: 2005-2019年を通じて同期間は高い収益性と資本効率を示しており、ROEは10%超から15%超の範囲で安定して推移していた。しかし2020年以降の大幅な赤字と株主資本の急減はROEの急激な悪化を招き、財務健全性に対するリスクを顕在化させている。今後は、事業収益の回復と資本構成の安定化がROEの回復には不可欠となる。単位は千米ドル、ROEはパーセントで表しており、欠損データはこの期間には見られない。

競合他社との比較

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE、長期トレンド、競合他社との比較

	Royal Caribbean Cruises Ltd.	Airbnb Inc.	Booking Holdings Inc.	Chipotle Mexican Grill Inc.	DoorDash, Inc.	McDonald’s Corp.	Starbucks Corp.
2021/12/31	-103.44%	-7.37%	18.86%	28.42%	-10.03%	—	—
2020/12/31	-66.18%	-158.00%	1.21%	17.61%	-9.81%	—	—
2019/12/31	15.45%	—	82.00%	20.81%	—	—	—
2018/12/31	16.31%	—	45.51%	12.25%	—	—	386.34%
2017/12/31	15.18%	—	20.79%	12.92%	—	—	52.93%
2016/12/31	14.07%	—	21.74%	1.64%	—	—	47.89%
2015/12/31	8.26%	—	29.01%	22.35%	—	63.90%	47.39%
2014/12/31	9.22%	—	28.27%	22.13%	—	37.02%	39.23%
2013/12/31	5.38%	—	27.39%	21.29%	—	34.89%	0.19%
2012/12/31	0.22%	—	36.43%	22.31%	—	35.73%	27.09%
2011/12/31	7.22%	—	41.04%	20.58%	—	38.24%	28.41%
2010/12/31	6.89%	—	29.09%	22.07%	—	33.80%	25.73%
2009/12/31	2.17%	—	37.04%	18.03%	—	32.43%	12.83%
2008/12/31	8.43%	—	26.49%	12.56%	—	32.23%	12.67%
2007/12/31	8.93%	—	27.12%	12.55%	—	15.67%	29.45%
2006/12/31	10.41%	—	21.36%	8.74%	—	22.93%	25.32%
2005/12/31	12.89%	—	52.22%	12.19%	—	17.18%	23.65%

産業部門との比較: 消費者サービス

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE、長期トレンド、産業部門との比較: 消費者サービス

	Royal Caribbean Cruises Ltd.	消費者サービス
2021/12/31	-103.44%	159.36%
2020/12/31	-66.18%	—
2019/12/31	15.45%	—
2018/12/31	16.31%	284.52%
2017/12/31	15.18%	71.55%
2016/12/31	14.07%	64.84%
2015/12/31	8.26%	43.28%
2014/12/31	9.22%	33.77%
2013/12/31	5.38%	27.00%
2012/12/31	0.22%	33.45%
2011/12/31	7.22%	35.81%
2010/12/31	6.89%	31.52%
2009/12/31	2.17%	29.09%
2008/12/31	8.43%	28.45%
2007/12/31	8.93%	17.62%
2006/12/31	10.41%	22.82%
2005/12/31	12.89%	18.57%

業界との比較: 消費者裁量

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE、長期トレンド、業界との比較: 消費者裁量

	Royal Caribbean Cruises Ltd.	消費者裁量
2021/12/31	-103.44%	33.71%
2020/12/31	-66.18%	24.49%
2019/12/31	15.45%	34.62%
2018/12/31	16.31%	34.33%
2017/12/31	15.18%	22.85%
2016/12/31	14.07%	28.74%
2015/12/31	8.26%	29.03%
2014/12/31	9.22%	20.60%
2013/12/31	5.38%	20.34%
2012/12/31	0.22%	21.97%
2011/12/31	7.22%	34.92%
2010/12/31	6.89%	24.34%
2009/12/31	2.17%	25.32%
2008/12/31	8.43%	1.64%
2007/12/31	8.93%	16.06%
2006/12/31	10.41%	3.84%
2005/12/31	12.89%	19.92%

Royal Caribbean Cruises Ltd. (NYSE:RCL)

自己資本利益率 (ROE) 2005年以降

計算

競合他社との比較

産業部門との比較: 消費者サービス

業界との比較: 消費者裁量

自己資本利益率 (ROE)
2005年以降