損益計算書の構造
四半期データ
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31), 10-K (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30), 10-Q (報告日: 2016-06-30), 10-Q (報告日: 2016-03-31), 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-Q (報告日: 2015-09-30), 10-Q (報告日: 2015-06-30), 10-Q (報告日: 2015-03-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-Q (報告日: 2014-09-30), 10-Q (報告日: 2014-06-30), 10-Q (報告日: 2014-03-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-Q (報告日: 2013-09-30), 10-Q (報告日: 2013-06-30), 10-Q (報告日: 2013-03-31).
- 収益の動向
- 2013年3月期以降、収益の金額は明示的な数値からは読み取れないが、収益に占める割合は一定の基準のもとで安定しており、全期間を通じて100%とされているため、収益全体の規模は維持されていると仮定できる。一方で、収益の割合に関する他の指標は示されていないため、相対的な収益構造の変化は把握しづらい。
- 収益コストと粗利益
- 収益コストは収益に対して約92%前後と高い割合を維持し、コスト比率はほぼ一貫していることから、コスト構造は安定していると推察できる。一方、粗利益率は7.54%から9.81%まで年々変動しており、2017年後半にかけて徐々に改善傾向を示している。これは、コスト管理の効率化や売上高の増加の兆しと推測される。
- 販売費及び管理費
- 販売、一般および管理費は収益に対して約3.09%から4.38%の範囲で推移し、相対的に安定した水準にある。これにより、運営コストの制御が一定範囲内で行われていることを示唆している。
- 営業利益
- 営業利益は、2013年から2018年までの期間において、年度ごとに一定の変動が見られるが、2015年以降は顕著に増加している。特に2016年以降は、収益に対する比率も上昇しており、経常的な収益性の向上を示している。2017年には最高値の6.24%に達し、その後も安定した高水準を維持している。
- その他の収入と支出
- 利息収入その他および支払利息・その他費用はともに収益に対して比較的小さな割合であり、変動はあるものの、全体的に一定の範囲内に収まっている。特に支払利息は約0.46%から0.66%とわずかだが、近年やや増加の傾向が見られる。
- 税引前純利益および継続事業からの純利益
- 税引前当期純利益は一定の変動を見せつつも、2017年には最高値の約5.37%へと増加。その後も安定した水準にあり、継続事業の純利益率も高水準を維持している。特に2016年から2017年にかけて、純利益率は顕著に向上しており、企業の収益性改善が窺える。非継続事業による損失は限定的かつ一定の範囲にとどまり、全体の純利益増加に寄与している可能性がある。
- 当期純利益
- 最終的な純利益は、2013年から2018年にかけて全般的に増加傾向を示し、2017年には31.8%から最大の$5.63の割合を記録している。その後も堅調に推移し、総合的な収益性の向上が伺える。ただし、2017年の数値がピークとなった後の展開については追加データが必要となる。
また、非支配持分に帰属する純利益は比較的小さな割合であるが、微細な変動を見せつつも、全体の純利益に対してほぼ一定の寄与を保ち続けている。企業の所有構造における多様な資本関係も反映されていると考えられる。