損益計算書の構造
四半期データ
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Shockwave Medical Inc.、連結損益計算書の構成(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-Q (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31).
- 売上高と収益構造の傾向
- 期間を通じて、製品収益と収入の割合は一定しており、全期間において100%を占めていることから、同社の収益は主に製品販売に依存していることが示されている。また、収益全体に対する製品コストの割合は、最初は比較的高い水準（42%台）を示すが、2020年以降は徐々に低下し、2023年以降は約13%前後へと改善している。これにより、コスト効率の向上が見て取れる。粗利益率は2020年以降に顕著に上昇し、2022年には86%を超える高い水準に達し、その後も維持されていることから、利益率の改善が継続していると考えられる。
- 研究開発と販売・管理コストの動向
- 研究開発費用は、全体の収益に対する割合が大部分の期間でマイナスまたは低い水準にありつつ、2020年以降においても徐々に改善傾向にある。特に2022年には1割台に低下し、性能向上への投資が安定化していることが読み取れる。セールス＆マーケティング費用は、2020年までは収益の70%～110%に及ぶ高負担を示すが、2021年以降は30%～45%に削減されており、運営効率化と販売活動の効率化が進んでいることが見て取れる。
- 営業利益と経営効率の改善
- 営業利益(損失)は2020年まではマイナスが続くが、2021年には黒字化し、その後も緩やかな増加傾向にある。特に2022年以降は20%以上の営業利益率を維持し、収益の改善とコストの抑制によって経営の効率化が図られていることが分かる。これにより、営業活動の収益性が大きく向上していると考えられる。
- 非営業項目と純利益の動向
- 持分法投資による収入やその他の収入は、一定ではなく、特定の期間に変動がみられるが、全体として大きな影響は限定的である。利息は継続的に低水準ながらマイナスの状態が続き、総じて金利負担が一定の負荷となっている。税引前当期純利益と純利益に関しては、2020年から2021年にかけて赤字から黒字へと転じ、その後も堅調に推移している。特に2022年には7割程度の純利益率に達しており、利益の安定化と収益性の改善が明らかとなる。