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Royal Caribbean Cruises Ltd. (NYSE:RCL)

この会社は アーカイブに移動しました! 2022年7月29日以降、財務データは更新されていません。

長期活動比の分析 
四半期データ

Microsoft Excel

長期活動比(サマリー)

Royal Caribbean Cruises Ltd.、長期活動率(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
固定資産回転率 0.17 0.09 0.06 0.02 0.00 0.01 0.09 0.19 0.31 0.41 0.43 0.43 0.42 0.42 0.40 0.41 0.42 0.41 0.44
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む) 0.17 0.09 0.06 0.02 0.00 0.01 0.09 0.18 0.30 0.40 0.42 0.42 0.41 0.41 0.40 0.41 0.42 0.41 0.44
総資産回転率 0.14 0.08 0.05 0.02 0.00 0.01 0.07 0.15 0.24 0.32 0.36 0.36 0.35 0.34 0.34 0.34 0.37 0.37 0.39
自己資本回転率 1.38 0.64 0.30 0.09 0.01 0.02 0.25 0.56 0.88 1.03 0.90 0.90 0.90 0.88 0.85 0.81 0.83 0.83 0.82

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


固定資産回転率の動向

2017年第1四半期から2022年第2四半期にかけて、固定資産回転率は比較的安定して推移しており、概ね0.4前後で推移している。ただし、2020年第2四半期以降、顕著に減少し続け、2020年度以降では0.01から0.17の範囲で推移している。この期間においては、資産効率の低下やコロナ禍による経営環境の変化が影響している可能性が示唆される。

また、オペレーションを含む使用権資産を考慮した場合も、ほぼ同様のトレンドを示しており、資産の効率性の低下は 、リース資産を含めた全体の資産評価においても傾向が一致していることがわかる。

総資産回転率の変化

総資産回転率は、2017年第1四半期の0.39から、2020年第2四半期の0.01まで大きく低下し、その後やや回復の兆しを見せつつ、2022年第2四半期には0.14にとどまっている。これもまた、新型コロナウイルスの影響による航空事業の縮小やキャッシュフローの圧迫により、総資産に対する売上高比率が大きく低下したことを反映している。

期間を通じて、大きな変動が見られるため、資産の運用効率性の改善が今後の課題であると考えられる。

自己資本回転率の傾向

自己資本回転率は、2017年第1四半期の0.82から徐々に上昇し、2022年第2四半期には1.38に達している。特に2020年度以降には急激な上昇が見られ、2022年には1.38と非常に高い水準にある。この傾向は、自己資本の効率的な利用により、資本対比の売上高の増加を示していることを示唆している。これには、コスト削減や資本構造の見直しなどの経営改善策が影響した可能性も考えられる。

結果として、自己資本の効率性は全体的に改善しており、投資資本をより効果的に運用できていると評価できる。


固定資産回転率

Royal Caribbean Cruises Ltd.、固定資産純回転率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
収益 2,184,242 1,059,231 982,247 456,958 50,914 42,014 34,138 (33,688) 175,605 2,032,750 2,517,413 3,186,850 2,806,631 2,439,767 2,332,301 2,796,187 2,337,605 2,027,756 2,004,467 2,569,544 2,195,274 2,008,560
有形固定資産、ネット 27,556,323 26,940,867 25,907,949 25,699,712 25,872,907 25,794,798 25,246,595 25,362,549 25,647,715 25,857,215 25,466,808 25,005,404 24,855,174 23,641,251 23,466,163 22,599,589 21,429,719 21,207,786 19,735,180 19,688,872 19,798,542 19,860,696
長期活動率
固定資産回転率1 0.17 0.09 0.06 0.02 0.00 0.01 0.09 0.19 0.31 0.41 0.43 0.43 0.42 0.42 0.40 0.41 0.42 0.41 0.44
ベンチマーク
固定資産回転率競合 他社2
Airbnb Inc. 62.54 46.34 38.27
Booking Holdings Inc. 17.07 14.82 13.33 12.09 9.60 7.70 8.99
Chipotle Mexican Grill Inc. 4.49 4.40 4.27 4.18 4.11 3.91 3.78
McDonald’s Corp. 1.01 0.97 0.94 0.92 0.88 0.80 0.77
Starbucks Corp. 4.85 4.75 4.56 4.41 3.89 3.75 3.77 3.82 4.17 4.22 4.12

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
固定資産回転率 = (収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021 + 収益Q3 2021) ÷ 有形固定資産、ネット
= (2,184,242 + 1,059,231 + 982,247 + 456,958) ÷ 27,556,323 = 0.17

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売上高の推移について
2017年度から2019年度にかけて、四半期ごとに収益は一定の範囲内で増加傾向を示している。ただし、2020年第1四半期において大きな減少(-33688千米ドル)を記録し、その後2020年第2四半期まで非常に低迷していることが見て取れる。その後、2020年第3四半期以降は回復傾向にあり、2021年度には収益が大きく回復し、2022年第2四半期には最大値である1,059,231千米ドルに達している。これは、新型コロナウイルスの影響による一時的な縮小からの回復を示唆している。
有形固定資産の推移および資産回転率
有形固定資産は継続して増加しており、2017年の約19,860,696千米ドルから2022年には約27,956,323千米ドルに増加している。資産回転率は2017年度に0.44を記録し、その後2020年度までは0.09程度で推移している。2020年度以降は急激に低下し、2020年第3四半期には0.01、2020年第4四半期には0に近い値を示している。これは資産の増加に対して売上高が追いついていないことや、コロナ禍による事業の縮小や非効率化が影響している可能性がある。その後の回復局面では、資産回転率も徐々に改善しているが、依然として低水準にとどまっていることから、資産の効率的な運用が課題と考えられる。
総合的な分析と展望
全体として、収益はコロナ禍による一時的な落ち込みから2021年以降の回復局面へと移行している。資産の規模は拡大を続けているものの、資産回転率は低迷し続けていることから、資産効率の改善が求められる。今後は、売上高の増加とともに、資産の最適化や効率的な運用に注力しながら、収益性の向上を図ることが重要となる。特に、コロナ禍からの正常化とともに、資産の稼働率や収益性の向上に向けた戦略的な取り組みが求められるだろう。

固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)

Royal Caribbean Cruises Ltd.、固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
収益 2,184,242 1,059,231 982,247 456,958 50,914 42,014 34,138 (33,688) 175,605 2,032,750 2,517,413 3,186,850 2,806,631 2,439,767 2,332,301 2,796,187 2,337,605 2,027,756 2,004,467 2,569,544 2,195,274 2,008,560
 
有形固定資産、ネット 27,556,323 26,940,867 25,907,949 25,699,712 25,872,907 25,794,798 25,246,595 25,362,549 25,647,715 25,857,215 25,466,808 25,005,404 24,855,174 23,641,251 23,466,163 22,599,589 21,429,719 21,207,786 19,735,180 19,688,872 19,798,542 19,860,696
オペレーティングリース使用権資産 569,561 535,532 542,128 560,224 559,508 579,541 599,985 584,477 609,422 619,439 687,555 697,461 720,854 777,551
有形固定資産(オペレーティング・リース、使用権資産を含む) 28,125,884 27,476,399 26,450,077 26,259,936 26,432,415 26,374,339 25,846,580 25,947,026 26,257,137 26,476,654 26,154,363 25,702,865 25,576,028 24,418,802 23,466,163 22,599,589 21,429,719 21,207,786 19,735,180 19,688,872 19,798,542 19,860,696
長期活動率
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)1 0.17 0.09 0.06 0.02 0.00 0.01 0.09 0.18 0.30 0.40 0.42 0.42 0.41 0.41 0.40 0.41 0.42 0.41 0.44
ベンチマーク
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)競合 他社2
Airbnb Inc. 26.12 16.30 13.98
Booking Holdings Inc. 11.24 9.40 8.31 7.63 5.96 4.65 5.29
Chipotle Mexican Grill Inc. 1.62 1.59 1.54 1.49 1.48 1.41 1.38
Starbucks Corp. 2.14 2.08 1.99 1.91 1.68 1.61 1.64 1.66 1.82 1.83 4.12

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む) = (収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021 + 収益Q3 2021) ÷ 有形固定資産(オペレーティング・リース、使用権資産を含む)
= (2,184,242 + 1,059,231 + 982,247 + 456,958) ÷ 28,125,884 = 0.17

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収益の推移と変動
2017年3月期から2019年12月期にかけて、収益は比較的安定して増加傾向にあった。ただし、2020年の第一四半期以降、COVID-19の影響により著しい減少が見られ、2020年3月期には大幅な減収に転じている。その後、2020年6月以降は回復基調にあり、2022年6月期には2019年同期比を上回る水準に回復している。
有形固定資産の動向
有形固定資産は2017年第三四半期に約1億9807万ドルだったが、全体として緩やかな増加傾向を示している。2022年6月期には約2億7476万ドルとなり、資産の規模は拡大している。ただし、2020年の第三四半期には若干の減少も観察されている。
固定資産回転率の変化
固定資産回転率は2017年以降、一定の範囲内で推移しているものの、2020年以降は明確な低下傾向が見られる。2020年第3四半期に0.01となった後、2021年以降は徐々に回復し、2022年6月期には0.06まで回復している。これは有形固定資産の増加に対して収益が追いつきつつあることを示しており、資産効率の改善が進んでいる可能性を示唆している。
総括
全体的に見ると、COVID-19パンデミックの影響により2020年中旬まで収益は大きく落ち込んだものの、その後回復しつつあり、資産活用効率も改善の兆しを見せている。これらの動向は、企業の収益回復戦略と資産運用の改善努力が持続していることを反映していると考えられる。

総資産回転率

Royal Caribbean Cruises Ltd.、総資産回転率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
収益 2,184,242 1,059,231 982,247 456,958 50,914 42,014 34,138 (33,688) 175,605 2,032,750 2,517,413 3,186,850 2,806,631 2,439,767 2,332,301 2,796,187 2,337,605 2,027,756 2,004,467 2,569,544 2,195,274 2,008,560
総資産 33,943,245 32,939,998 32,258,355 32,665,566 33,691,962 34,347,073 32,465,187 31,828,810 33,306,543 33,445,053 30,320,284 29,825,461 29,808,962 28,720,049 27,698,270 27,093,540 24,057,036 23,970,972 22,296,317 22,099,314 22,024,168 22,017,257
長期活動率
総資産回転率1 0.14 0.08 0.05 0.02 0.00 0.01 0.07 0.15 0.24 0.32 0.36 0.36 0.35 0.34 0.34 0.34 0.37 0.37 0.39
ベンチマーク
総資産回転率競合 他社2
Airbnb Inc. 0.39 0.39 0.44
Booking Holdings Inc. 0.60 0.56 0.46 0.39 0.30 0.24 0.31
Chipotle Mexican Grill Inc. 1.24 1.21 1.13 1.09 1.08 1.03 1.00
McDonald’s Corp. 0.48 0.47 0.43 0.43 0.42 0.38 0.36
Starbucks Corp. 1.08 1.05 0.93 0.92 0.84 0.77 0.80 0.83 0.97 0.97 1.38

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
総資産回転率 = (収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021 + 収益Q3 2021) ÷ 総資産
= (2,184,242 + 1,059,231 + 982,247 + 456,958) ÷ 33,943,245 = 0.14

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収益の推移
資料期間中、収益は2017年度の初期段階から比較的堅調に推移しているが、2020年の第一四半期に向けて大きな変動が見られ、特に2020年の第2四半期には著しい減少(マイナス値)となっている。これは新型コロナウイルス感染症の影響による一時的な運航停止や需要の低迷を反映していると考えられる。一方で、2020年後半から2022年にかけて、収益は再び増加傾向にあり、2022年6月にはピークを記録していることから、事業の回復を示唆している。
総資産の推移
総資産は2017年から増加傾向にあり、2020年の終わりまで着実に積み重ねられている。特に2020年以降は資産規模の拡大が継続し、2022年6月には3兆3千億米ドル台に達している。この増加は、企業の資産保有とキャッシュや投資の拡大を反映している可能性がある。一方で、2020年の第2四半期以降、やや資産が縮小傾向にあるが、全体としては資産基盤は堅持されている。
総資産回転率
総資産回転率は、2017年からの期間では不明な値も含むが、2018年度以降は比較的安定して推移し、0.34付近で推移している。2020年の第2四半期以降は大きく低下し、2020年第3四半期には0.01を記録、2021年度には少しずつ回復するも、2022年6月時点では0.08と低水準にとどまっている。これにより、総資産に対する収益生成効率は、新型コロナ禍の影響により低下していることが示唆される。特に、2020年以降の経済環境の変化により、資産の効率的利用が難しくなっている可能性がある。

自己資本回転率

Royal Caribbean Cruises Ltd.、自己資本回転率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
収益 2,184,242 1,059,231 982,247 456,958 50,914 42,014 34,138 (33,688) 175,605 2,032,750 2,517,413 3,186,850 2,806,631 2,439,767 2,332,301 2,796,187 2,337,605 2,027,756 2,004,467 2,569,544 2,195,274 2,008,560
株主資本 3,398,098 3,988,928 5,085,556 6,467,498 7,884,015 9,172,382 8,760,669 8,328,594 8,963,905 10,231,775 12,163,846 11,976,907 11,538,403 11,269,070 11,105,461 11,338,135 10,773,698 10,646,796 10,702,303 10,435,488 9,683,408 9,266,830
長期活動率
自己資本回転率1 1.38 0.64 0.30 0.09 0.01 0.02 0.25 0.56 0.88 1.03 0.90 0.90 0.90 0.88 0.85 0.81 0.83 0.83 0.82
ベンチマーク
自己資本回転率競合 他社2
Airbnb Inc. 1.41 1.40 1.25
Booking Holdings Inc. 3.66 2.86 1.77 1.66 1.50 1.19 1.39
Chipotle Mexican Grill Inc. 3.78 3.67 3.29 3.11 3.15 3.01 2.96
McDonald’s Corp.
Starbucks Corp.

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
自己資本回転率 = (収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021 + 収益Q3 2021) ÷ 株主資本
= (2,184,242 + 1,059,231 + 982,247 + 456,958) ÷ 3,398,098 = 1.38

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収益の傾向について
この期間において、収益は全体的に増加傾向を示している。特に2017年から2019年にかけて、収益は約2,000万ドルから3,200万ドル台へと堅調に伸びている。ただし、2020年にはCOVID-19の影響と考えられる大きな落ち込みを見せており、2020年3月以降には大幅な減少が顕著となっている。2020年6月にはさらに減少し、その後も回復の兆しは見られるものの、2019年のピーク時ほどの収益には至っていないと判断できる。2021年以降は回復基調にあり、2022年6月には再び収益が増加し、2022年前半にはコロナ禍の影響からの回復が進んでいることが示唆される。
株主資本の推移と変動
株主資本については、2017年の約9,266,830千ドルから2022年6月には約3,988,098千ドルまで減少している。特に2020年にかけて著しい減少を示し、その後も継続的な縮小傾向が見られる。この間、収益の変動に対して株主資本は比較的安定しているものの、COVID-19パンデミックの影響により資本の増減に大きな変動が生じていることがわかる。これにより、会社の資本構造はパンデミックをきっかけに悪化した可能性が示唆される。
自己資本回転率の動きとその示唆
自己資本回転率に関しては、2017年に比較的低水準から始まったが、2020年にかけて大幅に変動している。2020年においては、0.01から0.02と非常に低い値を示し、それ以前の数値(0.25〜0.56)に比べて著しく低下している。これは自己資本の効率的運用が困難になっていることを示す。一方、2021年には一時的に高まる傾向も見られるが、2022年には再び高い水準へと回復し、資本効率の改善とともに収益性の回復を示していると考えられる。しかし、全体としてCOVID-19の影響期間には、自己資本の回転効率が著しく低下したことが分かる。