総資産回転率
2005年以降

計算
競合他社との比較
産業部門との比較: 運輸
業界との比較: 工業

計算

CSX Corp.、総資産回転率、長期トレンド計算

	総資産回転率	=	収入¹	÷	総資産¹
2022/12/31	0.35	=	14,853)	÷	41,912)
2021/12/31	0.31	=	12,522)	÷	40,531)
2020/12/31	0.27	=	10,583)	÷	39,793)
2019/12/31	0.31	=	11,937)	÷	38,257)
2018/12/31	0.33	=	12,250)	÷	36,729)
2017/12/31	0.32	=	11,408)	÷	35,739)
2016/12/30	0.31	=	11,069)	÷	35,414)
2015/12/25	0.34	=	11,811)	÷	35,039)
2014/12/26	0.38	=	12,669)	÷	33,053)
2013/12/27	0.38	=	12,026)	÷	31,782)
2012/12/28	0.38	=	11,756)	÷	30,571)
2011/12/30	0.40	=	11,743)	÷	29,473)
2010/12/31	0.38	=	10,636)	÷	28,141)
2009/12/25	0.33	=	9,041)	÷	27,036)
2008/12/26	0.43	=	11,255)	÷	26,288)
2007/12/28	0.39	=	10,030)	÷	25,534)
2006/12/29	0.38	=	9,566)	÷	25,129)
2005/12/30	0.36	=	8,618)	÷	24,232)

¹ 百万米ドル

要約の要点: 総資産は長期にわたり着実に増加しており、収入も長期的には成長傾向を示すが、年次での変動が大きい。2009年の大幅な収入減少や2020年のパンデミック影響時には収益が落ち込む一方で、総資産は引き続き増加している。総資産回転率は2008年頃の高水準から2010年代半ばにかけて低下しており、2020年には再び大きく低下した後、2021-2022年に回復している。全体としては、資産の拡大と収益の成長がほぼ同程度で推移しており、資産効率の改善には2021-2022年の動きが寄与している。
収入の長期動向と局所的変動: 2005年から2008年は連続的に増加し、2008年には最高水準の水準に達している。一方、2009年は大幅に減少し、回復は2010年以降の年次で進んだ。2010年代前半は再び成長を続け、2014年頃まで比較的安定した増加を見せた。しかし2015年と2016年には再度の減少があり、以降2017年から2019年は緩やかな回復を示した。2020年には急激に低下したが、2021年には回復し、2022年には新たな高水準へと到達した。全体としては長期的には成長傾向だが、景気循環や需要の変動に左右される波形が顕著である。
総資産の動向と財務構造: 総資産は2005年の約2,423億ドル相当から、2022年には約4,191億ドルへと着実に増加した。増加は一定のペースで推移し、大きな後退は見られない。2006年以降、年次の増加幅は概ね安定しており、2014年以降の期間には増加ペースがやや強まる局面もある。総資産の拡大は長期的な規模拡張を反映しており、資本支出や設備投資の累積によるものと解釈できる。
総資産回転率の推移と示唆: 総資産回転率は2008年に0.43と高水準を示し、収益の資産ベースに対する効率が比較的高かった。その後、2010年代を通じて0.38～0.40台を維持する局面が多い一方、2015年以降は0.34前後、2016年には0.31へ低下するなど、資産増加に対して収益成長が相対的に鈍化する局面があった。2020年には0.27へ低下し、パンデミック期の需要低下が反映されている。2021年には再び回復し0.31、2022年には0.35へ改善しており、収益成長と資産拡大の組み合わせで資産の効率性が回復していることを示唆する。
総括的示唆: 長期的には資産と収入の双方が増加しており、規模拡大が収益機会を支える構造にあることが読み取れる。一方、資産の増加ペースが収益成長に追随しない局面が過去には散見され、資産効率の低下が発生していた。2020年の大きな需要縮小後、2021-2022年にかけて収益と資産の関係が再調整され、資産回転率の回復も見られる。今後は資産の適正規模の維持と、収益成長をより効率的に資産へ波及させる運用が、財務指標の安定性向上には重要となろう。

競合他社との比較

CSX Corp.、総資産回転率、長期トレンド、競合他社との比較

	CSX Corp.	FedEx Corp.	Uber Technologies Inc.	Union Pacific Corp.	United Airlines Holdings Inc.	United Parcel Service Inc.
2022/12/31	0.35	1.09	0.99	0.38	0.67	1.41
2021/12/31	0.31	1.01	0.45	0.34	0.36	1.40
2020/12/31	0.27	0.94	0.33	0.31	0.26	1.36
2019/12/31	0.31	1.28	0.45	0.35	0.82	1.28
2018/12/31	0.33	1.25	—	0.39	0.92	1.44
2017/12/31	0.32	1.24	—	0.37	0.89	1.45
2016/12/30	0.31	1.09	—	0.36	0.91	1.51
2015/12/25	0.34	1.28	—	0.40	0.93	1.52
2014/12/26	0.38	1.38	—	0.46	1.04	1.64
2013/12/27	0.38	1.32	—	0.44	1.04	1.53
2012/12/28	0.38	1.43	—	0.44	0.99	1.39
2011/12/30	0.40	1.44	—	0.43	0.98	1.53
2010/12/31	0.38	1.39	—	0.39	0.59	1.47
2009/12/25	0.33	1.46	—	0.33	0.87	1.42
2008/12/26	0.43	1.48	—	0.45	1.04	1.62
2007/12/28	0.39	1.47	—	0.43	0.83	1.27
2006/12/29	0.38	1.42	—	0.43	0.76	1.43
2005/12/30	0.36	1.44	—	0.38	0.90	1.21

産業部門との比較: 運輸

CSX Corp.、総資産回転率、長期トレンド、産業部門との比較: 運輸

	CSX Corp.	運輸
2022/12/31	0.35	0.92
2021/12/31	0.31	0.76
2020/12/31	0.27	0.69
2019/12/31	0.31	0.86
2018/12/31	0.33	0.98
2017/12/31	0.32	0.95
2016/12/30	0.31	0.92
2015/12/25	0.34	0.97
2014/12/26	0.38	1.05
2013/12/27	0.38	1.02
2012/12/28	0.38	1.01
2011/12/30	0.40	1.03
2010/12/31	0.38	0.88
2009/12/25	0.33	0.95
2008/12/26	0.43	1.09
2007/12/28	0.39	0.97
2006/12/29	0.38	0.97
2005/12/30	0.36	0.93

業界との比較: 工業

CSX Corp.、総資産回転率、長期トレンド、業界との比較: 工業

	CSX Corp.	工業
2022/12/31	0.35	0.66
2021/12/31	0.31	0.58
2020/12/31	0.27	0.50
2019/12/31	0.31	0.62
2018/12/31	0.33	0.67
2017/12/31	0.32	0.62
2016/12/30	0.31	0.61
2015/12/25	0.34	0.54
2014/12/26	0.38	0.49
2013/12/27	0.38	0.47
2012/12/28	0.38	0.46
2011/12/30	0.40	0.45
2010/12/31	0.38	0.41
2009/12/25	0.33	0.39
2008/12/26	0.43	0.43
2007/12/28	0.39	0.41
2006/12/29	0.38	0.43
2005/12/30	0.36	0.40

CSX Corp. (NASDAQ:CSX)

総資産回転率 2005年以降

計算

競合他社との比較

産業部門との比較: 運輸

業界との比較: 工業

総資産回転率
2005年以降