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Ecolab Inc. (NYSE:ECL)

この会社は アーカイブに移動しました! 財務データは2022年2月25日以降更新されていません。

収益率の分析 
四半期データ

Microsoft Excel

収益率(サマリー)

Ecolab Inc.、収益率(四半期データ)

Microsoft Excel
2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
売上高比率
売上総利益率 40.19% 40.86% 41.43% 40.82% 41.43% 41.53% 41.76% 42.12% 41.48% 41.19% 41.02% 41.17% 41.19% 42.58% 43.93% 44.97% 46.49%
営業利益率 12.55% 13.09% 12.96% 11.30% 11.84% 12.27% 12.86% 14.03% 13.51% 13.71% 13.29% 13.33% 13.27% 13.69% 14.31% 14.14% 14.60%
純利益率 8.87% 9.08% 8.66% -11.11% -10.22% -8.57% -6.43% 10.72% 10.46% 10.27% 10.12% 10.05% 9.74% 10.99% 10.83% 10.62% 10.90%
投資比率
自己資本利益率 (ROE) 15.64% 16.29% 15.66% -20.58% -19.54% -17.89% -14.65% 17.52% 17.95% 17.79% 18.18% 17.98% 17.86% 20.18% 19.83% 19.76% 19.80%
総資産利益率 (ROA) 5.33% 6.30% 5.67% -7.11% -6.65% -5.94% -4.74% 6.92% 7.47% 7.32% 7.18% 7.06% 7.12% 8.01% 7.80% 7.44% 7.56%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


売上総利益率の動向
2017年第2四半期から2019年第4四半期にかけて、売上総利益率はおおむね安定しており、40%代前半から41%台に維持されている。2020年以降は、40%未満に若干低下し、特に2020年第1四半期に40.19%まで下落が観察され、その後はやや回復傾向ながらも41%前後で推移している。
営業利益率の変動
営業利益率は2017年第2四半期以降概ね安定しており、13%台から14.6%の範囲内で推移している。2020年に入ると一時的に12.27%と低下したが、その後は13%台後半に回復している。2020年第4四半期以降は11%台にやや低下した期間もあるが、2021年第3四半期には再び13%台に上昇している。
純利益率の推移と変動
純利益率は2017年から2019年にかけては10%前後で推移し、比較的安定している。ただし、2020年第1四半期と第2四半期には大きくマイナスに転じ、-6.43%、-8.57%と著しい収益性の悪化を示した。その後、2020年末から2021年にかけては再び黒字に復帰し、8%台前半まで回復している。2021年第3四半期にはやや低下傾向が見られる。
自己資本利益率(ROE)の傾向
2017年から2019年にかけて、ROEは概ね17.5%から20%の範囲内で推移し、安定した収益性を示している。2020年にはマイナス16%台を記録し、同時に企業の収益性に大きな低迷があったことが示唆される。2021年以降は正の領域に回復し、15%台後半で推移しているが、完全な回復には至っていない。
総資産利益率(ROA)の動向
ROAは2017年から2019年にかけて7%前後で推移しているが、2020年にマイナス7%台に大きく落ち込み、その後も一定程度低迷している。2021年には再び黒字化し、5%前後で安定しているものの、2019年水準には回復していない。これらのデータは、資産全体の収益性が2020年以降厳しい状況に追い込まれたことを示している。

売上高利益率


投資収益率


売上総利益率

Ecolab Inc.、売上総利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
粗利 1,321,500 1,304,100 1,318,700 1,173,000 1,285,000 1,249,000 1,050,000 1,300,400 1,612,500 1,610,500 1,551,200 1,408,700 1,543,700 1,556,500 1,543,500 1,398,600 1,700,000 1,672,000 1,591,100 1,470,100
売り上げ 高 3,364,600 3,320,800 3,162,700 2,885,000 3,065,300 3,018,600 2,685,700 3,020,600 3,823,600 3,817,900 3,759,400 3,505,400 3,760,500 3,747,200 3,689,600 3,470,900 3,650,700 3,563,300 3,462,700 3,161,600
収益率
売上総利益率1 40.19% 40.86% 41.43% 40.82% 41.43% 41.53% 41.76% 42.12% 41.48% 41.19% 41.02% 41.17% 41.19% 42.58% 43.93% 44.97% 46.49%
ベンチマーク
売上総利益率競合 他社2
Linde plc 43.03% 43.89% 44.16% 43.80% 43.53%
Sherwin-Williams Co. 42.83% 44.69% 46.36% 47.19% 47.29%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q4 2021 計算
売上総利益率 = 100 × (粗利Q4 2021 + 粗利Q3 2021 + 粗利Q2 2021 + 粗利Q1 2021) ÷ (売り上げ 高Q4 2021 + 売り上げ 高Q3 2021 + 売り上げ 高Q2 2021 + 売り上げ 高Q1 2021)
= 100 × (1,321,500 + 1,304,100 + 1,318,700 + 1,173,000) ÷ (3,364,600 + 3,320,800 + 3,162,700 + 2,885,000) = 40.19%

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


売上高の推移
2017年から2021年にかけて、売上高は全体的に増加傾向を示している。特に2017年第2四半期から2017年第4四半期にかけて増加し、その後も堅調に推移している。しかし、2020年第1四半期には減少に転じていることから、該当期間の外部要因や市場の変動を反映している可能性がある。2021年に再び増加し、2021年第2四半期にピークを迎えている。
粗利益の傾向
粗利益は売上高の増加に伴い、概ね増加している。2017年から2021年までの期間、特に2020年第2四半期までは一貫して高水準を維持しており、売上の伸びに比例して粗利益も増加していることが確認できる。一方、2020年第1四半期に一時的に減少したものの、その後の回復が見られる。
売上総利益率の変化
売上総利益率は、2017年後半から2021年にかけて比較的安定して推移しているが、全体的にはやや低下傾向にある。2017年には約46.5%の高率を示していたが、2021年には約40%台に落ち着いており、利益率の低下が進行していることがわかる。これは売上高の増加に対して利益率が圧縮されている状況を示唆している。
総合的な考察
売上高と粗利益の両方が長期的に増加していることは、事業規模の拡大と収益性の一定の向上を示唆している。一方で、売上総利益率の低下は、コスト構造の圧迫や競争激化などの要素により、利益の効率性がやや低下している可能性を示している。感染症の拡大や経済環境の変動も影響を与えた可能性があり、今後の収益性改善にはコスト管理や価格戦略の見直しが必要と考えられる。

営業利益率

Ecolab Inc.、営業利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
営業利益 387,700 465,800 447,800 297,300 416,100 411,400 192,000 376,200 560,400 587,600 498,600 367,200 581,900 516,200 494,600 354,300 627,700 579,800 439,000 373,300
売り上げ 高 3,364,600 3,320,800 3,162,700 2,885,000 3,065,300 3,018,600 2,685,700 3,020,600 3,823,600 3,817,900 3,759,400 3,505,400 3,760,500 3,747,200 3,689,600 3,470,900 3,650,700 3,563,300 3,462,700 3,161,600
収益率
営業利益率1 12.55% 13.09% 12.96% 11.30% 11.84% 12.27% 12.86% 14.03% 13.51% 13.71% 13.29% 13.33% 13.27% 13.69% 14.31% 14.14% 14.60%
ベンチマーク
営業利益率競合 他社2
Linde plc 16.19% 15.71% 15.03% 13.70% 12.19%
Sherwin-Williams Co. 12.83% 13.96% 15.32% 15.63% 15.58%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q4 2021 計算
営業利益率 = 100 × (営業利益Q4 2021 + 営業利益Q3 2021 + 営業利益Q2 2021 + 営業利益Q1 2021) ÷ (売り上げ 高Q4 2021 + 売り上げ 高Q3 2021 + 売り上げ 高Q2 2021 + 売り上げ 高Q1 2021)
= 100 × (387,700 + 465,800 + 447,800 + 297,300) ÷ (3,364,600 + 3,320,800 + 3,162,700 + 2,885,000) = 12.55%

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


売上高の推移と動向
2017年から2021年にかけて、売上高は一般的に増加傾向を示している。2017年第1四半期の売上高は約3,161億円であったが、その後順調に伸びを見せ、2021年第2四半期には約3,326億円に達している。特に、2018年から2019年にかけて売上高は比較的安定して推移し、2,380億円から3,837億円の範囲で変動している。2020年以降は一時的に減少したが、その後回復し、2021年には再び増加基調にある。
営業利益の動向と変動
営業利益は、期間中に変動が見られるが、概ね堅実な増加を示している。2017年の第1四半期には約373百万ドルだった営業利益は、その後増加傾向にあり、2018年には約581百万ドルに達している。一方、2020年第2四半期には一時的に約192百万ドルまで減少したが、その後は回復し、2021年第2四半期には約465百万ドルまで持ち直している。2020年以降、コロナ禍などの外部要因により利益の変動が見られるものの、全体的には利益水準は堅持されている。
営業利益率の推移
営業利益率は、数値が掲載されている範囲で見ると、2018年の第4四半期には約14.31%とやや高めで推移していた。これに対し、そこからの期間では段階的に低下傾向にあり、2020年には平均して11%台前半の水準となっている。2021年には再び約12%台に回復しているが、2017年のデータは欠落しているため、トレンドの正確な判断には他の四半期データが重要となる。全体として、収益性は一定の範囲内で変動しながらも、比較的安定して推移していると解釈できる。
総合的な見解
全期間を通じて、売上高と営業利益はともに堅調に推移し、特に売上高の堅持と増加が確認できる。営業利益率はやや変動しているものの、概ね二次的な外的要因の影響を受けながらも、一定範囲内で推移していることから、収益性の安定性は保たれていると考えられる。しかし、一部の期間において利益の変動や利益率の低下も見られるため、リスク管理やコスト構造の最適化が今後の課題として挙げられる。総じて、同社は売上基盤の拡大と収益の安定を図るために、引き続き効率的な経営運営が求められるだろう。

純利益率

Ecolab Inc.、純利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
エコラボに帰属する当期純利益(損失) 301,000 324,500 310,800 193,600 300,300 246,200 (2,035,000) 283,400 429,600 464,200 368,600 296,500 395,100 435,400 351,300 247,300 565,900 392,400 296,600 253,500
売り上げ 高 3,364,600 3,320,800 3,162,700 2,885,000 3,065,300 3,018,600 2,685,700 3,020,600 3,823,600 3,817,900 3,759,400 3,505,400 3,760,500 3,747,200 3,689,600 3,470,900 3,650,700 3,563,300 3,462,700 3,161,600
収益率
純利益率1 8.87% 9.08% 8.66% -11.11% -10.22% -8.57% -6.43% 10.72% 10.46% 10.27% 10.12% 10.05% 9.74% 10.99% 10.83% 10.62% 10.90%
ベンチマーク
純利益率競合 他社2
Linde plc 12.42% 11.99% 11.37% 10.48% 9.18%
Sherwin-Williams Co. 9.35% 10.00% 11.05% 11.23% 11.06%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q4 2021 計算
純利益率 = 100 × (エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q4 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q3 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q2 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q1 2021) ÷ (売り上げ 高Q4 2021 + 売り上げ 高Q3 2021 + 売り上げ 高Q2 2021 + 売り上げ 高Q1 2021)
= 100 × (301,000 + 324,500 + 310,800 + 193,600) ÷ (3,364,600 + 3,320,800 + 3,162,700 + 2,885,000) = 8.87%

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


売上高の推移
2017年から2021年にかけて、売上高は全期間を通じて増加傾向を示しており、特に2018年に緩やかに拡大している。2019年には売上高がピークに達しているが、その後2020年にかけて大きく減少している。これは、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う経済的な影響が反映されている可能性が示唆される。2021年には再び増加に転じており、売上規模は回復基調にあるとみることができる。
純利益と純利益率の動向
当期純利益は、2017年度から2019年度にかけて好調に推移しており、特に2018年に最高値を記録している。一方、2020年度に入ると、2020年3月期において大きな赤字に転じ、その後の四半期でもマイナス圏の純利益を示している。純利益率についても、2017年から2019年までは10%以上を維持し安定的に推移しているが、2020年に入ると急激にマイナス方向に改善し、-6.43%から-11.11%まで低下している。これは、コスト増加や収益性の悪化、特殊要因等が影響している可能性がある。
当期純利益の変動要因
売上高と比較した場合、2019年度までは売上高の増加に伴い純利益も増加していたが、2020年において売上高の減少を伴い純利益も大きくマイナスに転じている。この変動は、売上高の減少とともに収益性が悪化したことに起因するものと推測される。一方、2020年の第2四半期以降には一部回復の兆しがみられ、純利益がプラスに転じつつあることから、見通しの改善も示唆される。
総括
全体としては、2017年から2019年の間に財務指標は堅調に推移し、売上と純利益がともに増加していた。2020年には外部要因の影響により、売上高と純利益の両方が大きく変動し、経営環境の厳しさが明らかとなっている。しかしながら、2021年に入り、売上の回復が見られることから、経営の立て直しまたは適応が進んでいる可能性も考えられる。

自己資本利益率 (ROE)

Ecolab Inc.、 ROE、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
エコラボに帰属する当期純利益(損失) 301,000 324,500 310,800 193,600 300,300 246,200 (2,035,000) 283,400 429,600 464,200 368,600 296,500 395,100 435,400 351,300 247,300 565,900 392,400 296,600 253,500
エコラボの株主資本合計 7,224,200 6,933,500 6,709,100 6,292,300 6,166,500 6,014,700 5,855,200 8,822,100 8,685,300 8,567,700 8,225,400 8,220,700 8,003,200 7,929,400 7,849,500 7,601,000 7,618,500 7,222,300 6,919,700 6,809,400
収益率
ROE1 15.64% 16.29% 15.66% -20.58% -19.54% -17.89% -14.65% 17.52% 17.95% 17.79% 18.18% 17.98% 17.86% 20.18% 19.83% 19.76% 19.80%
ベンチマーク
ROE競合 他社2
Linde plc 8.69% 8.05% 7.19% 6.29% 5.29%
Sherwin-Williams Co. 76.50% 73.13% 76.43% 68.81% 56.23%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q4 2021 計算
ROE = 100 × (エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q4 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q3 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q2 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q1 2021) ÷ エコラボの株主資本合計
= 100 × (301,000 + 324,500 + 310,800 + 193,600) ÷ 7,224,200 = 15.64%

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純利益の推移
2017年の純利益は、最も低い値が約253.5百万ドルであり、2017年12月までに段階的に増加し、2018年3月期には約565.9百万ドルに達している。その後、2018年度は概ね良好な利益を維持し、2019年3月期には約429.6百万ドルとなった。2020年度に入り、2020年3月期は赤字(約-2,035百万ドル)に転じたが、その後は黒字に回復し、2021年度末までに最大約324.5百万ドルの純利益を記録している。
ただし、2020年3月期の赤字は、他の期間と比べて大きな変動を示しており、財務パフォーマンスに一時的な悪影響をもたらしたと考えられる。
株主資本の推移
株主資本は、2017年3月期から2019年12月期にかけて、ほぼ一貫して増加し、2019年末には約8,682百万ドルに達している。これは、継続的な資本蓄積や利益の積み重ねを反映していると解釈できる。一方、2020年3月期に大きく株主資本が減少し、約5,855百万ドルとなったが、その後回復し、2021年9月期には約7,223百万ドルまで増加している。この減少と回復は、純利益の大きな変動や特定の財務イベントと関係している可能性がある。
ROE(自己資本利益率)の動向
ROEは、2017年の数値は具体的な値が提供されていないものの、2018年以降において、約19.8%、19.76%、19.83%、17.86%、17.98%、18.18%、17.79%、17.95%、17.52%と、比較的安定した範囲内で推移していた。これにより、会社は長期的に自己資本を効率的に運用してきたことが示唆される。
しかし、2020年に入り、2020年3月期のROEは大きくマイナス(約-14.65%)を記録し、その後もマイナス圏で推移した。これに伴い、2020年の純利益の赤字と一致しており、財務的な逆風や一時的な収益性の低下を映している。2021年に入り、再びROEは正常圏に回復し、約15.6%から16.3%の範囲で推移していることから、徐々に健全な財務状況に戻りつつあると考えられる。

総資産利益率 (ROA)

Ecolab Inc.、 ROA、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
エコラボに帰属する当期純利益(損失) 301,000 324,500 310,800 193,600 300,300 246,200 (2,035,000) 283,400 429,600 464,200 368,600 296,500 395,100 435,400 351,300 247,300 565,900 392,400 296,600 253,500
総資産 21,206,400 17,926,200 18,533,700 18,208,100 18,126,000 18,097,100 18,082,400 22,339,600 20,869,100 20,835,600 20,827,600 20,927,600 20,074,500 19,962,600 19,951,600 20,184,300 19,962,400 19,856,700 19,523,400 19,223,000
収益率
ROA1 5.33% 6.30% 5.67% -7.11% -6.65% -5.94% -4.74% 6.92% 7.47% 7.32% 7.18% 7.06% 7.12% 8.01% 7.80% 7.44% 7.56%
ベンチマーク
ROA競合 他社2
Linde plc 4.69% 4.24% 3.90% 3.42% 2.83%
Sherwin-Williams Co. 9.02% 9.49% 10.58% 10.37% 9.95%

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q4 2021 計算
ROA = 100 × (エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q4 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q3 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q2 2021 + エコラボに帰属する当期純利益(損失)Q1 2021) ÷ 総資産
= 100 × (301,000 + 324,500 + 310,800 + 193,600) ÷ 21,206,400 = 5.33%

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エコラボに帰属する当期純利益の推移
2017年から2019年にかけては、当期純利益は概ね増加傾向にあり、2019年12月期のピークを形成している。その後、2020年に大きな赤字に転じ、その後も赤字幅が拡大し、2020年度においてはコロナ禍の影響と関連付けられる可能性のある著しい損失が見られる。2021年度には回復傾向を示し、2021年9月期の純利益は2019年の水準に近い水準に回復しつつあるが、依然としてコロナ禍の影響からの回復が完全には進んでいないことが示唆される。
総資産の変動傾向
総資産は2017年から2019年にかけて徐々に増加し、2019年末には約2兆8200億米ドルを記録している。2020年度に入ると一時的に資産が大きく減少し、その後2020年度末に再び増加傾向を示すも、2021年には再び資産が減少している。これらの動きは、資産の増減が市場環境や事業環境の変動に影響されていることを反映していると考えられる。
ROA(総資産利益率)の動きとその示唆
2017年から2019年までは、ROAはおおむね安定した範囲内で推移しており、7%〜8%の範囲で変動している。この期間の間は、利益率は比較的良好であったと評価できる。一方、2020年にはROAが-4.74%から-7.11%まで赤字が拡大しており、企業の収益性の大きな低下を示している。2021年には、ROAは再びプラスに転じており、企業の収益性は部分的に回復傾向にある。ただし、2020年度の赤字の影響で収益性の変動が大きかったことが明らかであり、コロナ禍の影響やその後の回復過程が反映されていると考えられる。