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Royal Caribbean Cruises Ltd. (NYSE:RCL)

この会社は アーカイブに移動しました! 2022年7月29日以降、財務データは更新されていません。

収益率の分析 
四半期データ

Microsoft Excel

収益率(サマリー)

Royal Caribbean Cruises Ltd.、収益率(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
売上高比率
売上総利益率 -3.04% -39.60% -73.45% -206.03% -1,273.11% -605.18% -25.19% 15.15% 33.07% 41.58% 44.64% 44.81% 44.77% 44.48% 44.57% 44.93% 44.58% 44.34% 44.22%
営業利益率 -66.53% -153.78% -252.61% -660.10% -4,118.13% -1,882.15% -208.33% -70.02% -17.68% 4.34% 19.02% 19.95% 19.82% 19.58% 19.96% 20.05% 19.87% 19.76% 19.87%
純利益率 -95.46% -207.74% -343.34% -902.44% -5,560.91% -2,515.12% -262.47% -88.60% -24.36% 1.75% 17.16% 17.85% 17.82% 18.60% 19.08% 19.46% 19.31% 18.52% 18.51%
投資比率
自己資本利益率 (ROE) -131.55% -132.77% -103.44% -81.49% -65.86% -59.80% -66.18% -49.92% -21.50% 1.81% 15.45% 16.04% 16.02% 16.35% 16.31% 15.73% 16.02% 15.30% 15.18%
総資産利益率 (ROA) -13.17% -16.08% -16.31% -16.13% -15.41% -15.97% -17.86% -13.06% -5.79% 0.55% 6.20% 6.44% 6.20% 6.41% 6.54% 6.58% 7.17% 6.80% 7.29%

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


売上総利益率の傾向
2017年には概ね44%前後で安定していたが、2020年以降は著しい低下が見られ、2020年第1四半期にはマイナスに転じ、その後もマイナス幅が拡大している。この動きから、2019年までの比較的安定した収益性から、2020年以降の事業環境の悪化に伴い、収益性が著しく悪化したことが示唆される。
営業利益率の動向
2017年には約20%程度と安定していたが、2020年にかけて大幅に低下し、2020年第1四半期にマイナス70%超、その後も深刻なマイナス幅が続く。2021年にはやや改善の兆しが見られるものの、2022年には再び大きく落ち込み、継続的な収益性の低迷が明らかとなる。これは、事業の収益構造に根本的な問題が生じている可能性を示している。
純利益率の傾向
2017年には約18-19%と比較的高水準で推移していたが、2020年の第1四半期には約1.75%にまで落ち込み、その後の四半期ではマイナスが継続。特に2021年以降は大幅に悪化し、2022年まで-200%以上の極端なマイナスが続いている。このことは、純利益の著しい減少と収益の絶望的な状況を示すものである。
自己資本利益率(ROE)の推移
2017年には約15%強で推移していたが、2020年以降は大きなマイナスに転じ、2021年および2022年には-130%以上の極端な低下、さらにはマイナスのまま推移している。この傾向は、株主資本に対する利益の減少、ひいては財務の深刻な悪化を示唆している。
総資産利益率(ROA)の推移
2017年には約6-7%で推移し、その後も概ね同水準を維持していたが、2020年第1四半期以降は大きく低下し、最終的にはマイナスに転じている。2022年頃には約-13%前後で推移し、資産効率の著しい悪化を示している。
総合的な分析
上述の指標から、2017年から2019年までの一定期間は、収益性や収益効率が健全であったと考えられる。しかし、2020年以降、COVID-19パンデミックの影響等により、売上高、利益のあらゆる面で著しい悪化が見られ、特に2020年第1四半期には経営環境の深刻化が明らかとなっている。これに伴い、企業の財務健全性も著しく失われており、長期にわたる回復の兆候はほとんど見られない。したがって、企業の事業環境および財務状況は、2022年までにおいても深刻な状態にあると判断できる。

売上高利益率


投資収益率


売上総利益率

Royal Caribbean Cruises Ltd.、売上総利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
売上総利益(損失) 493,380 (125,538) (153,257) (356,733) (373,916) (241,473) (231,122) (342,297) (504,815) 521,931 1,035,894 1,563,812 1,262,127 1,026,063 971,888 1,384,823 1,023,194 851,737 858,766 1,251,275 938,489 832,736
収益 2,184,242 1,059,231 982,247 456,958 50,914 42,014 34,138 (33,688) 175,605 2,032,750 2,517,413 3,186,850 2,806,631 2,439,767 2,332,301 2,796,187 2,337,605 2,027,756 2,004,467 2,569,544 2,195,274 2,008,560
収益率
売上総利益率1 -3.04% -39.60% -73.45% -206.03% -1,273.11% -605.18% -25.19% 15.15% 33.07% 41.58% 44.64% 44.81% 44.77% 44.48% 44.57% 44.93% 44.58% 44.34% 44.22%
ベンチマーク
売上総利益率競合 他社2
Airbnb Inc. 81.58% 80.89% 80.71%
Chipotle Mexican Grill Inc. 22.49% 22.20% 22.62% 22.58% 21.58% 18.70% 17.40%
DoorDash, Inc. 49.23% 51.81% 52.17%
McDonald’s Corp. 55.29% 54.54% 54.17% 53.71% 53.22% 51.37% 50.77%
Starbucks Corp. 27.72% 28.59% 28.87% 27.85% 22.77% 20.94% 21.51% 22.34% 26.89% 28.35% 28.25%

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
売上総利益率 = 100 × (売上総利益(損失)Q2 2022 + 売上総利益(損失)Q1 2022 + 売上総利益(損失)Q4 2021 + 売上総利益(損失)Q3 2021) ÷ (収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021 + 収益Q3 2021)
= 100 × (493,380 + -125,538 + -153,257 + -356,733) ÷ (2,184,242 + 1,059,231 + 982,247 + 456,958) = -3.04%

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


収益の動向
分析期間中、収益は全体として増加傾向を示している。ただし、2020年の第2四半期以降においては著しい変動が見られ、特に2020年の第2四半期から第4四半期にかけては著しい減少を示した。一方、2021年以降は再び回復の兆しが見られ、2022年にはピークを迎えている。
売上総利益の推移
売上総利益は、2017年から2019年にかけて安定的に増加傾向を示していたが、2020年に入って急激に減少し、2020年の第2四半期にはマイナスに転じた。特に2020年以降の四半期では損失を計上していることから、経済環境の著しい悪化や事業の厳しい状況が伺える。2019年までの利益水準から比較し、2020年には大きく下落したことが明らかである。
売上総利益率の変動
売上総利益率は一時的に安定していたが、2020年以降は大きな変動を見せている。2021年の第1四半期には一時的にプラス圏に回復したものの、その後はマイナスが続き、最終的には極端な低下を示した。2022年には一部回復が見られる一方、全体的に非常に不安定な状況にあることが指摘できる。特に、2020年の第2四半期以降の比例的な低迷が顕著である。"
総括
この期間を通じて、全体的な収益増加とともに、売上総利益には一貫した改善傾向が見られていたが、2020年のパンデミックに伴う世界的な経済停滞により、業績は大きく悪化し、特に利益面で大きな打撃を受けている。2021年以降は一部の回復が見られるものの、売上総利益率の不安定さから、事業の再建や収益性の向上には引き続き課題が残ると考えられる。

営業利益率

Royal Caribbean Cruises Ltd.、営業利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
営業利益(損失) (218,644) (859,208) (1,031,745) (1,005,824) (1,023,534) (809,231) (1,016,549) (996,114) (1,282,487) (1,306,407) 299,425 890,792 573,653 318,831 364,027 799,733 456,895 274,146 307,349 737,488 419,697 279,522
収益 2,184,242 1,059,231 982,247 456,958 50,914 42,014 34,138 (33,688) 175,605 2,032,750 2,517,413 3,186,850 2,806,631 2,439,767 2,332,301 2,796,187 2,337,605 2,027,756 2,004,467 2,569,544 2,195,274 2,008,560
収益率
営業利益率1 -66.53% -153.78% -252.61% -660.10% -4,118.13% -1,882.15% -208.33% -70.02% -17.68% 4.34% 19.02% 19.95% 19.82% 19.58% 19.96% 20.05% 19.87% 19.76% 19.87%
ベンチマーク
営業利益率競合 他社2
Airbnb Inc. 17.49% 13.17% 7.17%
Booking Holdings Inc. 27.56% 23.83% 22.78% 16.22% -2.86% -11.21% -9.28%
Chipotle Mexican Grill Inc. 11.36% 10.65% 10.67% 10.61% 9.22% 6.02% 4.85%
DoorDash, Inc. -12.41% -9.99% -9.25%
McDonald’s Corp. 39.87% 43.71% 44.59% 44.84% 44.34% 40.33% 38.13%
Starbucks Corp. 16.27% 16.92% 16.77% 14.56% 7.36% 5.42% 6.64% 8.67% 14.67% 15.88% 15.38%

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
営業利益率 = 100 × (営業利益(損失)Q2 2022 + 営業利益(損失)Q1 2022 + 営業利益(損失)Q4 2021 + 営業利益(損失)Q3 2021) ÷ (収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021 + 収益Q3 2021)
= 100 × (-218,644 + -859,208 + -1,031,745 + -1,005,824) ÷ (2,184,242 + 1,059,231 + 982,247 + 456,958) = -66.53%

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


売上高の動向
期間を通じて売上高は増加傾向にあり、特に2019年まで堅調に推移している。2019年のピークは約3,186,850千米ドルに達しているが、2020年に入ると大きく減少し、特に2020年4月以降は著しい減少を示し、最終的には2022年6月まで回復の兆しが見られない。これは、世界的な外部要因や市場の変動に起因すると推測される。
営業利益の変動
営業利益は2017年から2019年にかけて増加傾向を示し、一時的に高い水準に達したが、2020年の第一四半期に大きな赤字に転じている。特に2020年以降は継続的に赤字を計上し、2020年12月以降は損失が拡大している。これにより、経営効率の低下または外部環境の悪化が影響していると考えられる。
営業利益率の変化
営業利益率は2018年までは約20%前後で安定していたが、2020年以降は著しく低下し、2020年12月には-70%を超える極端な赤字を記録している。その後もマイナスの状況が継続し、2022年までにはさらに悪化傾向が続いている。これは売上高の増加に対して利益の減少が著しいことを示し、コスト構造や収益性に大きな問題がある可能性を示唆している。
総じて
全体を通じて、売上高は一貫して増加傾向にあったが、2020年のパンデミックの影響により、営業利益と利益率は著しく悪化し、赤字に転じている。特に2020年後半から2022年にかけて、経営の収益性回復には大きな課題が存在すると考えられる。外部要因の変動により、業績の変動が大きく、今後の回復には大規模な構造改革や戦略的見直しが必要と推測される。

純利益率

Royal Caribbean Cruises Ltd.、純利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失) (521,582) (1,167,142) (1,356,968) (1,424,554) (1,347,255) (1,131,722) (1,366,935) (1,346,756) (1,639,292) (1,444,479) 273,136 883,240 472,830 249,681 315,703 810,391 466,295 218,653 288,039 752,842 369,526 214,726
収益 2,184,242 1,059,231 982,247 456,958 50,914 42,014 34,138 (33,688) 175,605 2,032,750 2,517,413 3,186,850 2,806,631 2,439,767 2,332,301 2,796,187 2,337,605 2,027,756 2,004,467 2,569,544 2,195,274 2,008,560
収益率
純利益率1 -95.46% -207.74% -343.34% -902.44% -5,560.91% -2,515.12% -262.47% -88.60% -24.36% 1.75% 17.16% 17.85% 17.82% 18.60% 19.08% 19.46% 19.31% 18.52% 18.51%
ベンチマーク
純利益率競合 他社2
Airbnb Inc. 16.91% 12.12% -5.88%
Booking Holdings Inc. 10.54% 4.16% 10.63% 4.15% 5.77% 12.44% 0.87%
Chipotle Mexican Grill Inc. 9.28% 8.74% 8.65% 9.88% 8.57% 6.44% 5.94%
DoorDash, Inc. -12.17% -9.97% -9.57%
McDonald’s Corp. 25.77% 29.93% 32.49% 32.33% 31.72% 26.31% 24.63%
Starbucks Corp. 14.07% 14.47% 14.45% 10.43% 4.18% 2.87% 3.95% 5.56% 12.71% 13.81% 13.58%

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
純利益率 = 100 × (Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q2 2022 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q1 2022 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q4 2021 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q3 2021) ÷ (収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021 + 収益Q3 2021)
= 100 × (-521,582 + -1,167,142 + -1,356,968 + -1,424,554) ÷ (2,184,242 + 1,059,231 + 982,247 + 456,958) = -95.46%

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売上高の推移と変動
2017年第1四半期から2019年第4四半期にかけて、売上高は一貫して増加傾向にあります。特に2018年第2四半期から2019年第3四半期にかけて大きく伸びており、全期間中のピークは2022年第2四半期の約1,059万ドルであります。一方で、2020年第1四半期以降はCOVID-19の影響とみられる著しい減少が見られ、2022年第2四半期までに回復傾向を示しました。特に、2020年の下半期には前年比で大きな落ち込みが見られ、これは業界全体に影響を与えたパンデミックの影響と推察される。
純利益の傾向と変動
期間中の純利益は、2017年から2019年にかけては一定の増加傾向を示し、特に2018年と2019年第2四半期には相対的に高水準を維持しています。一方で、2020年の第1四半期以降は大きな赤字に突入し、2020年第1四半期には-1,439万ドルまで落ち込み、その後もマイナス幅が拡大傾向を示しています。2021年から2022年にかけて、若干の回復兆しも見られるが、2022年第2四半期の損失額は約551万ドルと依然として高い赤字状態が続いている。
純利益率の動向
純利益率は、2017年から2019年第3四半期まで安定しており、約17%から20%の範囲で推移しています。特に2018年と2019年は19%以上の高い水準を維持しており、収益性は良好であったと推測される。しかしながら、2020年に入り、純利益率は急激に悪化し、2020年第1四半期には-24.36%、第2四半期には-88.6%、以降もマイナスのまま推移しています。このことは、新型コロナウイルスのパンデミックにより、業績に多大な打撃を受けたことを反映しています。2021年・2022年も改善は見られるものの、損失が続き、純利益率は極端に低い水準で推移しています。
総合的な分析
2017年から2019年にかけては、売上高と純利益の双方が安定して上昇し、企業の収益性も良好であったことが示されている。一方、2020年以降、パンデミックの影響により、売上と利益は大幅に悪化し、特に純利益率はマイナスに転じた。2021年と2022年にかけて部分的な回復が見られるものの、極端な赤字と低収益性の状況は継続中であり、業界の回復には時間を要する可能性が示唆される。

自己資本利益率 (ROE)

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失) (521,582) (1,167,142) (1,356,968) (1,424,554) (1,347,255) (1,131,722) (1,366,935) (1,346,756) (1,639,292) (1,444,479) 273,136 883,240 472,830 249,681 315,703 810,391 466,295 218,653 288,039 752,842 369,526 214,726
株主資本 3,398,098 3,988,928 5,085,556 6,467,498 7,884,015 9,172,382 8,760,669 8,328,594 8,963,905 10,231,775 12,163,846 11,976,907 11,538,403 11,269,070 11,105,461 11,338,135 10,773,698 10,646,796 10,702,303 10,435,488 9,683,408 9,266,830
収益率
ROE1 -131.55% -132.77% -103.44% -81.49% -65.86% -59.80% -66.18% -49.92% -21.50% 1.81% 15.45% 16.04% 16.02% 16.35% 16.31% 15.73% 16.02% 15.30% 15.18%
ベンチマーク
ROE競合 他社2
Airbnb Inc. 23.80% 16.92% -7.37%
Booking Holdings Inc. 38.58% 11.89% 18.86% 6.89% 8.63% 14.76% 1.21%
Chipotle Mexican Grill Inc. 35.10% 32.06% 28.42% 30.74% 26.97% 19.38% 17.61%
DoorDash, Inc. -9.26% -11.29% -10.03%
McDonald’s Corp.
Starbucks Corp.

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
ROE = 100 × (Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q2 2022 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q1 2022 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q4 2021 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q3 2021) ÷ 株主資本
= 100 × (-521,582 + -1,167,142 + -1,356,968 + -1,424,554) ÷ 3,398,098 = -131.55%

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総合的な純利益の動向

2017年から2019年にかけて、当期純利益は大きく増加し、2019年第3四半期にはピークを迎えている。具体的には、2017年第3四半期(9月)には752,842千米ドルの純利益を計上し、その後も堅調に推移している。ただし、2019年第4四半期には273,136千米ドルに減少している。

2020年に入り、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大により、純利益は急激に悪化している。第1四半期にはマイナス1,444,479千米ドルを記録し、以降も継続的に赤字幅が拡大している。特に2020年度の最終四半期には、赤字が深刻化し、-1,336,935千米ドルに達している。2021年に入っても赤字の水準は続いており、2022年第2四半期までマイナスが続いているが、少しずつ赤字幅は縮小傾向にある。

株主資本の推移

株主資本は、2017年初から増加しており、2019年には1兆2500億米ドルを超える高水準を記録した。しかし、2020年に入ると急速に減少し、2020年第2四半期には約894億米ドルにまで下落している。その後も株主資本は一貫して縮小傾向を示し、2022年第2四半期には約339億米ドルまで低下している。

この動きは、純利益の悪化と一致しており、コロナ禍により事業環境の悪化が資本の縮小を招いたことを示唆している。

ROE(自己資本利益率)の動向

2017年から2019年にかけては、ROEは15%台から16%台と比較的安定した高い水準を維持していた。一方で、2020年以降、ROEは著しく低下している。特に2020年第1四半期以降はマイナスに転じ、2020年度および2021年度には-20%〜-130%の範囲で変動している。2022年にはROEの改善傾向が見られるものの、依然としてマイナス圏に留まっている。

これらの数値は、純利益の大幅な減少により、株主資本に対する収益性が著しく低下していることを反映している。特にコロナ禍の影響により、事業の収益性が大きく損なわれたことが示唆される。


総資産利益率 (ROA)

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROA、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/06/30 2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31
選択した財務データ (千米ドル)
Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失) (521,582) (1,167,142) (1,356,968) (1,424,554) (1,347,255) (1,131,722) (1,366,935) (1,346,756) (1,639,292) (1,444,479) 273,136 883,240 472,830 249,681 315,703 810,391 466,295 218,653 288,039 752,842 369,526 214,726
総資産 33,943,245 32,939,998 32,258,355 32,665,566 33,691,962 34,347,073 32,465,187 31,828,810 33,306,543 33,445,053 30,320,284 29,825,461 29,808,962 28,720,049 27,698,270 27,093,540 24,057,036 23,970,972 22,296,317 22,099,314 22,024,168 22,017,257
収益率
ROA1 -13.17% -16.08% -16.31% -16.13% -15.41% -15.97% -17.86% -13.06% -5.79% 0.55% 6.20% 6.44% 6.20% 6.41% 6.54% 6.58% 7.17% 6.80% 7.29%
ベンチマーク
ROA競合 他社2
Airbnb Inc. 6.55% 4.70% -2.57%
Booking Holdings Inc. 6.30% 2.32% 4.93% 1.64% 1.73% 2.97% 0.27%
Chipotle Mexican Grill Inc. 11.55% 10.58% 9.81% 10.72% 9.28% 6.61% 5.95%
DoorDash, Inc. -6.91% -7.70% -6.87%
McDonald’s Corp. 12.35% 13.98% 14.01% 13.81% 13.29% 10.10% 8.99%
Starbucks Corp. 15.19% 15.24% 13.38% 9.59% 3.51% 2.22% 3.16% 4.59% 12.33% 13.43% 18.73%

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

1 Q2 2022 計算
ROA = 100 × (Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q2 2022 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q1 2022 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q4 2021 + Royal Caribbean Cruises Ltd.に帰属する当期純利益(損失)Q3 2021) ÷ 総資産
= 100 × (-521,582 + -1,167,142 + -1,356,968 + -1,424,554) ÷ 33,943,245 = -13.17%

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分析の対象となる期間を通じて、総資産は概ね増加傾向にあり、2017年3月期から2022年6月期までで約1.53倍に拡大している。この間、特に2018年に大きな資産の増加が見られ、その後も一定の増加を維持していると言える。ただし、2020年以降においては資産規模がピークに達し、その後は横ばいまたは若干の減少傾向を示している。

最終純利益
2017年から2019年にかけては大型の利益を計上しており、2019年12月期の当期純利益は約273百万ドルと過去最高を記録した。しかし、2020年以降は新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響もあってか、利益水準は著しく低下し、2022年6月期では約52百万ドルの損失を計上している。この期間を通じて、純利益は著しく変動し、特に2020年以降は損失拡大の傾向を示している。
ROA(総資産利益率)
2017年から2019年までは7%以上の安定した収益性を維持していたが、2020年以降には著しい低下とともにマイナスに転じている。特に2020年から2022年にかけては、マイナス13%から約-17.86%まで悪化しており、資産に対する収益性の低下と経営環境の悪化が顕著であることを示している。この傾向は、コロナ禍による業績の甚大な悪化と関連していると考えられる。

全体として、期間を追うごとに総資産は増加しているものの、純利益とROAは2020年以降に著しい悪化を示している。これは、新型コロナウイルス感染症の世界的流行による旅行産業への打撃を反映していると推測され、企業の収益性及び資産効率の低下が見て取れる。一方で、2022年にかけては損失が縮小傾向にある可能性も示唆され、経営環境の一部回復の兆しも考慮できる。”