EMC Corp. は5つのセグメントで運営されています。エンタープライズコンテンツ部門;RSA情報セキュリティ;中枢;およびVMware仮想インフラストラクチャ。
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報告対象セグメントの利益率
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情報ストレージ | |||||
エンタープライズコンテンツ事業部 | |||||
RSA情報セキュリティ | |||||
中枢 | |||||
VMware仮想インフラストラクチャ |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
- 全体的な利益率の動向
- 複数の報告対象セグメントにおいて、利益率は全体的に安定性を保ちつつも、一部のセグメントで変動が見られる。例えば、情報ストレージの利益率は2012年から2015年にかけて徐々に低下し、52.25%に至っている。一方、エンタープライズコンテンツ事業部は、2011年から2015年にかけて高い利益率を維持し、67.95%に達している。RSA情報セキュリティも一貫して高い利益率を示し、変動はあるものの66%以上を維持している。中枢セグメントでは、2013年に大きく低下し38.19%に落ち込んだものの、その後は46.7%、38.95%と変動を繰り返している。これらの動きから、セグメントごとに収益性の変動要因が異なることが示唆される。
- 特定セグメントのパフォーマンス
- VMware仮想インフラストラクチャの利益率は非常に高く、2011年から2015年まで継続して86%以上の水準を維持している。特に、2012年の88.85%、2013年の89.16%をピークに、安定した高利益率を示しており、高付加価値の事業セグメントであることが明らかである。こうした高い利益率は事業の収益性の高さを示唆しており、競争優位性の一端とも考えられる。
- 変動の要因と今後の見通し
-
特定のセグメントでは利益率の上昇や低下が見られ、これは市場環境や競争状況、運営戦略の変化に起因する可能性がある。特に中枢セグメントの利益率は2013年に大きく低下したことから、内部の事業構造やコスト管理の見直しが必要とされるかもしれない。一方、堅調なセグメントは、その高収益性を維持しながら事業の安定性をもたらしている。
これらの分析結果から、収益性の高いセグメントに集中しつつ、低迷しているセグメントの戦略的見直しや改善策の促進が重要であると考えられる。全体としては、多角的な事業ポートフォリオのバランスが引き続き求められる状況であると言える。
報告対象セグメントの利益率: 情報ストレージ
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選択した財務データ (百万米ドル) | |||||
粗利 | |||||
収益 | |||||
報告可能なセグメントの収益性比率 | |||||
報告対象セグメントの利益率1 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
1 2015 計算
報告対象セグメントの利益率 = 100 × 粗利 ÷ 収益
= 100 × ÷ =
- 収益の推移
- 2011年から2015年までの期間において、収益は概ね増加傾向を示している。2011年の14,684百万米ドルから2014年には16,542百万米ドルに達し、最高値を記録している。ただし、2015年には収益が約16,301百万米ドルに減少しているため、一部の年度で伸び悩みや縮小の動きが見られる。
- 粗利益の動向
- 粗利益は2011年の8,291百万米ドルから2014年の9,180百万米ドルまで増加している。2015年には8,518百万米ドルへと若干減少しており、収益の減少とほぼ連動している。全体的に、粗利益は期間を通じて増加傾向にあるが、最終年度では減少傾向を示している。
- 利益率の変動
- 報告対象セグメントの利益率は、2011年の56.46%から2014年の55.5%へと低下している。2015年には52.25%にさらに低下しており、利益効率の改善が滞り、むしろ低下傾向にあることが示されている。これにより、収益や粗利益の増加に対して利益率が圧迫されている状況がうかがえる。
- 総合的な評価
- 全体として、収益および粗利益は一定の成長を示しているものの、利益率の低下は収益性の圧迫要因となっている。特に2015年においては、収益の微減とともに利益率の更なる低下が顕著であり、今後は収益の質と利益の効率性改善の観点からさらなる見直しが必要と考えられる。
報告対象セグメントの利益率: エンタープライズコンテンツ事業部
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選択した財務データ (百万米ドル) | |||||
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収益 | |||||
報告可能なセグメントの収益性比率 | |||||
報告対象セグメントの利益率1 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
1 2015 計算
報告対象セグメントの利益率 = 100 × 粗利 ÷ 収益
= 100 × ÷ =
- 売上高の推移
- 売上高は2011年度の661百万米ドルから2015年度の599百万米ドルに減少しており、全体として横ばいの範囲内で変動しているが、相対的に観察すると減少傾向にあると評価できる。
- 粗利益の傾向
- 粗利益は2011年度の425百万米ドルから2015年度の407百万米ドルへと減少しており、収益の減少に伴い粗利益も縮小していることが示唆される。ただし、粗利率自体は明確な変動が少なく、2012年度以降は大きな変動が見られない。
- 利益率の変化
- 報告対象セグメントの利益率は2011年度の64.3%から2015年度の67.95%に上昇しており、総売上高の減少を考慮しても、利益効率の向上を示す動きがみられる。これはコスト管理の改善や利益率の向上を示す指標と考えられる。
- 総合的な評価
- 全体として、売上高および粗利益は減少傾向にあるが、利益率は向上しており、効率性の改善が見られる。これにより、収益の縮小に伴う圧力を抑制しつつ、より効率的な運営を維持している可能性が示唆される。ただし、売上高の減少が長期的な成長戦略に与える影響については注意を要する。
報告対象セグメントの利益率: RSA情報セキュリティ
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選択した財務データ (百万米ドル) | |||||
粗利 | |||||
収益 | |||||
報告可能なセグメントの収益性比率 | |||||
報告対象セグメントの利益率1 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
1 2015 計算
報告対象セグメントの利益率 = 100 × 粗利 ÷ 収益
= 100 × ÷ =
- 総合的な収益動向
- 2011年から2015年にかけて、収益は堅調に推移しており、2011年の8億28百万米ドルから2014年の10億35百万米ドルまで着実に増加しています。その後若干の減少傾向を示し、2015年には9億88百万米ドルに減少しています。この期間中の収益の増加は、事業の拡大や市場の需要の高まりを示唆していますが、最後の年にかけての微減は競争環境の変化や市場の成熟を反映している可能性があります。
- 利益の推移
- 粗利は2011年の4億70百万米ドルから2015年の6億60百万米ドルまで増加し、全期間を通じての成長を示しています。これは、収益の増加に伴って粗利益も拡大し、売上原価やコスト管理が一定の範囲内で維持されていることを示唆しています。一方、利益率はおおむね安定しており、2011年の56.76%から2015年の66.8%まで推移しています。これにより、収益増加に対して利益の効率性は維持または改善されていると評価できます。
- 利益率の安定性
- 報告対象セグメントの利益率は、全期間を通じて約56.76%から66.8%の範囲内で変動しており、総じて高い収益性を維持しています。この安定性は、同社が収益性の高い事業戦略を採用し、コスト管理を継続的に行っている証左と考えられます。特に、2012年の利益率が最も高く67.94%に達し、その後も高い水準を維持しています。
- 全体的な評価
- 2011年から2015年までの期間において、収益と粗利はともに堅調に伸びており、利益率も高水準を保つとともに安定しています。これらの傾向は、同社の事業が一定の成長と収益性を確保していることを示しています。ただし、最後の年度での収益の微減は、競争環境の変化や経済環境の影響を反映している可能性もあり、今後の持続的な成長のためにはさらなる市場対応やコスト効率の向上が求められると考えられます。
報告対象セグメントの利益率:中枢
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選択した財務データ (百万米ドル) | |||||
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報告可能なセグメントの収益性比率 | |||||
報告対象セグメントの利益率1 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
1 2015 計算
報告対象セグメントの利益率 = 100 × 粗利 ÷ 収益
= 100 × ÷ =
- 売上高の推移
- 2011年から2015年までの期間において、収益は全体として増加傾向にあるものの、2012年には大きな伸びを示した後、その後はやや縮小する動きがみられる。特に2013年にはピークに達し、その後は減少に転じていることから、成長の勢いが一旦止まった可能性が示唆される。
- 粗利益の推移
- 粗利益も収益と同様に2011年から2012年にかけて著しい増加をみせているが、2013年には減少し、その後は若干の回復や横ばいの動きを示している。全体として、売上の変動に伴い粗利益も変動しており、利益率の変動とともに収益構造の変化を反映していると考えられる。
- 利益率の動向
- 報告対象セグメントの利益率は、2011年と2012年がほぼ58%台で順調に高い水準を維持しているが、2013年には約38%と大きく低下し、その後2014年には46.7%、2015年には38.95%と再び変動している。利益率の大幅な変動は、コスト構造や収益性に一時的な変動要因があったことを示すと同時に、収益性の安定性に課題が存在する可能性を示唆している。
報告対象セグメントの利益率: VMware仮想インフラストラクチャ
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選択した財務データ (百万米ドル) | |||||
粗利 | |||||
収益 | |||||
報告可能なセグメントの収益性比率 | |||||
報告対象セグメントの利益率1 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
1 2015 計算
報告対象セグメントの利益率 = 100 × 粗利 ÷ 収益
= 100 × ÷ =
- 利益の推移について
- 2011年から2015年にかけて、粗利益は一貫して増加傾向を示しており、最も低い2011年の3,189百万米ドルから、2015年には5,780百万米ドルに達している。これに伴い、総収益も同期間中に増加しており、2011年の3,705百万米ドルから2015年の6,625百万米ドルへと拡大している。これらのデータから、期間を通じて売上と利益の両方が着実に成長していることが示されている。
- 収益と粗利益の関係性
- 収益と粗利益の間には明確な正の相関関係が見られる。収益の増加に伴い、粗利益も相応に増加していることから、収益の拡大が利益の増加に寄与していると考えられる。特に、2013年以降の収益の増加ペースに対し、粗利益も比例して増加している点が認められる。
- 利益率の変動と安定性
- 報告対象セグメントの利益率は全期間を通じて非常に高い水準にあり、おおむね86%から89%の範囲内に留まっている。2012年と2013年には一時的に89%を超えるピークを示したが、その後は87.25%にやや低下している。ただし、この範囲内での変動は小さく、利益率の高い状態が維持されていることから、収益性の安定性が示唆される。
- 総合的な評価
- この期間において、売上高・利益ともに持続的な成長を遂げており、収益性も高く安定している。利益率のわずかな変動はあるものの、全体としてのパフォーマンスは堅調に推移していると考えられる。したがって、同社の財務状態は安定しており、引き続き収益性の高い運営が維持されている可能性が高いと評価できる。
収益
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情報ストレージ | |||||
エンタープライズコンテンツ事業部 | |||||
RSA情報セキュリティ | |||||
EMC情報インフラストラクチャ | |||||
中枢 | |||||
EMC情報インフラストラクチャとPivotal | |||||
VMware仮想インフラストラクチャ | |||||
Corp の調整アイテム | |||||
連結 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
- 収益動向の概要
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全体的に、EMC Corp.の収益は過去五年間にわたり堅調に推移していることが観察される。特に、アイテム別の収益をみると、「情報ストレージ」および「EMC情報インフラストラクチャ」が継続的に増加傾向にあり、特に2013年から2014年にかけての伸びが顕著である。一方、「エンタープライズコンテンツ事業部」の収益は全期間を通じて横ばいまたは減少傾向を示し、2015年には最も低い水準に落ち込んでいる。
また、RSA情報セキュリティの収益は、2013年から2015年にかけて比較的安定しながらも、わずかに減少している。特に、仮想インフラストラクチャの収益は、2011年の3705百万ドルから2015年の6625百万ドルへと大きく成長しており、最も高い収益水準に到達している。
全体の連結収益も着実に増加し、2011年の20008百万ドルから2015年の24704百万ドルに至っている。増加率は安定しており、企業規模の拡大を示唆している。 - 主要事業セグメントのパフォーマンス
-
特に、「情報ストレージ」「情報インフラストラクチャ」「仮想インフラストラクチャ」の三つのセグメントが収益の主要な推進力となっている。これらは、企業の成長を牽引する重要な収益源と見なすことができる。とくに、「仮想インフラストラクチャ」は前年比較で大きく成長しており、クラウドや仮想化技術への投資拡大の影響を反映している可能性がある。一方、「中枢」や「エンタープライズコンテンツ事業部」などのセグメントは、相対的に低い収益規模及び横ばいまたは減少傾向にあることから、成長の鈍化や市場環境の変化を示唆している。
また、「Corpの調整アイテム」がマイナスとなっていることは、コスト削減や調整項目による調整を示しており、全体の収益計算には一定の影響を及ぼしていると考えられる。 - 総合的な考察
- 当該期間中、EMC Corp.の総収益は堅調に推移し、特に仮想化とインフラストラクチャ関連の事業において大きな成長を遂げていることが把握できる。一方で、比較的成熟しているセグメントの中には、収益の伸び悩みや縮小傾向が見られるため、今後は新規成長分野の強化や既存事業の競争力向上が求められると考えられる。全体としては、企業の規模拡大とともに収益基盤も強化されていることから、中長期的な持続的成長のためには、新たな収益源の拡大と既存事業の効率化が引き続き重要となると判断される。
粗利
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情報ストレージ | |||||
エンタープライズコンテンツ事業部 | |||||
RSA情報セキュリティ | |||||
EMC情報インフラストラクチャ | |||||
中枢 | |||||
EMC情報インフラストラクチャとPivotal | |||||
VMware仮想インフラストラクチャ | |||||
Corp の調整アイテム | |||||
連結 |
レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).
- 総合的な売上高と粗利益の推移
- データから、全体の売上高に対応する売上高の粗利益は、2011年から2014年にかけて一貫して増加している傾向が見られる。特に、連結ベースの粗利益は、2011年の12169百万米ドルから2014年の15249百万米ドルにかけて顕著な成長を示している。一方、2015年には若干の縮小がみられ、14991百万米ドルとなっている。これは、総合的な売上高と粗利益の伸びが一巡した可能性を示唆している。
- 主要事業セグメントの動向
- 情報ストレージ事業の粗利益は、全期間を通じて増加傾向を示し、特に2012年から2014年にかけて堅調に成長しているが、2015年には若干減少し8518百万米ドルとなった。エンタープライズコンテンツ事業部の粗利益は、2011年から2014年まで緩やかに増加していたが、2015年にはやや縮小している。一方、RSA情報セキュリティの粗利益は一貫して増加しており、特に2012年から2014年にかけて顕著な成長を示すものの、2015年には安定しているかやや縮小したことが見て取れる。情報インフラストラクチャ部分の粗利益は、全期間を通じて高い水準を維持し、2014年にピークを迎えた後、2015年にはやや減少している。中枢事業の粗利益は、最低の値を記録した2013年を除き、全体的に弱い動きが続き、2015年には104百万米ドルに留まった。一方、EMC情報インフラストラクチャとPivotalの合計粗利益は、継続的な成長を示し、2014年にピークに達した後、2015年にかけてわずかに縮小したが、依然として高水準を維持している。
- 子会社や事業部門の貢献度と変動
- VMwareの仮想インフラストラクチャ事業は、2011年の3189百万米ドルから2015年には5780百万米ドルと、大きな成長を遂げていることが顕著に示されている。これは、仮想化技術やクラウドコンピューティングへの需要増に対応した結果と考えられる。Corpの調整アイテムによる粗利益は、負の値が継続しており、2011年の-282百万米ドルから2015年の-478百万米ドルに増加している。これは、調整項目やコスト構造の変動により利益への影響がマイナスに働いていることを示す。全体として、主要セグメントの動向からは、技術とインフラ支援事業への投資と成長が顕著である一方で、調整項目のマイナス影響も継続していることが理解できる。
- 総括
- 総合的にみると、EMC Corp.は2011年から2014年にかけて連結粗利益を中心に堅調な成長を遂げ、その後2015年前後にやや縮小する局面に入っている。主要事業部門では、情報ストレージと仮想化事業の成長が顕著に見られるが、中枢事業の貢献度は相対的に低い水準に留まっている。調整項目のマイナス影響は一定の規模で継続しており、将来的な収益改善のためにはコスト構造の見直しや事業ポートフォリオの最適化が検討される必要があると考えられる。