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EMC Corp. (NYSE:EMC)

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長期活動比の分析 

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長期活動比(サマリー)

EMC Corp.、長期活動比

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2015/12/31 2014/12/31 2013/12/31 2012/12/31 2011/12/31
固定資産回転率 6.42 6.49 6.68 6.91 7.06
総資産回転率 0.53 0.53 0.51 0.57 0.58
自己資本回転率 1.17 1.12 1.04 0.97 1.06

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).


固定資産回転率の傾向
2011年から2015年にかけて、固定資産回転率は徐々に減少している。具体的には、7.06から6.42へと低下しており、固定資産の効率的な活用がやや鈍化している可能性が示唆される。これは、総資産や固定資産の増加に対して売上高の伸びが相対的に遅れていることを反映している可能性がある。
総資産回転率の傾向
総資産回転率は、2011年の0.58から2013年の0.51までやや低下した後、2014年および2015年には0.53に回復し、ほぼ横ばいの状態が続いている。全体的には、総資産の効率的な利用が一時的に停滞した後、やや改善の兆しを見せているものの、大きな変動は見られない。
自己資本回転率の傾向
自己資本回転率は、2011年の1.06から2012年にやや低下し、その後2013年にやや上昇、2014年には1.12、2015年には1.17と、継続的に改善している。これは、自己資本を用いた資産の運用効率が改善していることを示しており、自己資本の効果的な活用が進んでいると考えられる。
総合的な評価
これらの指標からは、固定資産の効率はやや低下傾向にあるものの、総資産の効率は一定範囲内で安定しており、自己資本の効率的な利用は改善傾向を示していると判断できる。資産の運用効率の全体的な動向は、より効果的な資産管理と運用の改善の可能性を示唆している。今後は、固定資産回転率の低下を抑える施策や、総資産の最適化に向けた取り組みが課題となる可能性がある。

固定資産回転率

EMC Corp.、固定資産純回転率計算、ベンチマークとの比較

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2015/12/31 2014/12/31 2013/12/31 2012/12/31 2011/12/31
選択した財務データ (百万米ドル)
収益 24,704 24,440 23,222 21,714 20,008
有形固定資産、プラントおよび設備、ネット 3,850 3,766 3,478 3,145 2,833
長期活動率
固定資産回転率1 6.42 6.49 6.68 6.91 7.06
ベンチマーク
固定資産回転率競合 他社2
Advanced Micro Devices Inc.
Analog Devices Inc.
Applied Materials Inc.
Broadcom Inc.
Intel Corp.
KLA Corp.
Lam Research Corp.
Micron Technology Inc.
NVIDIA Corp.
Qualcomm Inc.
Texas Instruments Inc.

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).

1 2015 計算
固定資産回転率 = 収益 ÷ 有形固定資産、プラントおよび設備、ネット
= 24,704 ÷ 3,850 = 6.42

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


収益の推移について
この期間において、収益は全体的に緩やかな増加傾向を示している。2011年から2015年までにかけて、収益は約2万ドルから2万4704ドルへと、約23.5%の成長を見せている。年次の増加率は一定ではなく、一時的に伸び悩む局面もあるものの、全体としては堅実な増加を維持している。
有形固定資産の変動について
有形固定資産の総額は、2011年の2833百万米ドルから2015年の3850百万米ドルへと増加している。これにより、資産の規模拡大が継続していることが示されている。増加のペースは緩やかであり、資産の追加投資が継続的に行われていることが窺える。
固定資産回転率の傾向
固定資産回転率は、7.06から6.42へと徐々に低下している。これは、固定資産に対する収益性が若干低下している可能性を示唆しているものの、いずれも高い水準にあり、資産を効率的に活用していることには変わりがない。低下傾向が続く場合には、資産の過剰もしくは効率性の低下が懸念されるが、現段階ではまだ安定した範囲内にあると考えられる。

総資産回転率

EMC Corp.、総資産回転率計算、ベンチマークとの比較

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2015/12/31 2014/12/31 2013/12/31 2012/12/31 2011/12/31
選択した財務データ (百万米ドル)
収益 24,704 24,440 23,222 21,714 20,008
総資産 46,612 45,885 45,849 38,069 34,268
長期活動率
総資産回転率1 0.53 0.53 0.51 0.57 0.58
ベンチマーク
総資産回転率競合 他社2
Advanced Micro Devices Inc.
Analog Devices Inc.
Applied Materials Inc.
Broadcom Inc.
Intel Corp.
KLA Corp.
Lam Research Corp.
Micron Technology Inc.
NVIDIA Corp.
Qualcomm Inc.
Texas Instruments Inc.

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).

1 2015 計算
総資産回転率 = 収益 ÷ 総資産
= 24,704 ÷ 46,612 = 0.53

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


収益の動向
2011年から2015年にかけて、収益は漸増傾向にあり、最も低かった2011年の20,008百万米ドルから2015年の24,704百万米ドルへと着実に成長している。これは年間平均成長率の範囲内で、一定の売上拡大を示唆している。
総資産の推移
総資産は2011年から2013年にかけて大きく増加し、2013年には約45,849百万米ドルに達している。その後、2014年に若干の横ばいを見せ、2015年には46,612百万米ドルとわずかに増加している。全体として資産規模は堅調に拡大しているが、伸び率は次第に鈍化している可能性が示唆される。
総資産回転率の変動
総資産回転率は2011年から2015年まで、0.58から0.53の範囲で変動しており、やや低下傾向にある。これは、資産一単位あたりの売上がやや減少していることを示しており、資産効率の面での改善余地が考えられる。
総合的な分析
全体として、収益と総資産がともに増加傾向にあることから、規模拡大は継続していると判断できる。一方で、総資産回転率の緩やかな低下は、資産の効率利用に若干の効率低下を示しており、収益増加が資産効率の低下を補っている可能性がある。今後は資産の効果的な活用を図る方策や、収益性の向上に注力することが望まれる。

自己資本回転率

EMC Corp.、自己資本回転率計算、ベンチマークとの比較

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2015/12/31 2014/12/31 2013/12/31 2012/12/31 2011/12/31
選択した財務データ (百万米ドル)
収益 24,704 24,440 23,222 21,714 20,008
EMCコーポレーションの株主資本の合計 21,140 21,896 22,301 22,357 18,959
長期活動率
自己資本回転率1 1.17 1.12 1.04 0.97 1.06
ベンチマーク
自己資本回転率競合 他社2
Advanced Micro Devices Inc.
Analog Devices Inc.
Applied Materials Inc.
Broadcom Inc.
Intel Corp.
KLA Corp.
Lam Research Corp.
Micron Technology Inc.
NVIDIA Corp.
Qualcomm Inc.
Texas Instruments Inc.

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2015-12-31), 10-K (報告日: 2014-12-31), 10-K (報告日: 2013-12-31), 10-K (報告日: 2012-12-31), 10-K (報告日: 2011-12-31).

1 2015 計算
自己資本回転率 = 収益 ÷ EMCコーポレーションの株主資本の合計
= 24,704 ÷ 21,140 = 1.17

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


収益の推移
2011年から2015年までの期間において、収益は全体として増加傾向を示している。具体的には、2011年の20008百万米ドルから2015年の24704百万米ドルまで増加し、年平均成長率は緩やかに持続していることが観察される。これは、同期間において会社の売上規模が拡大していることを示すものである。
株主資本の推移
株主資本の合計額には一定の変動が見られる。2012年には22357百万米ドルへ増加し、その後2013年に一度やや減少し2014年には再び現状に近い水準(21896百万米ドル)に回復している。2015年には21140百万米ドルに減少しており、株主資本の総額はやや縮小傾向にあることが示唆される。これにより、株主の所有資本はやや圧縮されている可能性が示唆される。
自己資本回転率の動向
自己資本回転率は2011年の1.06から、2015年には1.17へと緩やかに上昇している。これは、資本に対する収益の効率性が年々向上していることを意味している。特に2012年には0.97へと一時的に低下が見られるが、その後は再び上昇基調に転じていることから、会社の資本運用効率にポジティブな変化があったことが示されている。