貸借対照表:負債と株主資本
四半期データ
貸借対照表は、債権者、投資家、アナリストに、会社のリソース(資産)とその資本源(資本および負債)に関する情報を提供します。通常、企業の資産の将来の収益能力に関する情報や、売掛金や棚卸資産から生じる可能性のあるキャッシュフローの指標も提供します。
負債は、過去の出来事から生じる会社の義務を表し、その決済は企業からの経済的利益の流出をもたらすと予想されています。
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2026-06-28), 10-Q (報告日: 2026-03-29), 10-K (報告日: 2025-12-28), 10-Q (報告日: 2025-09-28), 10-Q (報告日: 2025-06-29), 10-Q (報告日: 2025-03-30), 10-K (報告日: 2024-12-29), 10-Q (報告日: 2024-09-29), 10-Q (報告日: 2024-06-30), 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-K (報告日: 2023-12-31), 10-Q (報告日: 2023-10-01), 10-Q (報告日: 2023-07-02), 10-Q (報告日: 2023-04-02), 10-K (報告日: 2022-12-31), 10-Q (報告日: 2022-10-02), 10-Q (報告日: 2022-07-03), 10-Q (報告日: 2022-04-03), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-10-03), 10-Q (報告日: 2021-07-04), 10-Q (報告日: 2021-04-04).
流動負債の推移と構成について
- 流動負債の全体傾向
- 流動負債は、2021年第1四半期の40,932百万米ドルから2026年第2四半期の54,895百万米ドルまで、長期的に増加傾向にある。特に2023年第1四半期には60,373百万米ドルまで上昇し、ピークを迎えている。
- 項目別の変動
- 未払いのリベート、返品、プロモーション費用は、11,919百万米ドルから19,990百万米ドルへと一貫して増加しており、流動負債を押し上げる主要な要因となっている。一方で、未払負債は13,223百万米ドルから9,464百万米ドルへと減少傾向にある。貸付金および支払手形は変動が激しく、数千百万米ドル単位から17,000百万米ドルを超える水準まで周期的な増減を繰り返している。
非流動負債および長期的な債務構造について
- 非流動負債の推移
- 非流動負債は、概ね60,000百万米ドル前後で推移しており、流動負債ほどの急激な増加は見られない。2021年第1四半期の65,791百万米ドルから、2026年第2四半期には61,195百万米ドルとなっており、緩やかな減少傾向にある。
- 長期借入金と税務負債
- 長期借入金は、2023年にかけて25,000百万米ドル台まで減少したが、その後上昇に転じ、2025年には39,000百万米ドル台に達している。また、長期納税額は2024年第1四半期を境に大幅に減少し、それまでの2,000百万米ドル台から数百百万米ドル規模へと縮小している。
株主資本と資本構成の変化について
- 自己資本の蓄積
- 利益剰余金および追加払込資本金は、116,508百万米ドルから171,665百万米ドルへと着実に増加しており、内部留保が蓄積されている。これに伴い、株主資本合計も65,834百万米ドルから84,971百万米ドルへと拡大している。
- 自己株式の取得
- 財務省に保有されている普通株式(原価)のマイナス額が、-38,466百万米ドルから-75,863百万米ドルへとほぼ倍増しており、積極的な自己株式の取得が行われてきたことが示唆される。
総合的な財務状態の分析
- 総資産の拡大
- 総負債と株主資本の合計(総資産)は、172,557百万米ドルから201,061百万米ドルへと増加しており、規模の拡大が確認できる。
- 負債と資本のバランス
- 総負債が増加傾向にある一方で、株主資本も同時に増加しており、資本基盤の強化と債務の拡大が並行して進行している。特に、短期的な営業債務(リベート等)の増加と、長期的な自己資本の増強が顕著なパターンとして読み取れる。