Stock Analysis on Net
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3M Co. (NYSE:MMM)

この会社は アーカイブに移動しました! 財務データは2022年10月25日以降更新されていません。

デュポンの分析: ROE、ROA、純利益率の内訳 
四半期データ

Microsoft Excel

ROE分解では、純利益を株主資本で割ったものを構成比率の積として表します。

ROEを2つのコンポーネントに分解

3M Co.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = ROA × 財務レバレッジ比率
2022/09/30 46.70% = 14.24% × 3.28
2022/06/30 30.20% = 9.09% × 3.32
2022/03/31 37.48% = 12.20% × 3.07
2021/12/31 39.35% = 12.58% × 3.13
2021/09/30 41.29% = 12.37% × 3.34
2021/06/30 41.18% = 12.32% × 3.34
2021/03/31 41.54% = 12.12% × 3.43
2020/12/31 41.84% = 11.37% × 3.68
2020/09/30 41.78% = 10.94% × 3.82
2020/06/30 47.29% = 11.39% × 4.15
2020/03/31 48.99% = 10.76% × 4.55
2019/12/31 45.41% = 10.23% × 4.44
2019/09/30 46.23% = 11.63% × 3.98
2019/06/30 48.68% = 12.59% × 3.86
2019/03/31 58.11% = 14.40% × 4.03
2018/12/31 54.60% = 14.65% × 3.73
2018/09/30 44.15% = 12.14% × 3.64
2018/06/30 42.56% = 11.99% × 3.55
2018/03/31 37.69% = 10.72% × 3.51
2017/12/31 42.01% = 12.79% × 3.29
2017/09/30 — = — × 2.90
2017/06/30 — = — × 2.93
2017/03/31 — = — × 3.03

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

総資産利益率 (ROA)
2017年のデータは欠損しているが、2018年以降にはしばしば10%台後半から12%台前半の範囲で推移している。特に2020年の第2四半期には12.37%を記録し、比較的高い収益性を示している。一方、2022年の第2四半期には9.09%とやや低下したが、総じて12%前後の水準で推移し、安定した収益性を示唆している。全体として、ROAは一定の範囲内で推移しており、短期的には変動があるものの、長期的には安定的な収益性を維持していると評価できる。
財務レバレッジ比率
2017年には平均3.0台前半で推移しており、その後徐々に上昇し、2019年には4.55まで高まっている。これは、会社がより多くの負債を活用していることを示唆している。2020年以降は徐々に低下傾向にあり、2022年の第2四半期には3.28にまで下落した。レバレッジの低減は、財務リスクの抑制や自己資本比率の改善を意識した経営戦略の反映と考えられる。全体として、レバレッジ比率は高低を繰り返しながらも、比較的安定した範囲内で推移している。
自己資本利益率 (ROE)
2018年第2四半期以降は40%超から50%超と高い収益性を示し、2018年末には54.6%まで達した。これは株主資本の効率的な運用成果を示しているものと考えられる。しかし、2022年の段階では30.2%とやや低下しているものの、それでも高い水準で推移している。特に、2019年および2020年においては50%を超える非常に高いROEを記録しており、株主資本に対して効率的に収益を生み出していることが明らかだ。全体として、ROEは比較的高水準を維持しつつも、若干の変動が見られる。これは、収益性の高い投資活動や財務戦略の効果を反映している可能性がある。

ROEを3つの要素に分解

3M Co.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = 純利益率 × 資産回転率 × 財務レバレッジ比率
2022/09/30 46.70% = 18.91% × 0.75 × 3.28
2022/06/30 30.20% = 11.83% × 0.77 × 3.32
2022/03/31 37.48% = 15.84% × 0.77 × 3.07
2021/12/31 39.35% = 16.75% × 0.75 × 3.13
2021/09/30 41.29% = 16.90% × 0.73 × 3.34
2021/06/30 41.18% = 17.13% × 0.72 × 3.34
2021/03/31 41.54% = 17.34% × 0.70 × 3.43
2020/12/31 41.84% = 16.73% × 0.68 × 3.68
2020/09/30 41.78% = 15.65% × 0.70 × 3.82
2020/06/30 47.29% = 16.37% × 0.70 × 4.15
2020/03/31 48.99% = 15.37% × 0.70 × 4.55
2019/12/31 45.41% = 14.22% × 0.72 × 4.44
2019/09/30 46.23% = 15.48% × 0.75 × 3.98
2019/06/30 48.68% = 15.27% × 0.82 × 3.86
2019/03/31 58.11% = 17.43% × 0.83 × 4.03
2018/12/31 54.60% = 16.33% × 0.90 × 3.73
2018/09/30 44.15% = 13.79% × 0.88 × 3.64
2018/06/30 42.56% = 13.44% × 0.89 × 3.55
2018/03/31 37.69% = 12.83% × 0.84 × 3.51
2017/12/31 42.01% = 15.35% × 0.83 × 3.29
2017/09/30 — = — × — × 2.90
2017/06/30 — = — × — × 2.93
2017/03/31 — = — × — × 3.03

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

純利益率の動向
2017年第1四半期から2017年第4四半期にかけてデータが欠落している一方、2018年以降は概ね一貫して15%から17%台で推移しており、比較的安定した収益性を示している。2022年第2四半期に一時的に11.83%まで低下したものの、同年の最終四半期には18.91%と回復している。これにより、全体的には安定した純利益率を維持しつつも、時折見られる変動には注意が必要である。
資産回転率の傾向
ほぼ一定の範囲内で推移しており、0.68から0.89の範囲で安定している。特に、2020年度以降は0.7から0.77の間で変動し、資産の効率的な活用が継続されていることが示唆される。ただし、2020年以降やや低めの値を取る期間もあり、資産効率の改善余地が存在する可能性も考えられる。
財務レバレッジ比率の動き
全期間を通じて3.07から4.55の範囲で変動しており、総じて比較的高い水準にある。特に、2019年第4四半期には4.44とピークに達し、その後は徐々に低下。2022年第2四半期には3.28と一段と低くなっており、負債依存度を抑えた財務の安定化の兆しと解釈できる。長期的には、財務レバレッジの適正な調整が行われていることが示唆される。
自己資本利益率 (ROE)の変動
2018年第1四半期以降、顕著に高い水準を維持しており、2018年から2021年にかけて平均およそ41%から55%の範囲内で推移している。特に2020年度には54.6%まで達し、株主資本に対して高い収益性を示している。2022年第2四半期には30.2%に低下しているものの、その後は再び高水準に戻る可能性も含めて、ROEは全体として堅調な収益性を表している。

ROAを2つのコンポーネントに分解

3M Co.、 ROA の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROA = 純利益率 × 資産回転率
2022/09/30 14.24% = 18.91% × 0.75
2022/06/30 9.09% = 11.83% × 0.77
2022/03/31 12.20% = 15.84% × 0.77
2021/12/31 12.58% = 16.75% × 0.75
2021/09/30 12.37% = 16.90% × 0.73
2021/06/30 12.32% = 17.13% × 0.72
2021/03/31 12.12% = 17.34% × 0.70
2020/12/31 11.37% = 16.73% × 0.68
2020/09/30 10.94% = 15.65% × 0.70
2020/06/30 11.39% = 16.37% × 0.70
2020/03/31 10.76% = 15.37% × 0.70
2019/12/31 10.23% = 14.22% × 0.72
2019/09/30 11.63% = 15.48% × 0.75
2019/06/30 12.59% = 15.27% × 0.82
2019/03/31 14.40% = 17.43% × 0.83
2018/12/31 14.65% = 16.33% × 0.90
2018/09/30 12.14% = 13.79% × 0.88
2018/06/30 11.99% = 13.44% × 0.89
2018/03/31 10.72% = 12.83% × 0.84
2017/12/31 12.79% = 15.35% × 0.83
2017/09/30 — = — × —
2017/06/30 — = — × —
2017/03/31 — = — × —

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).

純利益率の推移と傾向
2017年度には記録がなく、2018年第1四半期から顕著な増加が見られ、その後は全般的に高水準を維持している。特に2020年第3四半期から第4四半期にかけて、17.13％から16.9％へと微減したものの、2021年以降も平均的に高い水準を維持し、2022年第1四半期には18.91％とピークを記録した。一方、2022年第2四半期には11.83％と大幅に低下したが、その後は再び回復傾向を示している。全体としては、安定した利益率の高さと、一定の変動を伴いながらも高水準を維持していることが示唆される。
資産回転率の動向
資産回転率は、2017年以降ほぼ一定の範囲内（0.68～0.89）で推移している。特に2018年後半から2020年にかけて0.7台で安定しており、相対的に一定した資産効率を示している。2020年第3四半期以降、一時的に0.77まで上昇したが、概ね0.7前後の範囲内で推移し続けている。これにより、資産の効率的運用が比較的安定して行われていることが読み取れる。
総資産利益率（ROA）の傾向と解釈
ROAは2017年度以降一定の変動を見せつつも、全体的には11%台から12%台の範囲で推移している。特に2020年第1四半期には14.65％と高めに推移したものの、以降は10％台半ばに落ち着いている。2022年第1四半期に14.24％を記録した後は、概ね11%前後で安定していることから、資産に対する収益性は比較的一定であることが示されている。全体として、財務の効率と収益性がバランスを保った状態にあると考えられる。