収益率の分析
四半期データ
収益率は、企業がそのリソース(資産)から収益性の高い売上を生み出す能力を測定します。
収益率(サマリー)
Johnson Controls International plc、収益率(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-Q (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
- 売上総利益率の推移について
- 2018年第1四半期以降、売上総利益率はおおむね堅調な上昇傾向を示している。2018年第1四半期末には約29.87％から、2021年第1四半期末には約33.76％に達し、2023年第4四半期にも33.08％と高水準で推移している。期間を通じて、売上総利益率は安定して改善傾向にあると判断できる。
- 営業利益率の動向
- 営業利益率は全体的に変動が見られるが、一般的に減少傾向にある。2018年第1四半期に約9.89％を記録した後、2019年にかけて一旦低下し、その後一部回復しているものの、2023年には平均して約6〜7％の範囲で推移している。この動きは、売上総利益率の改善にも関わらず、営業段階での利益圧迫が継続している可能性を示唆している。
- 純利益率の変動と傾向
- 純利益率は大きな変動を伴いながら、短期的には高水準に達する局面も見られる。2018年第4四半期に約23.67％まで上昇した後、2019年の一部四半期では20％超えを維持している。一方、2020年以降は一時的に低迷し、2021年に再び回復基調に転じているものの、長期的には平均して5〜7％の範囲に収まる傾向が見られる。これは外部要因やコスト構造の変化による影響と考えられる。
- 自己資本利益率（ROE）の動向
- ROEは、2018年から2019年にかけて大きく改善し、2019年第1四半期には約28.7％に達している。その後は年ごとに変動しつつも、2023年には平均して約10〜12％の範囲で推移している。2020年に一時的な低迷が見られるが、2021年には再び回復している。この傾向は、株主資本効率の変動を反映しており、収益性の短期的な変動に左右されやすいことを示す。
- 総資産利益率（ROA）の動向
- ROAは総じて低水準で推移しており、2018年には4.43％、2020年には約3.2％まで変動している。2023年第4四半期には約4.79％に上昇しているが、基本的には資産効率は限定的であることが示唆される。ただし、2020年以降の一時的な増加は、資産の効率的な活用や経営改善の兆候と見なせる。
売上高利益率
投資収益率
売上総利益率
Johnson Controls International plc、売上総利益率、計算式(四半期データ)
| 2024/03/31 | 2023/12/31 | 2023/09/30 | 2023/06/30 | 2023/03/31 | 2022/12/31 | 2022/09/30 | 2022/06/30 | 2022/03/31 | 2021/12/31 | 2021/09/30 | 2021/06/30 | 2021/03/31 | 2020/12/31 | 2020/09/30 | 2020/06/30 | 2020/03/31 | 2019/12/31 | 2019/09/30 | 2019/06/30 | 2019/03/31 | 2018/12/31 | 2018/09/30 | 2018/06/30 | 2018/03/31 | 2017/12/31 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 粗利 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売り上げ 高 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 収益率 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売上総利益率1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ベンチマーク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売上総利益率競合 他社2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Boeing Co. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Caterpillar Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Eaton Corp. plc | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| GE Aerospace | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Honeywell International Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Lockheed Martin Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| RTX Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-Q (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
1 Q2 2024 計算
売上総利益率 = 100
× (粗利Q2 2024
+ 粗利Q1 2024
+ 粗利Q4 2023
+ 粗利Q3 2023)
÷ (売り上げ 高Q2 2024
+ 売り上げ 高Q1 2024
+ 売り上げ 高Q4 2023
+ 売り上げ 高Q3 2023)
= 100 × ( + + + )
÷ ( + + + )
=
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 売上高の推移と傾向
- 売上高は、2017年の水準から概ね増加傾向を示しており、2018年から2023年にかけて継続的な成長を見せている。特に、2020年から2023年にかけての四半期で売上高は堅調に推移し、最も高い値は2023年3月期の6,699百万米ドルとなっている。これらのデータは、事業規模の拡大または高付加価値ビジネスの展開を示唆している可能性がある。ただし、2020年の第2四半期には著しい減少が見られ、その後の反発を見せていることから、一時的な外部要因や市場変動の影響を受けた可能性も想定される。
- 粗利益の推移と傾向
- 粗利益は、2017年の2169百万米ドルから2023年の2181百万米ドルにかけて一定の増加を示している。ただし、売上高と比較すると、収益の増加に伴う比較的小幅な伸びにとどまっており、粗利益率の変動が重要なポイントとなる。実際、売上総利益率は2020年から2023年にかけて35%前後で安定しており、経営効率および収益性において堅調なパフォーマンスを保っていることが読み取れる。特に2020年の第2四半期には平均以上の利益率を示し、その後も概ね良好な収益性を維持している。
- 売上総利益率の傾向
- 売上総利益率は、2018年の約29.87%から2023年の約33.48%まで緩やかに上昇し、2020年以降は一定の範囲内で推移している。2020年以降は34%付近で安定しており、収益性の改善や効率性の向上を示唆している。一方、一時的に低下した2021年の水準から回復しており、利益率の向上傾向が継続していることから、コスト管理や価格戦略の効果が反映されていると考えられる。
営業利益率
Johnson Controls International plc、営業利益率、計算式(四半期データ)
| 2024/03/31 | 2023/12/31 | 2023/09/30 | 2023/06/30 | 2023/03/31 | 2022/12/31 | 2022/09/30 | 2022/06/30 | 2022/03/31 | 2021/12/31 | 2021/09/30 | 2021/06/30 | 2021/03/31 | 2020/12/31 | 2020/09/30 | 2020/06/30 | 2020/03/31 | 2019/12/31 | 2019/09/30 | 2019/06/30 | 2019/03/31 | 2018/12/31 | 2018/09/30 | 2018/06/30 | 2018/03/31 | 2017/12/31 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 営業利益(損失) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売り上げ 高 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 収益率 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 営業利益率1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ベンチマーク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 営業利益率競合 他社2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Boeing Co. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Caterpillar Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Eaton Corp. plc | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| GE Aerospace | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Honeywell International Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Lockheed Martin Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| RTX Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-Q (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
1 Q2 2024 計算
営業利益率 = 100
× (営業利益(損失)Q2 2024
+ 営業利益(損失)Q1 2024
+ 営業利益(損失)Q4 2023
+ 営業利益(損失)Q3 2023)
÷ (売り上げ 高Q2 2024
+ 売り上げ 高Q1 2024
+ 売り上げ 高Q4 2023
+ 売り上げ 高Q3 2023)
= 100 × ( + + + )
÷ ( + + + )
=
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 売上高の推移
- 2017年から2023年にかけて、売上高は概ね増加傾向にあり、特に2021年第2四半期から2022年第2四半期にかけて顕著な増加が見られる。2022年度は6,800百万米ドル台を維持し、全体として安定した売上規模を示している。一方で、2023年第2四半期以降には若干の減少も観測されている。
- 営業利益の動向
- 営業利益は一時的に下落を見せつつも、全体的には堅調な推移を示している。特に2019年度以降は、4,000百万米ドル台から6,000百万米ドル台の範囲内で変動しており、2022年度には最大値である522百万米ドルを記録した。しかしながら、2023年第4四半期には-324百万米ドルと赤字に転じており、収益性の低下が懸念される。一時的な変動はあるものの、年次を通じて営業利益率は一定の範囲内に収まっている。
- 営業利益率の推移
- 営業利益率は、2018年から2020年にかけて比較的安定しており、おおよそ4%から6%の範囲内で推移している。2021年には、最大で10.81%に達し、収益性が一時的に上昇している。2022年度にはやや低下しつつも、6%台の範囲内で安定しており、企業の収益性は維持されている。ただし、2023年度の後半には利率の低下傾向が見られ、収益性に課題が示唆される。
- 総合評価
- 全体として、売上高は増加傾向にあり、営業利益も一定の範囲内で拡大してきたが、2023年度の後半には赤字に陥るなど、収益性の低下が浮き彫りになっている。営業利益率は、2021年にピークを迎え、その後は徐々に低下しつつあるため、今後の利益改善には効率性やコスト管理の強化が必要と考えられる。
純利益率
Johnson Controls International plc、純利益率、計算式(四半期データ)
| 2024/03/31 | 2023/12/31 | 2023/09/30 | 2023/06/30 | 2023/03/31 | 2022/12/31 | 2022/09/30 | 2022/06/30 | 2022/03/31 | 2021/12/31 | 2021/09/30 | 2021/06/30 | 2021/03/31 | 2020/12/31 | 2020/09/30 | 2020/06/30 | 2020/03/31 | 2019/12/31 | 2019/09/30 | 2019/06/30 | 2019/03/31 | 2018/12/31 | 2018/09/30 | 2018/06/30 | 2018/03/31 | 2017/12/31 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 売り上げ 高 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 収益率 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 純利益率1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ベンチマーク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 純利益率競合 他社2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Boeing Co. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Caterpillar Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Eaton Corp. plc | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| GE Aerospace | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Honeywell International Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Lockheed Martin Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| RTX Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-Q (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
1 Q2 2024 計算
純利益率 = 100
× (ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q2 2024
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q1 2024
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q4 2023
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q3 2023)
÷ (売り上げ 高Q2 2024
+ 売り上げ 高Q1 2024
+ 売り上げ 高Q4 2023
+ 売り上げ 高Q3 2023)
= 100 × ( + + + )
÷ ( + + + )
=
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 収益の推移
- 全期間を通じて売上高は変動が見られるものの、2018年度から2023年度にかけて、比較的安定した増加傾向または横ばいの状態を示している。特に2021年度にかけて売上高が増加する傾向が顕著であり、その後も比較的高水準を維持している。これにより、会社の売上規模は一定の成長または安定性を持っていると考えられる。
- 純利益と純利益率の動向
- 純利益は2017年から2021年までの間にかけて増加しそのピークは2021年度に達しているが、2022年度以降は減少傾向にある。2023年度には純利益がマイナスに転じる兆候が見られ、収益性に一定の課題を抱えている可能性が示唆される。純利益率については、2018年から2019年度にかけて増加し、2020年度には一時的に最高値を記録した後、2021年度にはやや低下しているが、それでも比較的良好な水準を維持している。しかし、2022年度や2023年度には低下または変動が見られ、収益性の改善に向けた施策が必要と判断される。
- 分析の総合的な所見
- 売上高は着実に推移しており、会社の規模や市場でのポジションは一定の安定性を保っている。一方、純利益は2021年度をピークに下降傾向にあり、2023年度においては純利益のマイナス化の兆候も見て取れることから、収益性の面では改善の余地があると考えられる。収益性の指標である純利益率も同様に変動しており、経営効率の向上やコスト管理の強化が求められる可能性がある。
自己資本利益率 (ROE)
Johnson Controls International plc、 ROE、計算式(四半期データ)
| 2024/03/31 | 2023/12/31 | 2023/09/30 | 2023/06/30 | 2023/03/31 | 2022/12/31 | 2022/09/30 | 2022/06/30 | 2022/03/31 | 2021/12/31 | 2021/09/30 | 2021/06/30 | 2021/03/31 | 2020/12/31 | 2020/09/30 | 2020/06/30 | 2020/03/31 | 2019/12/31 | 2019/09/30 | 2019/06/30 | 2019/03/31 | 2018/12/31 | 2018/09/30 | 2018/06/30 | 2018/03/31 | 2017/12/31 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジョンソンコントロールズに帰属する株主資本 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 収益率 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ROE1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ベンチマーク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ROE競合 他社2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Boeing Co. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Caterpillar Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Eaton Corp. plc | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| GE Aerospace | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Honeywell International Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Lockheed Martin Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| RTX Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-Q (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
1 Q2 2024 計算
ROE = 100
× (ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q2 2024
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q1 2024
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q4 2023
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q3 2023)
÷ ジョンソンコントロールズに帰属する株主資本
= 100 × ( + + + )
÷ =
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 純利益の動向と変動性
- 期間全体を通じて、当期純利益は一貫性に欠ける傾向が見られる。特に2019年に顕著な増加を示し、ピークは2020年第1四半期の2億6120万ドルに達した。その後、2020年後半から再び減少に転じており、2024年第1四半期にはマイナスの-2億770万ドルを記録した。これは、特定の四半期において収益性の低下やコスト増加、もしくは特別損失の影響があった可能性を示唆する。全体として、純利益は一時的な好況期と、その後の収益圧迫のサイクルを示している。
- 株主資本の推移
- 株主資本は、2017年から2024年まで概ね横ばいもしくは微減傾向を示しており、最も低い値は2023年第4四半期の1万5836百万ドルである。2024年第1四半期では1万6658百万ドルへ回復傾向にあるが、大幅な増加は見られず、安定的ながらやや縮小傾向が続いている。これにより、資本の蓄積や株主資本の質の変化に関しては、やや慎重な状況が示唆される。
- ROE（自己資本利益率）の分析
- ROEは、2018年第2四半期以降、比較的上昇傾向を示し、2020年第1四半期には約28.7%という高水準に達した。しかしその後は一貫して低下し、2021年に向けてはおおむね7%から10%の範囲で推移した。特に、2020年の高ROEは、純利益の増加に伴う自己資本の効率的な運用を示す一方、2023年には再び10%台に回復しているものの、ピークに比べてやや控えめな水準である。これらの変動は、企業の収益性と資本効率の短期的な変化を反映している。
- 総合的な観察
- 2017年以降、純利益の変動は大きく、特に2019年から2020年にかけての好調期に突出した反面、その後の四半期では著しい赤字に見舞われていることから、経営状況において一定の不安定さが存在しているといえる。株主資本の推移は安定性を保つ一方で、ROEの変動からは収益性と資本効率の面での揺らぎが示されている。これらの指標の動きは、外部経済環境や業績変動の影響を反映している可能性が高いと判断される。
総資産利益率 (ROA)
Johnson Controls International plc、 ROA、計算式(四半期データ)
| 2024/03/31 | 2023/12/31 | 2023/09/30 | 2023/06/30 | 2023/03/31 | 2022/12/31 | 2022/09/30 | 2022/06/30 | 2022/03/31 | 2021/12/31 | 2021/09/30 | 2021/06/30 | 2021/03/31 | 2020/12/31 | 2020/09/30 | 2020/06/30 | 2020/03/31 | 2019/12/31 | 2019/09/30 | 2019/06/30 | 2019/03/31 | 2018/12/31 | 2018/09/30 | 2018/06/30 | 2018/03/31 | 2017/12/31 | |||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 選択した財務データ (百万米ドル) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 総資産 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 収益率 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ROA1 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ベンチマーク | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ROA競合 他社2 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Boeing Co. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Caterpillar Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Eaton Corp. plc | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| GE Aerospace | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Honeywell International Inc. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| Lockheed Martin Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
| RTX Corp. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2024-03-31), 10-Q (報告日: 2023-12-31), 10-K (報告日: 2023-09-30), 10-Q (報告日: 2023-06-30), 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
1 Q2 2024 計算
ROA = 100
× (ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q2 2024
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q1 2024
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q4 2023
+ ジョンソンコントロールズに帰属する当期純利益(損失)Q3 2023)
÷ 総資産
= 100 × ( + + + )
÷ =
2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。
- 純利益の動向
- ジョンソンコントロールズの当期純利益は、2017年12月から2018年6月にかけて増加傾向を示し、2018年12月にかけてピークを迎えた。以降、2019年3月には再び高水準を維持したが、その後は変動が見られる。2020年12月に一時的なマイナスを記録した後も、2021年以降は増減を繰り返しながら一定の範囲内で推移している。特に2022年の各四半期には高い純利益を計上しているが、2023年第3四半期には再びマイナスに転じている。これらは事業環境の変動や特定の一時的要因、あるいは経済状況の影響を反映している可能性がある。
- 総資産の推移
- 総資産は2017年末から2024年3月期まで緩やかに増加している傾向を示している。2017年には約49,767百万米ドルであった資産は、2024年3月期には約43,457百万米ドルとやや減少しているものの、全体的には資産規模は比較的安定して推移している。特に2020年にかけての資産は40,000百万米ドルを下回る局面も見られたが、その後は回復傾向にある。資産の変動は為替の変動や投資活動に由来する可能性がある。
- ROA（総資産利益率）の分析
- ROAは2018年第2四半期から急激に上昇し、2018年第4四半期には13.54%に達した。その後は12%、4%、3%以上と比較的高い水準を維持している。特に2020年の第2・3四半期には1.55%、2.23%と低下したが、その後は再び上昇傾向を示し、2021年第3四半期には4.82%と過去最高値に近い水準を記録した。これは、資産規模に対する純利益の効率性が向上したことを示唆している。全体として、ROAは、投資効率が改善しつつも、経済環境や特定の四半期の業績による変動も見られる。
- まとめ
- ジョンソンコントロールズは、2017年以降、総資産の規模はほぼ安定もしくは微増しながらも、純利益には大きな変動があり、特定の四半期において高収益を記録している反面、一部では損失も発生している。ROAの推移からは、特定の時期に利益効率や投資効果が著しく向上していることが読み取れる。総じて、企業は一定の経済環境下で、収益性と資産運用効率を改善させていると考えられるが、一時的な損失の発生や四半期間の変動には注意が必要である。