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Royal Caribbean Cruises Ltd. (NYSE:RCL)

この会社は アーカイブに移動しました! 2022年7月29日以降、財務データは更新されていません。

デュポンの分析: ROE、ROA、純利益率の内訳 
四半期データ

Microsoft Excel

ROEを2つのコンポーネントに分解

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = ROA × 財務レバレッジ比率
2022/06/30 -131.55% = -13.17% × 9.99
2022/03/31 -132.77% = -16.08% × 8.26
2021/12/31 -103.44% = -16.31% × 6.34
2021/09/30 -81.49% = -16.13% × 5.05
2021/06/30 -65.86% = -15.41% × 4.27
2021/03/31 -59.80% = -15.97% × 3.74
2020/12/31 -66.18% = -17.86% × 3.71
2020/09/30 -49.92% = -13.06% × 3.82
2020/06/30 -21.50% = -5.79% × 3.72
2020/03/31 1.81% = 0.55% × 3.27
2019/12/31 15.45% = 6.20% × 2.49
2019/09/30 16.04% = 6.44% × 2.49
2019/06/30 16.02% = 6.20% × 2.58
2019/03/31 16.35% = 6.41% × 2.55
2018/12/31 16.31% = 6.54% × 2.49
2018/09/30 15.73% = 6.58% × 2.39
2018/06/30 16.02% = 7.17% × 2.23
2018/03/31 15.30% = 6.80% × 2.25

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).


総資産利益率は、2018年の第1四半期から第4四半期にかけて6.8%から6.54%へと緩やかに低下しました。2019年も同様の傾向が続き、6.2%から6.44%の間で推移しました。しかし、2020年の第1四半期以降、同指標は大幅に悪化し、0.55%に低下した後、第2四半期から第4四半期にかけてマイナスへと転落し、-17.86%まで落ち込みました。2021年もマイナス傾向が続き、-16.31%まで推移しました。2022年には回復の兆しが見られ、-13.17%となりましたが、依然として低い水準にあります。

財務レバレッジ比率
財務レバレッジ比率は、2018年の第1四半期から第4四半期にかけて2.25から2.49へと上昇しました。2019年も上昇傾向が続き、2.58まで増加しました。2020年には、3.27から3.82へとさらに上昇し、2021年には5.05、6.34と大幅に増加しました。2022年には、8.26、9.99と急激な上昇を示し、財務リスクの増大を示唆しています。

自己資本利益率は、2018年の第1四半期から第4四半期にかけて15.3%から16.31%へと上昇しました。2019年も概ね高い水準を維持しましたが、第4四半期には15.45%に低下しました。2020年の第1四半期以降、同指標は急激に悪化し、1.81%に低下した後、第2四半期から第4四半期にかけてマイナスへと転落し、-66.18%まで落ち込みました。2021年もマイナス傾向が続き、-132.77%まで低下しました。2022年には-131.55%と、依然として大幅なマイナスを記録しています。

全体として、これらの指標は、2020年以降、収益性の低下と財務レバレッジの増加を示しています。特に、自己資本利益率の急激な低下は、資本効率の悪化を示唆しています。財務レバレッジ比率の継続的な上昇は、負債依存度の高まりを示しており、財務リスクの増大に繋がる可能性があります。


ROEを3つの要素に分解

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = 純利益率 × 資産回転率 × 財務レバレッジ比率
2022/06/30 -131.55% = -95.46% × 0.14 × 9.99
2022/03/31 -132.77% = -207.74% × 0.08 × 8.26
2021/12/31 -103.44% = -343.34% × 0.05 × 6.34
2021/09/30 -81.49% = -902.44% × 0.02 × 5.05
2021/06/30 -65.86% = -5,560.91% × 0.00 × 4.27
2021/03/31 -59.80% = -2,515.12% × 0.01 × 3.74
2020/12/31 -66.18% = -262.47% × 0.07 × 3.71
2020/09/30 -49.92% = -88.60% × 0.15 × 3.82
2020/06/30 -21.50% = -24.36% × 0.24 × 3.72
2020/03/31 1.81% = 1.75% × 0.32 × 3.27
2019/12/31 15.45% = 17.16% × 0.36 × 2.49
2019/09/30 16.04% = 17.85% × 0.36 × 2.49
2019/06/30 16.02% = 17.82% × 0.35 × 2.58
2019/03/31 16.35% = 18.60% × 0.34 × 2.55
2018/12/31 16.31% = 19.08% × 0.34 × 2.49
2018/09/30 15.73% = 19.46% × 0.34 × 2.39
2018/06/30 16.02% = 19.31% × 0.37 × 2.23
2018/03/31 15.30% = 18.52% × 0.37 × 2.25

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).


純利益率は、2018年から2019年にかけて概ね17%から19%の間で推移し、安定した収益性を示していました。しかし、2020年以降、大幅な減少傾向が見られ、特に2020年第4四半期にはマイナス2515.12%と著しく低下しました。2021年を通じてマイナスの状態が続き、2022年にはマイナス幅が縮小し、最終的にはマイナス95.46%となりましたが、依然として低い水準にあります。

資産回転率
2018年から2019年にかけては、0.34から0.37の範囲で推移し、比較的安定していました。しかし、2020年以降、顕著な低下傾向が見られ、2021年には0.01まで低下しました。2022年には緩やかに回復し、0.14となりましたが、依然として以前の水準を下回っています。
財務レバレッジ比率
2018年から2019年にかけては、2.23から2.58の範囲で推移し、緩やかな上昇傾向が見られました。2020年以降、大幅な上昇傾向が加速し、2022年には9.99に達しました。これは、負債の増加を示唆しています。
自己資本利益率 (ROE)
純利益率と同様に、2018年から2019年にかけては15%から16%の間で安定していました。しかし、2020年以降、純利益率の低下と連動して、ROEも大幅に低下し、2020年第4四半期にはマイナス59.8%に達しました。2021年を通じてマイナスの状態が続き、2022年にはマイナス131.55%となりました。ROEの低下は、自己資本に対する収益性の低下を示しています。

全体として、2020年以降、収益性を示す純利益率とROEが大幅に低下し、資産効率を示す資産回転率も低下しています。一方、財務レバレッジ比率は大幅に上昇しており、財務リスクが増加している可能性があります。これらの傾向は、外部環境の変化、特に旅行業界への影響が大きく、事業運営に深刻な影響を与えていることを示唆しています。


ROEを5つの要素に分解

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = 税負担率 × 利息負担率 × EBITマージン率 × 資産回転率 × 財務レバレッジ比率
2022/06/30 -131.55% = × × -67.81% × 0.14 × 9.99
2022/03/31 -132.77% = × × -156.86% × 0.08 × 8.26
2021/12/31 -103.44% = × × -259.03% × 0.05 × 6.34
2021/09/30 -81.49% = × × -683.09% × 0.02 × 5.05
2021/06/30 -65.86% = × × -4,372.45% × 0.00 × 4.27
2021/03/31 -59.80% = × × -2,045.62% × 0.01 × 3.74
2020/12/31 -66.18% = × × -224.25% × 0.07 × 3.71
2020/09/30 -49.92% = × × -74.41% × 0.15 × 3.82
2020/06/30 -21.50% = × × -17.93% × 0.24 × 3.72
2020/03/31 1.81% = 1.00 × 0.32 × 5.56% × 0.32 × 3.27
2019/12/31 15.45% = 1.00 × 0.82 × 20.89% × 0.36 × 2.49
2019/09/30 16.04% = 1.00 × 0.82 × 21.67% × 0.36 × 2.49
2019/06/30 16.02% = 1.00 × 0.82 × 21.63% × 0.35 × 2.58
2019/03/31 16.35% = 1.00 × 0.83 × 22.29% × 0.34 × 2.55
2018/12/31 16.31% = 1.00 × 0.84 × 22.59% × 0.34 × 2.49
2018/09/30 15.73% = 1.00 × 0.85 × 22.80% × 0.34 × 2.39
2018/06/30 16.02% = 1.00 × 0.85 × 22.58% × 0.37 × 2.23
2018/03/31 15.30% = 1.00 × 0.85 × 21.79% × 0.37 × 2.25

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).


税負担率は、分析期間を通じて一貫して1%で推移している。

利息負担率は、2018年から2019年にかけて緩やかに低下し、0.85から0.82へと減少した。しかし、2020年には大幅に低下し、0.32となった。この低下は、おそらく金利の低下や債務構造の変化によるものと考えられる。

EBITマージン率は、2018年から2019年にかけて21%台で安定していた。しかし、2020年以降、急激に悪化し、特に2020年第4四半期には大幅な損失を計上している。2021年以降も損失は継続しているが、徐々に改善の兆しが見られる。2022年には損失幅が縮小し、-67.81%となった。

資産回転率は、2018年から2019年にかけて0.34から0.36の間で推移していた。2020年以降は一貫して低下し、2021年にはほぼゼロに近づいた。2022年には若干回復し、0.14となったものの、依然として低い水準にある。この低下は、売上高の減少や資産の活用効率の低下を示唆している可能性がある。

財務レバレッジ比率は、2018年から2019年にかけて2.23から2.58の間で推移していた。2020年以降は上昇傾向にあり、2022年には9.99に達した。この上昇は、債務の増加や自己資本の減少によるものと考えられる。高い財務レバレッジは、財務リスクの増加を意味する。

自己資本利益率 (ROE) は、2018年から2019年にかけて15%から16%の間で推移していた。しかし、2020年以降は大幅に低下し、マイナスの値となっている。2021年と2022年には、それぞれ-81.49%と-131.55%という大幅な損失を計上している。ROEの低下は、収益性の悪化や自己資本の減少によるものと考えられる。


ROAを2つのコンポーネントに分解

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROA の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROA = 純利益率 × 資産回転率
2022/06/30 -13.17% = -95.46% × 0.14
2022/03/31 -16.08% = -207.74% × 0.08
2021/12/31 -16.31% = -343.34% × 0.05
2021/09/30 -16.13% = -902.44% × 0.02
2021/06/30 -15.41% = -5,560.91% × 0.00
2021/03/31 -15.97% = -2,515.12% × 0.01
2020/12/31 -17.86% = -262.47% × 0.07
2020/09/30 -13.06% = -88.60% × 0.15
2020/06/30 -5.79% = -24.36% × 0.24
2020/03/31 0.55% = 1.75% × 0.32
2019/12/31 6.20% = 17.16% × 0.36
2019/09/30 6.44% = 17.85% × 0.36
2019/06/30 6.20% = 17.82% × 0.35
2019/03/31 6.41% = 18.60% × 0.34
2018/12/31 6.54% = 19.08% × 0.34
2018/09/30 6.58% = 19.46% × 0.34
2018/06/30 7.17% = 19.31% × 0.37
2018/03/31 6.80% = 18.52% × 0.37

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).


純利益率は、2018年から2019年にかけて概ね17%から19%の間で推移しました。しかし、2020年以降、大幅な減少を見せています。特に2020年第2四半期にはマイナス24.36%に、2020年第4四半期にはマイナス2515.12%と、著しい損失を計上しています。2021年に入り、損失幅は縮小傾向にありますが、依然としてマイナスであり、2022年においても完全な回復には至っていません。

資産回転率
資産回転率は、2018年から2019年にかけて0.34から0.37の間で比較的安定していました。しかし、2020年以降は一貫して低下し、2020年第4四半期には0.07、2021年第1四半期には0.01と、極めて低い水準に落ち込んでいます。2022年に入り、緩やかな回復傾向が見られますが、2018年~2019年の水準には達していません。

総資産利益率(ROA)は、純利益率と同様に、2018年から2019年にかけて6%から7%の間で推移しました。2020年以降は、純利益率の低下に伴い、ROAも大幅に悪化しています。2020年第2四半期にはマイナス5.79%に、2020年第4四半期にはマイナス15.97%と、大きなマイナスを記録しています。2021年以降もマイナスが継続しており、2022年にはマイナス13.17%となっています。

全体として、これらの財務指標は、2020年以降、収益性に深刻な影響が出ていることを示唆しています。資産回転率の低下は、資産の効率的な活用が困難になっている可能性を示しています。純利益率とROAの悪化は、収益性の低下と損失の発生を示しており、事業環境の悪化が財務状況に大きな影響を与えていると考えられます。


ROAを4つの要素に分解

Royal Caribbean Cruises Ltd.、 ROA の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROA = 税負担率 × 利息負担率 × EBITマージン率 × 資産回転率
2022/06/30 -13.17% = × × -67.81% × 0.14
2022/03/31 -16.08% = × × -156.86% × 0.08
2021/12/31 -16.31% = × × -259.03% × 0.05
2021/09/30 -16.13% = × × -683.09% × 0.02
2021/06/30 -15.41% = × × -4,372.45% × 0.00
2021/03/31 -15.97% = × × -2,045.62% × 0.01
2020/12/31 -17.86% = × × -224.25% × 0.07
2020/09/30 -13.06% = × × -74.41% × 0.15
2020/06/30 -5.79% = × × -17.93% × 0.24
2020/03/31 0.55% = 1.00 × 0.32 × 5.56% × 0.32
2019/12/31 6.20% = 1.00 × 0.82 × 20.89% × 0.36
2019/09/30 6.44% = 1.00 × 0.82 × 21.67% × 0.36
2019/06/30 6.20% = 1.00 × 0.82 × 21.63% × 0.35
2019/03/31 6.41% = 1.00 × 0.83 × 22.29% × 0.34
2018/12/31 6.54% = 1.00 × 0.84 × 22.59% × 0.34
2018/09/30 6.58% = 1.00 × 0.85 × 22.80% × 0.34
2018/06/30 7.17% = 1.00 × 0.85 × 22.58% × 0.37
2018/03/31 6.80% = 1.00 × 0.85 × 21.79% × 0.37

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).


税負担率は、分析期間を通じて一貫して1%で推移している。

利息負担率
利息負担率は、2018年の0.85から2019年には0.82まで緩やかに低下した。しかし、2020年には大幅に低下し0.32となり、その後データが欠損している。
EBITマージン率
EBITマージン率は、2018年から2019年にかけて21%台から20%台後半で推移していた。2020年以降、急激に悪化し、特に2020年第4四半期には大幅なマイナス値を記録した。2021年を通じてマイナス値が継続し、2022年にはマイナス幅が縮小傾向にあるものの、依然として低い水準にとどまっている。
資産回転率
資産回転率は、2018年から2019年にかけて0.34から0.36の間で推移していた。2020年以降は低下傾向が顕著であり、2021年にはほぼゼロに近づき、その後緩やかに回復しているものの、2022年も0.14と低い水準である。
総資産利益率 (ROA)
総資産利益率は、2018年から2019年にかけて6%台から6%台後半で推移していた。2020年以降は大幅に低下し、マイナス値を記録している。2021年もマイナス値が継続し、2022年にはマイナス幅が縮小傾向にあるものの、依然として低い水準である。EBITマージン率と同様に、2020年以降の業績悪化がROAに大きく影響を与えていると考えられる。

全体として、2020年以降、収益性の指標であるEBITマージン率とROAが大幅に悪化し、資産効率を示す資産回転率も低下している。これらの傾向は、外部環境の変化による事業への影響を示唆している可能性がある。2022年には、これらの指標にわずかな改善が見られるものの、依然として回復途上にあると考えられる。


当期純利益率の分解

Royal Caribbean Cruises Ltd.、純利益率の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
純利益率 = 税負担率 × 利息負担率 × EBITマージン率
2022/06/30 -95.46% = × × -67.81%
2022/03/31 -207.74% = × × -156.86%
2021/12/31 -343.34% = × × -259.03%
2021/09/30 -902.44% = × × -683.09%
2021/06/30 -5,560.91% = × × -4,372.45%
2021/03/31 -2,515.12% = × × -2,045.62%
2020/12/31 -262.47% = × × -224.25%
2020/09/30 -88.60% = × × -74.41%
2020/06/30 -24.36% = × × -17.93%
2020/03/31 1.75% = 1.00 × 0.32 × 5.56%
2019/12/31 17.16% = 1.00 × 0.82 × 20.89%
2019/09/30 17.85% = 1.00 × 0.82 × 21.67%
2019/06/30 17.82% = 1.00 × 0.82 × 21.63%
2019/03/31 18.60% = 1.00 × 0.83 × 22.29%
2018/12/31 19.08% = 1.00 × 0.84 × 22.59%
2018/09/30 19.46% = 1.00 × 0.85 × 22.80%
2018/06/30 19.31% = 1.00 × 0.85 × 22.58%
2018/03/31 18.52% = 1.00 × 0.85 × 21.79%

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).


税負担率は、分析期間を通じて一貫して1%で推移している。

利息負担率は、2018年3月31日から2019年12月31日までの期間において、0.85から0.82へと緩やかに低下している。しかし、2020年3月31日には大幅に低下し、0.32となっている。その後、データは提供されていない。

EBITマージン率は、2018年から2019年にかけて21%台で安定していた。2020年に入ると、急激に低下し、2020年12月31日には-2515.12%という大幅なマイナス値を示している。2021年を通じてマイナス値が継続し、2021年12月31日には-207.74%となっている。2022年にはマイナス幅が縮小し、-95.46%まで改善している。

純利益率もEBITマージン率と同様の傾向を示している。2018年から2019年にかけて17%台から19%台で推移していたが、2020年に入り大幅に低下し、2020年12月31日には-2515.12%となっている。2021年もマイナス値が継続し、2021年12月31日には-207.74%となっている。2022年にはマイナス幅が縮小し、-95.46%まで改善している。

EBITマージン率と純利益率の比較
EBITマージン率と純利益率は、全体的に類似した変動パターンを示している。両指標とも、2020年以降に大幅な低下が見られ、2022年にかけて徐々に改善している。このことは、収益性の悪化が、営業利益だけでなく、最終的な純利益にも影響を与えていることを示唆している。

利息負担率の低下とEBITマージン率、純利益率の悪化を比較すると、金利負担の軽減が収益性の低下を相殺するには至らなかったことがわかる。