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Automatic Data Processing Inc. (NASDAQ:ADP)

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収益率の分析
四半期データ

Microsoft Excel

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収益率(サマリー)

Automatic Data Processing Inc.、収益率(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31 2016/12/31 2016/09/30
売上高比率
売上総利益率
営業利益率
純利益率
投資比率
自己資本利益率 (ROE)
総資産利益率 (ROA)

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31), 10-Q (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30).


売上総利益率は、2016年9月期から2018年12月期にかけて緩やかな変動を示し、概ね40%台前半で推移した。2019年3月期以降は上昇傾向が顕著となり、2022年3月期には42.38%に達した。この期間を通じて、売上総利益率は全体的に安定している。

営業利益率は、2016年9月期から2017年12月期にかけて緩やかに低下した後、2018年以降は上昇傾向を示した。2019年12月期には21.89%に達し、その後も上昇を続け、2022年3月期には22.76%となった。この指標は、収益性の改善を示唆している。

純利益率は、2016年9月期から2017年12月期にかけて上昇し、その後は比較的安定した水準で推移した。2019年3月期以降は顕著な上昇を見せ、2022年3月期には17.77%に達した。この上昇は、営業利益率の上昇と相関していると考えられる。

自己資本利益率 (ROE) は、2016年9月期から2017年9月期にかけて上昇し、その後は概ね40%台で推移した。2018年3月期に一時的に低下したが、その後は再び上昇し、2022年3月期には68.25%と大幅に増加した。この急増は、自己資本に対する収益性の著しい向上を示している。

総資産利益率 (ROA) は、2016年9月期から2017年12月期にかけて変動した後、2018年以降は概ね4%台で推移した。2019年3月期から2020年12月期にかけては上昇傾向が見られたが、2021年以降は再び低下し、2022年3月期には3.97%となった。ROAはROEと比較して低い水準であり、資産効率の改善の余地があることを示唆している。

売上総利益率
全体的に安定しており、2019年以降は上昇傾向にある。
営業利益率
2018年以降は上昇傾向にあり、収益性の改善を示唆している。
純利益率
2019年以降は顕著な上昇を見せており、収益性の向上が確認できる。
自己資本利益率 (ROE)
2022年3月期に大幅に増加しており、自己資本に対する収益性が著しく向上している。
総資産利益率 (ROA)
ROEと比較して低い水準であり、資産効率の改善の余地がある。

売上高利益率


投資収益率


売上総利益率

Automatic Data Processing Inc.、売上総利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31 2016/12/31 2016/09/30
選択した財務データ (千米ドル)
粗利
収益
収益率
売上総利益率1
ベンチマーク
売上総利益率競合 他社2
Accenture PLC
Adobe Inc.
AppLovin Corp.
Cadence Design Systems Inc.
CrowdStrike Holdings Inc.
Datadog Inc.
International Business Machines Corp.
Intuit Inc.
Microsoft Corp.
Oracle Corp.
Palantir Technologies Inc.
Palo Alto Networks Inc.
Salesforce Inc.
ServiceNow Inc.
Synopsys Inc.
Workday Inc.

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31), 10-Q (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30).

1 Q3 2022 計算
売上総利益率 = 100 × (粗利Q3 2022 + 粗利Q2 2022 + 粗利Q1 2022 + 粗利Q4 2021) ÷ (収益Q3 2022 + 収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021)
= 100 × ( + + + ) ÷ ( + + + ) =

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


粗利は、2016年9月30日時点の1173300千米ドルから、2022年3月31日時点の2000800千米ドルへと、全体的に増加傾向を示しています。特に、2017年3月31日と2017年12月31日にかけて、そして2018年3月31日から2019年12月31日にかけて顕著な増加が見られます。2020年3月31日には一時的に減少しましたが、その後は再び増加し、2022年3月31日には過去最高値を記録しています。

収益は、2016年9月30日時点の2916900千米ドルから、2022年3月31日時点の4513000千米ドルへと、一貫して増加しています。増加のペースは、2017年から2019年にかけて加速し、2019年12月31日には4047800千米ドルに達しました。2020年3月31日には一時的に減少が見られますが、その後は回復し、2022年3月31日には最高収益を達成しています。

売上総利益率は、2016年9月30日時点の41.56%から、2022年3月31日時点の42.38%へと、緩やかな上昇傾向を示しています。2018年9月30日には41.66%に達し、その後も42%台で推移しています。2019年6月30日には43%と最高値を記録しましたが、その後は42%台で安定しています。全体として、売上総利益率は比較的安定しており、大きな変動は見られません。

粗利の傾向
全体的に増加傾向。2017年と2018年にかけて顕著な増加。2020年に一時的な減少。2022年に過去最高値を記録。
収益の傾向
一貫して増加。2017年から2019年にかけて増加ペースが加速。2020年に一時的な減少。2022年に最高収益を達成。
売上総利益率の傾向
緩やかな上昇傾向。比較的安定しており、大きな変動は見られない。2019年6月に最高値を記録。

営業利益率

Automatic Data Processing Inc.、営業利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31 2016/12/31 2016/09/30
選択した財務データ (千米ドル)
営業利益
収益
収益率
営業利益率1
ベンチマーク
営業利益率競合 他社2
Accenture PLC
Adobe Inc.
AppLovin Corp.
Cadence Design Systems Inc.
CrowdStrike Holdings Inc.
Datadog Inc.
International Business Machines Corp.
Intuit Inc.
Microsoft Corp.
Oracle Corp.
Palantir Technologies Inc.
Palo Alto Networks Inc.
Salesforce Inc.
ServiceNow Inc.
Synopsys Inc.
Workday Inc.

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31), 10-Q (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30).

1 Q3 2022 計算
営業利益率 = 100 × (営業利益Q3 2022 + 営業利益Q2 2022 + 営業利益Q1 2022 + 営業利益Q4 2021) ÷ (収益Q3 2022 + 収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021)
= 100 × ( + + + ) ÷ ( + + + ) =

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


営業利益は、2016年9月30日時点の525,600千米ドルから、2022年3月31日時点の1,183,300千米ドルへと、全体的に増加傾向を示しています。

2017年3月31日にはピークに達し、その後2017年6月30日には大幅に減少しましたが、その後は再び上昇し、2019年12月31日には1,052,100千米ドルに達しました。2020年3月31日には一時的に減少しましたが、その後は回復し、2022年3月31日には過去最高を更新しました。

収益は、2016年9月30日時点の2,916,900千米ドルから、2022年3月31日時点の4,513,000千米ドルへと、一貫して増加しています。特に2019年から2022年にかけての増加が顕著です。

営業利益率は、2016年9月30日時点の18.99%から、2022年3月31日時点の22.76%へと、着実に上昇しています。この上昇傾向は、収益の増加と営業利益の増加が組み合わさった結果と考えられます。

傾向
営業利益、収益、営業利益率はいずれも長期的に増加傾向にあります。
変動
2017年6月30日には営業利益が一時的に大幅に減少しましたが、その後は回復しました。2020年3月31日にも営業利益が減少しましたが、その後は再び増加しました。
洞察
営業利益率の上昇は、収益性の改善を示唆しています。収益と利益の継続的な増加は、事業の健全性を示していると考えられます。

純利益率

Automatic Data Processing Inc.、純利益率、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31 2016/12/31 2016/09/30
選択した財務データ (千米ドル)
当期純利益
収益
収益率
純利益率1
ベンチマーク
純利益率競合 他社2
Accenture PLC
Adobe Inc.
AppLovin Corp.
Cadence Design Systems Inc.
CrowdStrike Holdings Inc.
Datadog Inc.
International Business Machines Corp.
Intuit Inc.
Microsoft Corp.
Oracle Corp.
Palantir Technologies Inc.
Palo Alto Networks Inc.
Salesforce Inc.
ServiceNow Inc.
Synopsys Inc.
Workday Inc.

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31), 10-Q (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30).

1 Q3 2022 計算
純利益率 = 100 × (当期純利益Q3 2022 + 当期純利益Q2 2022 + 当期純利益Q1 2022 + 当期純利益Q4 2021) ÷ (収益Q3 2022 + 収益Q2 2022 + 収益Q1 2022 + 収益Q4 2021)
= 100 × ( + + + ) ÷ ( + + + ) =

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


当期純利益は、2016年9月30日時点の368,700千米ドルから、2022年3月31日時点の928,500千米ドルへと、全体的に増加傾向を示しています。しかし、その過程で変動が見られます。2017年6月30日には一時的に減少し、その後再び増加し、2018年6月30日には大幅に減少しています。2019年末にかけては安定した増加を示し、2020年3月期には減少した後、回復しています。2021年末にはピークに達し、2022年3月期には若干減少しています。

収益は、2016年9月30日時点の2,916,900千米ドルから、2022年3月31日時点の4,513,000千米ドルへと、一貫して増加しています。増加率は一定ではなく、期間によって変動しています。特に、2017年3月31日には大きな増加が見られ、2018年6月30日には増加幅が縮小しています。2019年末から2020年末にかけては、比較的安定した成長を遂げ、2022年3月期にはさらに加速しています。

純利益率は、2016年9月30日時点の12.84%から、2022年3月31日時点の17.77%へと、全体的に上昇傾向にあります。2017年12月期には一時的に低下が見られますが、その後は概ね上昇を続けています。2019年6月期以降は16%を超えて推移し、2021年3月期には16.17%から2022年3月期には17.77%へと上昇しています。純利益率の上昇は、収益の増加に加えて、コスト管理の改善や事業効率の向上を示唆している可能性があります。

当期純利益の変動
全体的な増加傾向が見られるものの、四半期ごとに変動があり、一時的な減少も確認されます。
収益の成長
一貫して増加しており、特に2017年3月期と2022年3月期に大きな増加が見られます。
純利益率の改善
全体的に上昇しており、収益性の向上が示唆されます。2019年以降は16%を超えて推移しています。

自己資本利益率 (ROE)

Automatic Data Processing Inc.、 ROE、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31 2016/12/31 2016/09/30
選択した財務データ (千米ドル)
当期純利益
株主資本
収益率
ROE1
ベンチマーク
ROE競合 他社2
Accenture PLC
Adobe Inc.
AppLovin Corp.
Cadence Design Systems Inc.
CrowdStrike Holdings Inc.
Datadog Inc.
International Business Machines Corp.
Intuit Inc.
Microsoft Corp.
Oracle Corp.
Palantir Technologies Inc.
Palo Alto Networks Inc.
Salesforce Inc.
ServiceNow Inc.
Synopsys Inc.
Workday Inc.

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31), 10-Q (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30).

1 Q3 2022 計算
ROE = 100 × (当期純利益Q3 2022 + 当期純利益Q2 2022 + 当期純利益Q1 2022 + 当期純利益Q4 2021) ÷ 株主資本
= 100 × ( + + + ) ÷ =

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


当期純利益は、2016年9月期から2019年12月期にかけて、全体的に増加傾向を示しました。特に、2018年3月期に一時的に減少した後、2019年12月期にはピークに達しました。しかし、2020年3月期には大幅に減少し、その後は回復基調にあるものの、2019年12月期の水準には至っていません。2022年3月期には、再び高い水準に達しています。

当期純利益の変動要因
2020年3月期の急減は、外部環境の変化による影響が考えられます。その後、事業活動の改善や市場の回復により、利益は徐々に増加しましたが、2019年12月期の水準を上回るには至っていません。2022年3月期の増加は、市場環境の好転や事業戦略の成功が寄与した可能性があります。

株主資本は、2016年9月期から2018年6月期にかけて減少傾向にありましたが、その後は増加に転じました。2018年9月期以降は、比較的安定した水準を維持し、2019年12月期にはピークを迎えました。しかし、2020年12月期以降は、緩やかな減少傾向が見られます。2022年3月期には、さらに減少しています。

株主資本の変動要因
株主資本の減少は、自社株買いや配当金の支払いなどが考えられます。増加傾向は、利益の内部留保や新規株式の発行などが要因として挙げられます。2020年12月期以降の減少は、外部環境の変化や事業活動の停滞などが影響している可能性があります。

ROE(自己資本利益率)は、2016年9月期から2018年6月期にかけて上昇傾向にありましたが、その後は変動しています。2018年6月期にピークを迎え、その後は一時的に低下しましたが、2021年12月期には高い水準に達しました。2022年3月期には、ROEは大幅に上昇しています。

ROEの変動要因
ROEは、当期純利益と株主資本の両方に影響されます。したがって、ROEの変動は、当期純利益の変動と株主資本の変動を総合的に反映したものです。2022年3月期のROEの急上昇は、当期純利益の増加と株主資本の減少が組み合わさった結果と考えられます。

全体として、当期純利益と株主資本はそれぞれ異なる傾向を示しており、ROEはこれらの変動の影響を受けています。特に、2020年以降の変動は、外部環境の変化に対する企業の対応がROEに大きく影響していることを示唆しています。2022年3月期には、利益の増加と株主資本の減少がROEを押し上げる要因となっています。


総資産利益率 (ROA)

Automatic Data Processing Inc.、 ROA、計算式(四半期データ)

Microsoft Excel
2022/03/31 2021/12/31 2021/09/30 2021/06/30 2021/03/31 2020/12/31 2020/09/30 2020/06/30 2020/03/31 2019/12/31 2019/09/30 2019/06/30 2019/03/31 2018/12/31 2018/09/30 2018/06/30 2018/03/31 2017/12/31 2017/09/30 2017/06/30 2017/03/31 2016/12/31 2016/09/30
選択した財務データ (千米ドル)
当期純利益
総資産
収益率
ROA1
ベンチマーク
ROA競合 他社2
Accenture PLC
Adobe Inc.
AppLovin Corp.
Cadence Design Systems Inc.
CrowdStrike Holdings Inc.
Datadog Inc.
International Business Machines Corp.
Intuit Inc.
Microsoft Corp.
Oracle Corp.
Palantir Technologies Inc.
Palo Alto Networks Inc.
Salesforce Inc.
ServiceNow Inc.
Synopsys Inc.
Workday Inc.

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31), 10-Q (報告日: 2016-12-31), 10-Q (報告日: 2016-09-30).

1 Q3 2022 計算
ROA = 100 × (当期純利益Q3 2022 + 当期純利益Q2 2022 + 当期純利益Q1 2022 + 当期純利益Q4 2021) ÷ 総資産
= 100 × ( + + + ) ÷ =

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


当期純利益は、2016年9月期から2019年12月期にかけて、全体的に増加傾向を示しました。特に、2018年3月期に一時的に減少した後、2019年12月期にはピークに達しました。2020年3月期には大幅な減少が見られましたが、その後回復し、2021年12月期には再び高い水準となりました。2022年3月期には若干の減少が見られます。

当期純利益の変動要因
2020年3月期の減少は、外部環境の変化に起因する可能性があります。その後の回復は、事業戦略の調整や市場環境の改善によるものと考えられます。2021年12月期の高水準は、特定の事業部門の好調な業績が寄与した可能性があります。

総資産は、2016年9月期から2018年12月期にかけて増加傾向にありましたが、その後は変動が見られました。2019年3月期に一時的に減少した後、2019年12月期には増加し、2020年3月期には再び減少しました。2021年9月期以降は、継続的に増加傾向にあります。2022年3月期には、総資産が大幅に増加しました。

総資産の変動要因
総資産の変動は、主に投資活動や事業拡大に関連していると考えられます。2020年3月期の減少は、資産の売却や減損による可能性があります。2021年9月期以降の増加は、新規投資や買収によるものと考えられます。2022年3月期の顕著な増加は、大規模な投資や事業買収が影響した可能性があります。

ROA(総資産利益率)は、2016年9月期から2019年6月期にかけて、概ね4%台で推移しました。2019年9月期には5%台に上昇し、2020年3月期には6%台に達しました。その後、2020年6月期以降は5%台から4%台へと低下する傾向が見られ、2022年3月期には3%台まで低下しました。

ROAの変動要因
ROAの変動は、当期純利益と総資産の変動に影響されます。2019年9月期以降のROAの上昇は、当期純利益の増加が総資産の増加を上回ったことを示唆します。2020年6月期以降のROAの低下は、当期純利益の伸びが鈍化し、総資産の増加に追いつかなかったことを示唆します。2022年3月期のROAの低下は、総資産の増加が当期純利益の減少を上回ったことを示唆します。

全体として、当期純利益と総資産はそれぞれ異なる変動パターンを示しており、ROAはこれらの変動の影響を受けています。ROAの低下傾向は、資産効率の低下を示唆している可能性があります。