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Automatic Data Processing Inc. (NASDAQ:ADP)

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長期活動比の分析 

Microsoft Excel

長期活動比(サマリー)

Automatic Data Processing Inc.、長期活動比

Microsoft Excel
2021/06/30 2020/06/30 2019/06/30 2018/06/30 2017/06/30 2016/06/30
固定資産回転率 21.92 20.73 18.55 16.79 15.87 17.03
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む) 13.09 12.18 18.55 16.79 15.87 17.03
総資産回転率 0.31 0.37 0.34 0.36 0.33 0.27
自己資本回転率 2.65 2.54 2.63 3.85 3.11 2.60

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-K (報告日: 2016-06-30).


固定資産回転率の推移と傾向
2016年から2021年にかけて、固定資産回転率は全体的に上昇傾向を示している。特に、2019年には一時的に18.55へ増加した後、その後も引き続き伸びており、固定資産を効率的に活用していることが示唆される。ただし、2019年以降はやや伸び鈍化傾向が見られる。なお、オペレーティングリースや使用権資産を含む修正後の固定資産回転率は、2019年以降に低下し、2020年には12.18と元の値よりも顕著に減少している。このことから、リース資産の増加や会計処理の変化により、従来の資産効率指標と乖離が生じている可能性が指摘できる。
総資産回転率の変動
総資産回転率は、2016年の0.27から2018年にかけて上昇し、0.36を記録したが、その後はやや減少し、2021年には0.31となっている。この動きは、資産の効率的な運用が一時的に改善されたものの、その後の期間では効果が薄れ、やや低下したことを示している。全体としては、資産効率の改善と低下の波を繰り返す動きが見られる。
自己資本回転率の動向
自己資本回転率は、2016年の2.6から2018年にかけて上昇し、3.85を記録した後、2019年には2.63に下落。その後、2020年に再び2.54へ低下したが、2021年には再び2.65と底止まりの水準に回復している。この指標は、総資産や自己資本に対して収益がどれほど効率的に生み出されているかを示すものであり、期間を通じて変動しているものの、2021年には高水準に回復している。これは、自己資本の効率的な活用と収益性の改善の兆しと考えられる。

固定資産回転率

Automatic Data Processing Inc.、固定資産純回転率計算、ベンチマークとの比較

Microsoft Excel
2021/06/30 2020/06/30 2019/06/30 2018/06/30 2017/06/30 2016/06/30
選択した財務データ (千米ドル)
収益 15,005,400 14,589,800 14,175,200 13,325,800 12,379,800 11,667,800
有形固定資産、プラントおよび設備、ネット 684,500 703,900 764,200 793,700 779,900 685,000
長期活動率
固定資産回転率1 21.92 20.73 18.55 16.79 15.87 17.03
ベンチマーク
固定資産回転率競合 他社2
Accenture PLC 30.83 28.68 31.06
Adobe Inc. 9.44 8.48 8.64
Cadence Design Systems Inc. 9.77 8.62
CrowdStrike Holdings Inc. 5.24 3.54
Datadog Inc. 13.69 12.79
Fair Isaac Corp. 47.17 27.89 21.88
International Business Machines Corp. 10.07 7.33
Intuit Inc. 12.35 10.46 8.70
Microsoft Corp. 2.81 3.24
Oracle Corp. 5.74 6.26
Palantir Technologies Inc. 49.26 36.99
Palo Alto Networks Inc. 13.37 9.79 9.80
Salesforce Inc. 8.64 7.20
ServiceNow Inc. 7.70 6.85
Synopsys Inc. 8.90 7.62 7.82
Workday Inc. 4.44 3.87
固定資産回転率セクター
ソフトウェア&サービス 4.74 5.16
固定資産回転率産業
情報技術 4.75 4.57

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-K (報告日: 2016-06-30).

1 2021 計算
固定資産回転率 = 収益 ÷ 有形固定資産、プラントおよび設備、ネット
= 15,005,400 ÷ 684,500 = 21.92

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


収益の推移
2016年から2021年までの期間において、収益は連続的に増加していることが確認される。特に、2018年以降の増加幅が大きくなっており、2021年には約15億5,000万ドルに達していることから、売上高の持続的な成長傾向が見られる。
有形固定資産の推移
有形固定資産は、2016年の684,500千ドルから2021年の684,500千ドルまで、ほぼ横ばいで推移している。特に、2017年以降は若干の減少傾向にあり、資産の規模は一定と考えられるが、長期的な資産投資の拡大や縮小は見られない。
固定資産回転率の動向
固定資産回転率は、2016年の17.03から2021年には21.92へと上昇している。この傾向は、資産の効率的な運用や収益性の向上を示しており、資産を活用した収益生成の効率化が進んでいることを示唆している。
総合的な見解
この企業は、売上高の安定的かつ持続的な増加を背景に、資産効率も改善していることから、財務状況は順調であると考えられる。特に収益拡大と資産運用の効率化が相乗的に働いていることがうかがわれ、今後も成長基調を維持しつつ資産管理の効率化を進めていくことが期待される。

固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)

Automatic Data Processing Inc.、固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)計算、ベンチマークとの比較

Microsoft Excel
2021/06/30 2020/06/30 2019/06/30 2018/06/30 2017/06/30 2016/06/30
選択した財務データ (千米ドル)
収益 15,005,400 14,589,800 14,175,200 13,325,800 12,379,800 11,667,800
 
有形固定資産、プラントおよび設備、ネット 684,500 703,900 764,200 793,700 779,900 685,000
オペレーティングリース使用権資産 462,200 493,700
有形固定資産(オペレーティング・リース、使用権資産を含む) 1,146,700 1,197,600 764,200 793,700 779,900 685,000
長期活動率
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)1 13.09 12.18 18.55 16.79 15.87 17.03
ベンチマーク
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)競合 他社2
Accenture PLC 10.48 9.37 31.06
Adobe Inc. 7.46 6.42 8.64
Cadence Design Systems Inc. 6.85 6.04
CrowdStrike Holdings Inc. 4.30 3.54
Datadog Inc. 7.54 5.75
Fair Isaac Corp. 17.51 12.44 21.88
International Business Machines Corp. 6.43 5.00
Intuit Inc. 8.30 8.00 8.70
Microsoft Corp. 2.37 2.70
Oracle Corp. 4.20 4.74
Palantir Technologies Inc. 6.21 4.43
Palo Alto Networks Inc. 7.32 5.62 9.80
Salesforce Inc. 3.75 3.16
ServiceNow Inc. 4.34 4.06
Synopsys Inc. 4.35 3.88 7.82
Workday Inc. 3.11 2.96
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)セクター
ソフトウェア&サービス 3.59 3.82
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む)産業
情報技術 4.03 3.87

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-K (報告日: 2016-06-30).

1 2021 計算
固定資産回転率(オペレーティングリース、使用権資産を含む) = 収益 ÷ 有形固定資産(オペレーティング・リース、使用権資産を含む)
= 15,005,400 ÷ 1,146,700 = 13.09

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概要
2016年から2021年までの期間において、対象企業の収益は一貫して増加しており、全期間を通じて成長傾向を示している。特に、2020年から2021年にかけて収益の伸びが顕著となり、総額が約1,451万ドルから約1億5005万ドルへと増加している。
資産の動向
有形固定資産の総額は、2016年の68万ドルから2021年の約1147万ドルへと増加し、資産規模の拡大が見られる。2020年以降に大きな変動があったわけではないが、2020年にピークを迎えた後、若干の減少を示しつつも、全体として増加基調を維持している。
固定資産回転率
固定資産回転率は、2016年の17.03から2019年の18.55まで上昇し、資産の効率的な利用が進んでいることを示唆している。一方、2020年には12.18に下降し、その後2021年に13.09へと回復している。この変動は、資産の利用効率に短期的な変動が見られるものの、全体としては安定した水準を維持していることを示している。
総合的な分析
全体として、収益の安定的な増加と有形固定資産の拡大が観察される。固定資産回転率の変動は、資産の効率性に一時的な揺らぎがあったことを反映しているが、長期では効率的な資産運用を維持していると評価できる。今後も収益拡大と資産効率の改善を継続することが、企業の財務パフォーマンス向上に寄与すると考えられる。

総資産回転率

Automatic Data Processing Inc.、総資産回転率計算、ベンチマークとの比較

Microsoft Excel
2021/06/30 2020/06/30 2019/06/30 2018/06/30 2017/06/30 2016/06/30
選択した財務データ (千米ドル)
収益 15,005,400 14,589,800 14,175,200 13,325,800 12,379,800 11,667,800
総資産 48,772,500 39,165,500 41,887,700 37,088,700 37,180,000 43,670,000
長期活動率
総資産回転率1 0.31 0.37 0.34 0.36 0.33 0.27
ベンチマーク
総資産回転率競合 他社2
Accenture PLC 1.17 1.20 1.45
Adobe Inc. 0.58 0.53 0.54
Cadence Design Systems Inc. 0.68 0.68
CrowdStrike Holdings Inc. 0.32 0.34
Datadog Inc. 0.43 0.32
Fair Isaac Corp. 0.84 0.81 0.81
International Business Machines Corp. 0.43 0.47
Intuit Inc. 0.62 0.70 1.08
Microsoft Corp. 0.50 0.47
Oracle Corp. 0.31 0.34
Palantir Technologies Inc. 0.47 0.41
Palo Alto Networks Inc. 0.42 0.38 0.44
Salesforce Inc. 0.32 0.31
ServiceNow Inc. 0.55 0.52
Synopsys Inc. 0.48 0.46 0.52
Workday Inc. 0.50 0.53
総資産回転率セクター
ソフトウェア&サービス 0.49 0.48
総資産回転率産業
情報技術 0.62 0.58

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-K (報告日: 2016-06-30).

1 2021 計算
総資産回転率 = 収益 ÷ 総資産
= 15,005,400 ÷ 48,772,500 = 0.31

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


収益について
報告期間を通じて、収益は一貫して増加傾向にある。2016年から2021年までの間に、総額が約28.3%増加しており、堅調な売上拡大が見られる。この成長は、同社の市場展開や販売戦略の成功を示唆している。
総資産の動向
総資産は報告期間中に変動がありながらも、最終的には増加している。2016年の43億6700万ドルから2021年の48億7725万ドルへと増加し、約11.7%の増加率となっている。一方、2017年と2018年には総資産が減少している局面も見られることから、一時的な資産縮小や調整があった可能性があると考えられる。
総資産回転率の傾向
総資産回転率は、2016年から2018年にかけて増加し、0.27から0.36まで上昇した。これは、総資産に対して得られる収益性が改善していることを示している。ただし、2019年と2020年にはやや減少しており、0.34から0.37へと若干の増加も見られるが、2021年には0.31に低下している。この変動は、資産利用効率の一時的な低下や変動を反映している可能性がある。
総合的な評価
総じて、収益の増加は堅調であり、売上拡大に伴う事業規模の拡大が進行していることが示されている。一方、総資産の増加とともに総資産回転率の変動が観察されることから、資産効率性には一時的な調整局面があると考えられる。ただし、会社の資産運用能力の改善や売上増加に伴う収益性の向上が見られる点は、好材料とみなすことができる。

自己資本回転率

Automatic Data Processing Inc.、自己資本回転率計算、ベンチマークとの比較

Microsoft Excel
2021/06/30 2020/06/30 2019/06/30 2018/06/30 2017/06/30 2016/06/30
選択した財務データ (千米ドル)
収益 15,005,400 14,589,800 14,175,200 13,325,800 12,379,800 11,667,800
株主資本 5,670,100 5,752,200 5,399,900 3,459,600 3,977,000 4,481,600
長期活動率
自己資本回転率1 2.65 2.54 2.63 3.85 3.11 2.60
ベンチマーク
自己資本回転率競合 他社2
Accenture PLC 2.59 2.61 3.00
Adobe Inc. 1.07 0.97 1.06
Cadence Design Systems Inc. 1.09 1.08
CrowdStrike Holdings Inc. 1.00 0.65
Datadog Inc. 0.99 0.63
Fair Isaac Corp. 3.91 4.00
International Business Machines Corp. 3.03 3.57
Intuit Inc. 0.98 1.50 1.81
Microsoft Corp. 1.18 1.21
Oracle Corp. 7.73 3.24
Palantir Technologies Inc. 0.67 0.72
Palo Alto Networks Inc. 6.71 3.09 1.83
Salesforce Inc. 0.51 0.50
ServiceNow Inc. 1.60 1.59
Synopsys Inc. 0.79 0.75 0.82
Workday Inc. 1.32 1.46
自己資本回転率セクター
ソフトウェア&サービス 1.43 1.51
自己資本回転率産業
情報技術 1.80 1.82

レポートに基づく: 10-K (報告日: 2021-06-30), 10-K (報告日: 2020-06-30), 10-K (報告日: 2019-06-30), 10-K (報告日: 2018-06-30), 10-K (報告日: 2017-06-30), 10-K (報告日: 2016-06-30).

1 2021 計算
自己資本回転率 = 収益 ÷ 株主資本
= 15,005,400 ÷ 5,670,100 = 2.65

2 競合企業の名前をクリックすると、計算が表示されます。


収益の推移について
過去6年間において、収益は一貫して増加しており、2016年の1,166万ドルから2021年には1,500万ドルを超えている。この傾向は、売上高が堅調に成長していることを示しており、市場における競争力や事業拡大の可能性を示唆している。
株主資本の変動について
株主資本は2016年の約4,481万ドルから突然増加し、2019年に向けて一時的に上昇している。特に、2019年には約5,399万ドルに達し、その後やや減少しつつも、2021年には約5,670万ドルと比較的高い水準に留まっている。これにより、資本構成や資本政策の変更、または利益の蓄積による資本増強が浮き彫りとなる。
自己資本回転率の傾向
自己資本回転率の値は、2016年の2.6から2018年の3.85にかけて上昇し、その後は低下して2020年には2.54となっている。2021年には再び2.65に改善している。この変動は、資本の効率性の変化を反映しており、特定期間において資本の活用効率が改善したものの、その後は一時的に低下したことを示している。最近の数値からは、一定の効率性の回復がみられる。