デュポンの分析: ROE、ROA、純利益率の内訳
四半期データ
ROE分解では、純利益を株主資本で割ったものを構成比率の積として表します。
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ROEを2つのコンポーネントに分解
Visa Inc.、 ROE の分解(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
総資産利益率（ROA）は、2017年12月末の10.65%から2023年3月末には18.2%まで一貫して上昇しました。上昇傾向は緩やかでありながらも、2018年を通して加速し、2018年12月末には15.01%に達しました。その後も上昇は継続し、2022年12月末には17.77%に達し、2023年3月末には18.2%となりました。この傾向は、資産の効率的な活用による収益性の改善を示唆しています。
- 財務レバレッジ比率
- 財務レバレッジ比率は、2017年12月末の2.01から2023年3月末には2.25まで、緩やかな上昇傾向を示しています。2020年9月末に2.23まで上昇した後、一時的に低下しましたが、2022年3月末には2.41まで上昇し、その後は低下傾向に転じました。この比率の上昇は、財務構造における負債の増加を示唆しており、財務リスクの増大に注意が必要です。
自己資本利益率（ROE）は、2017年12月末の21.41%から2023年3月末には40.94%まで、顕著な上昇を示しました。2018年を通して急激に上昇し、2019年末には36.09%に達しました。その後も上昇傾向は継続し、2022年12月末には42.04%まで上昇しました。2023年3月末には若干の低下が見られますが、依然として高い水準を維持しています。この傾向は、自己資本に対する収益性の大幅な改善を示しており、株主価値の向上に貢献していると考えられます。
全体として、ROAとROEは一貫して上昇しており、収益性と資本効率が改善されていることが示唆されます。一方、財務レバレッジ比率の上昇は、負債の増加を示しており、財務リスクの管理が重要となります。ROEの上昇は、ROAの上昇と財務レバレッジの上昇の両方によって支えられていると考えられます。
ROEを3つの要素に分解
Visa Inc.、 ROE の分解(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
純利益率は、2017年12月期末の38.12%から、2019年12月期末にかけて上昇傾向にあり、52.60%に達した。その後、2020年12月期末には52.26%に低下したが、2021年12月期末には49.93%で安定した水準を維持した。2023年3月期末には51.99%に上昇し、全体として高い収益性を維持していることが示唆される。
- 資産回転率
- 資産回転率は、2017年12月期末の0.28から、緩やかな上昇傾向を示し、2022年12月期末には0.36に達した。2023年3月期末には0.36を維持しており、資産の効率的な活用が進んでいると考えられる。ただし、その上昇幅は限定的である。
- 財務レバレッジ比率
- 財務レバレッジ比率は、2017年12月期末の2.01から、2022年3月期末にかけて上昇傾向にあった。2022年3月期末には2.41に達したが、その後2023年3月期末には2.27に低下した。これは、財務リスクの管理が進んでいる可能性を示唆する。
- 自己資本利益率 (ROE)
- 自己資本利益率 (ROE) は、2017年12月期末の21.41%から、2019年12月期末にかけて顕著な上昇を見せ、36.09%に達した。その後、2020年12月期末には33.09%に低下したが、2021年12月期末には38.25%まで回復した。2023年3月期末には41.15%に上昇しており、株主資本に対する収益性が向上していることが示唆される。
全体として、これらの指標は、安定した収益性と効率的な資産活用、および適切な財務レバレッジの維持を示している。ROEの上昇は、資本効率の改善を示唆しており、投資家にとって魅力的な要素となり得る。
ROEを5つの要素に分解
Visa Inc.、 ROE の分解(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
税負担率は、2017年12月末の0.6から2018年12月末にかけて上昇し、0.82に達しました。その後、2020年9月末まで概ね0.8前後で推移しましたが、2020年12月末には0.80に低下しました。2021年度には一時的に0.73まで低下した後、2023年3月末には0.83まで上昇しました。
利息負担率は、分析期間を通じて比較的安定しており、0.95から0.97の間で推移しています。わずかな変動は見られますが、全体的な傾向は限定的です。
EBITマージン率は、2017年12月末の66.8から2019年6月末の68.57まで上昇しました。その後、2022年9月末まで62.14まで低下傾向にありましたが、2023年3月末には64.35まで回復しました。全体として、EBITマージン率は期間中に変動しています。
資産回転率は、2017年12月末の0.28から2023年3月末にかけて一貫して上昇傾向にあります。2023年3月末には0.36に達し、資産の効率的な活用が進んでいる可能性を示唆しています。
財務レバレッジ比率は、2017年12月末の2.01から2023年3月末にかけて上昇傾向にあります。2023年3月末には2.41に達しており、財務レバレッジの増加が見られます。これは、負債の増加を示唆している可能性があります。
自己資本利益率 (ROE) は、分析期間を通じて顕著な上昇傾向を示しています。2017年12月末の21.41から2023年3月末には41.15まで増加しました。この上昇は、自己資本に対する収益性の改善を示唆しています。特に2019年から2023年にかけてのROEの上昇は顕著です。
ROAを2つのコンポーネントに分解
Visa Inc.、 ROA の分解(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
純利益率は、2017年第4四半期の38.12%から、2019年第2四半期にかけて上昇傾向を示し、53.43%に達しました。その後、2019年第3四半期から2021年第1四半期にかけては比較的安定した水準で推移しましたが、2020年第2四半期以降は若干の変動が見られました。2021年第2四半期には51.07%まで回復し、その後も51%台で推移し、2023年第1四半期には51.99%となりました。全体として、純利益率は概ね高い水準を維持しています。
- 資産回転率
- 資産回転率は、2017年第4四半期の0.28から、2022年第4四半期にかけて緩やかに上昇し、0.36に達しました。この上昇傾向は、資産の効率的な活用を示唆しています。2020年第2四半期には一時的に0.29まで低下しましたが、その後は回復傾向にあります。2023年第1四半期には0.33となりました。
総資産利益率（ROA）は、2017年第4四半期の10.65%から、2022年第4四半期にかけて一貫して上昇し、18.2%に達しました。この上昇は、資産の収益性が向上していることを示しています。ROAは、純利益率と資産回転率の両方の影響を受けますが、全体として高い水準を維持しており、効率的な資産運用と高い収益性を反映しています。2023年第1四半期には17.49%となりました。
これらの指標を総合的に見ると、全体として収益性と資産効率が改善している傾向が認められます。純利益率は高い水準を維持し、資産回転率とROAは緩やかに上昇しています。ただし、2020年には一時的な低下が見られたことから、外部環境の変化に対する影響も考慮する必要があります。
ROAを4つの要素に分解
Visa Inc.、 ROA の分解(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
税負担率は、2017年12月末の0.6から2018年12月末にかけて上昇し、0.82に達しました。その後、2020年9月末まで概ね0.8前後で推移しましたが、2020年12月末には0.80に低下しました。2021年3月末にはさらに低下し0.73となりましたが、その後は緩やかに上昇し、2023年3月末には0.83となりました。
利息負担率は、分析期間を通じて0.95から0.97の間で安定した水準を維持しました。大きな変動は見られず、一貫して高い水準にあります。
EBITマージン率は、2017年12月末の66.8から2019年6月末の68.57まで上昇傾向にありましたが、その後は緩やかに低下し、2022年12月末には62.94まで減少しました。2023年3月末には若干回復し64.35となりましたが、依然として過去最高水準を下回っています。
資産回転率は、2017年12月末の0.28から2022年12月末にかけて一貫して上昇傾向にありました。2023年3月末には0.36に達し、分析期間を通じて最も高い水準を示しました。これは、資産の効率的な活用が進んでいることを示唆しています。
総資産利益率（ROA）は、2017年12月末の10.65から2022年12月末にかけて継続的に上昇し、18.2に達しました。この上昇傾向は、収益性の改善を示唆しています。2023年3月末には17.49となり、依然として高い水準を維持しています。
当期純利益率の分解
Visa Inc.、純利益率の分解(四半期データ)
レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2023-03-31), 10-Q (報告日: 2022-12-31), 10-K (報告日: 2022-09-30), 10-Q (報告日: 2022-06-30), 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-Q (報告日: 2021-12-31), 10-K (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-Q (報告日: 2020-12-31), 10-K (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-Q (報告日: 2019-12-31), 10-K (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-Q (報告日: 2018-12-31), 10-K (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-Q (報告日: 2017-12-31).
税負担率は、2017年12月末の0.6から2018年12月末にかけて上昇し、0.82に達した。その後、2020年9月末まで概ね0.8前後で推移したが、2020年12月末には0.8に上昇、2021年3月末には0.73まで低下した。その後は再び上昇傾向に転じ、2022年12月末には0.83に達し、2023年3月末には0.83で推移している。
利息負担率は、2017年12月末の0.95から2018年12月末にかけて0.96に上昇し、その後2023年3月末まで概ね0.97で安定した水準を維持している。期間全体を通して、大きな変動は見られない。
EBITマージン率は、2017年12月末の66.8から2018年3月末に67.5まで上昇した後、2018年6月末に64.79まで低下した。その後、2019年6月末に68.57まで上昇し、2019年12月末には66.85となった。2020年を通して緩やかに低下し、2022年12月末には62.94まで低下した。2023年3月末には62.94で推移している。
純利益率は、2017年12月末の38.12から2018年3月末に48.18まで大幅に上昇し、その後2019年6月末に53.43まで上昇した。2019年後半から2020年にかけては概ね51%から52%の間で推移したが、2020年9月末には49.74まで低下した。2021年6月末には51.59まで回復し、2022年12月末には50.95となった。2023年3月末には50.95で推移している。
- 税負担率
- 全体的に上昇傾向にあるが、2021年3月末に一時的に低下している。その後、再び上昇し、安定した水準を維持している。
- 利息負担率
- 期間を通して非常に安定しており、大きな変動は見られない。
- EBITマージン率
- 2019年6月末にピークを迎え、その後は緩やかに低下傾向にある。2022年12月末には最低水準を記録している。
- 純利益率
- 2018年3月末に大幅に上昇し、その後は概ね50%台で推移している。2020年9月末に一時的に低下している。