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Norfolk Southern Corp. (NYSE:NSC)

この会社は アーカイブに移動しました! 財務データは2022年4月27日以降更新されていません。

デュポンの分析: ROE、ROA、純利益率の内訳 
四半期データ

Microsoft Excel

ROEを2つのコンポーネントに分解

Norfolk Southern Corp.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = ROA × 財務レバレッジ比率
2022/03/31 22.55% = 7.71% × 2.92
2021/12/31 22.03% = 7.81% × 2.82
2021/09/30 21.00% = 7.55% × 2.78
2021/06/30 19.08% = 7.05% × 2.71
2021/03/31 15.74% = 6.08% × 2.59
2020/12/31 13.61% = 5.30% × 2.57
2020/09/30 13.44% = 5.26% × 2.56
2020/06/30 14.10% = 5.52% × 2.55
2020/03/31 16.30% = 6.48% × 2.52
2019/12/31 17.93% = 7.18% × 2.50
2019/09/30 18.10% = 7.35% × 2.46
2019/06/30 18.31% = 7.54% × 2.43
2019/03/31 18.20% = 7.53% × 2.42
2018/12/31 17.35% = 7.36% × 2.36
2018/09/30 38.32% = 16.33% × 2.35
2018/06/30 34.64% = 16.03% × 2.16
2018/03/31 33.64% = 15.27% × 2.20
2017/12/31 33.03% = 15.13% × 2.18
2017/09/30 = × 2.76
2017/06/30 = × 2.76
2017/03/31 = × 2.81

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


総資産利益率(ROA)
2017年のデータは欠落しているが、2018年第1四半期以降は大きな変動は見られず、概ね7%から16%の範囲で推移している。特に、2018年以降は10%を超える水準で安定し、2021年には7.81%を記録している。ただし、2020年の第3四半期から第4四半期にかけてやや低下傾向が見られる。
財務レバレッジ比率
2017年には2.76〜2.81の範囲で比較的安定して推移していたが、2020年以降は徐々に上昇傾向となり、2022年第1四半期には2.92に達している。このことから、借入比率や負債依存度が増加している可能性が示唆される。
自己資本利益率(ROE)
2017年後半から特に2020年の第2四半期まで、30%台後半から40%台後半の高水準を維持していた。2020年後半には一時的に落ち込んだものの、その後は再び20%台前半までの回復を見せている。2021年には22.55%と過去最高値に近いレベルに達し、その後も比較的高い水準を維持していることがわかる。これは株主資本に対する収益性が高いことを示している。

ROEを3つの要素に分解

Norfolk Southern Corp.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = 純利益率 × 資産回転率 × 財務レバレッジ比率
2022/03/31 22.55% = 26.58% × 0.29 × 2.92
2021/12/31 22.03% = 26.97% × 0.29 × 2.82
2021/09/30 21.00% = 26.84% × 0.28 × 2.78
2021/06/30 19.08% = 25.98% × 0.27 × 2.71
2021/03/31 15.74% = 23.51% × 0.26 × 2.59
2020/12/31 13.61% = 20.56% × 0.26 × 2.57
2020/09/30 13.44% = 20.27% × 0.26 × 2.56
2020/06/30 14.10% = 20.47% × 0.27 × 2.55
2020/03/31 16.30% = 21.89% × 0.30 × 2.52
2019/12/31 17.93% = 24.10% × 0.30 × 2.50
2019/09/30 18.10% = 23.98% × 0.31 × 2.46
2019/06/30 18.31% = 24.15% × 0.31 × 2.43
2019/03/31 18.20% = 24.10% × 0.31 × 2.42
2018/12/31 17.35% = 23.27% × 0.32 × 2.36
2018/09/30 38.32% = 52.82% × 0.31 × 2.35
2018/06/30 34.64% = 52.36% × 0.31 × 2.16
2018/03/31 33.64% = 51.65% × 0.30 × 2.20
2017/12/31 33.03% = 51.22% × 0.30 × 2.18
2017/09/30 = × × 2.76
2017/06/30 = × × 2.76
2017/03/31 = × × 2.81

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


純利益率の傾向と所見
純利益率は、2017年第4四半期以降から2018年第2四半期まで安定した高水準を維持し、50%を超える値を継続しています。2019年以降はやや低下傾向を示し、2020年には20%台に落ち込む期間もありますが、2021年後半から再び改善傾向に向かい、2022年には約27%となっています。この変動は、収益構造やコスト管理の変化、景気動向等の外部要因に影響を受けている可能性がありますが、全体としては高い収益性を維持しています。
資産回転率の変化と解釈
資産回転率は、2020年以前から比較的安定しており、0.3前後を推移しています。ただし、2020年後半から2022年にかけてやや低下し、0.26-0.29の範囲に収まっています。この低下傾向は、資産の効率性がやや鈍化していることを示唆しており、資産の運用効率の改善余地がある可能性があります。
財務レバレッジ比率の動向
財務レバレッジ比率は、2017年には2.81と比較的高い水準であったものの、その後は一旦低下し、2020年には2.52まで下落しています。その後は上昇し続けて2022年には2.92に達し、財務レバレッジの増加を示しています。財務レバレッジの上昇は、借入金を利用した資金調達が増加していることを反映しており、財務リスクの増大につながる可能性があります。
自己資本利益率(ROE)の推移
自己資本利益率(ROE)は、2018年以降全体として上昇傾向にあり、特に2020年代に入り20%を超える水準に達しています。2019年末に向けて一時的に低下しますが、2020年以降は回復し、2022年には約26.58%となっています。このことは、株主資本に対する収益性が改善し、経営効率の向上や収益構造の強化を示唆しています。

ROEを5つの要素に分解

Norfolk Southern Corp.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = 税負担率 × 利息負担率 × EBITマージン率 × 資産回転率 × 財務レバレッジ比率
2022/03/31 22.55% = 0.77 × 0.86 × 40.13% × 0.29 × 2.92
2021/12/31 22.03% = 0.77 × 0.86 × 40.60% × 0.29 × 2.82
2021/09/30 21.00% = 0.78 × 0.85 × 40.51% × 0.28 × 2.78
2021/06/30 19.08% = 0.78 × 0.85 × 39.27% × 0.27 × 2.71
2021/03/31 15.74% = 0.78 × 0.83 × 36.59% × 0.26 × 2.59
2020/12/31 13.61% = 0.80 × 0.80 × 32.23% × 0.26 × 2.57
2020/09/30 13.44% = 0.81 × 0.80 × 31.37% × 0.26 × 2.56
2020/06/30 14.10% = 0.80 × 0.81 × 31.71% × 0.27 × 2.55
2020/03/31 16.30% = 0.79 × 0.83 × 33.16% × 0.30 × 2.52
2019/12/31 17.93% = 0.78 × 0.85 × 36.25% × 0.30 × 2.50
2019/09/30 18.10% = 0.77 × 0.86 × 36.45% × 0.31 × 2.46
2019/06/30 18.31% = 0.77 × 0.86 × 36.40% × 0.31 × 2.43
2019/03/31 18.20% = 0.77 × 0.86 × 36.21% × 0.31 × 2.42
2018/12/31 17.35% = 0.77 × 0.86 × 35.14% × 0.32 × 2.36
2018/09/30 38.32% = 1.73 × 0.86 × 35.39% × 0.31 × 2.35
2018/06/30 34.64% = 1.73 × 0.86 × 35.23% × 0.31 × 2.16
2018/03/31 33.64% = 1.74 × 0.85 × 34.83% × 0.30 × 2.20
2017/12/31 33.03% = 1.73 × 0.85 × 34.86% × 0.30 × 2.18
2017/09/30 = × × × × 2.76
2017/06/30 = × × × × 2.76
2017/03/31 = × × × × 2.81

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


税負担率
2017年を通じて比較的一定に推移しており、2018年にやや低下した後も安定している。特に2020年以降は0.77前後で推移し、税負担の水準は安定していると考えられる。
利息負担率
概ね0.85付近で推移し、特に大きな変動は見られない。ただし、2020年の後半にはやや低下し、0.8に近づいていることから、利息負担に一定の改善が見られる可能性がある。
EBITマージン率
2017年から2021年にかけて全般的に上昇傾向にあり、2021年の第3四半期には40.6%に達している。これは営業利益率の改善を示しており、売上高に対する利益の増加傾向を反映している。一方、2020年の後半にかけてやや鈍化を示す兆候も見られる。
資産回転率
ほぼ一定水準で推移し、0.3前後を維持している。2020年の後半で若干低下したものの、総じて資産効率は安定していると考えられる。
財務レバレッジ比率
2017年の約2.8から徐々に上昇し、2022年には2.92となっている。財務レバレッジの増加は、負債による資金調達の比率が高まったことを示しており、借入金を活用した財務戦略の側面が強まっている可能性がある。
自己資本利益率(ROE)
2017年には比較的低い水準から始まり、2021年から2022年にかけて顕著に改善し、22.55%に達している。これは利益率の向上や資本効率の改善を示すもので、2020年以降の経営効率や収益性の向上を反映していると推測される。

ROAを2つのコンポーネントに分解

Norfolk Southern Corp.、 ROA の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROA = 純利益率 × 資産回転率
2022/03/31 7.71% = 26.58% × 0.29
2021/12/31 7.81% = 26.97% × 0.29
2021/09/30 7.55% = 26.84% × 0.28
2021/06/30 7.05% = 25.98% × 0.27
2021/03/31 6.08% = 23.51% × 0.26
2020/12/31 5.30% = 20.56% × 0.26
2020/09/30 5.26% = 20.27% × 0.26
2020/06/30 5.52% = 20.47% × 0.27
2020/03/31 6.48% = 21.89% × 0.30
2019/12/31 7.18% = 24.10% × 0.30
2019/09/30 7.35% = 23.98% × 0.31
2019/06/30 7.54% = 24.15% × 0.31
2019/03/31 7.53% = 24.10% × 0.31
2018/12/31 7.36% = 23.27% × 0.32
2018/09/30 16.33% = 52.82% × 0.31
2018/06/30 16.03% = 52.36% × 0.31
2018/03/31 15.27% = 51.65% × 0.30
2017/12/31 15.13% = 51.22% × 0.30
2017/09/30 = ×
2017/06/30 = ×
2017/03/31 = ×

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


純利益率の推移と特徴
2017年のデータは欠損しているが、2018年以降の四半期では、純利益率は概ね一定の範囲内(約20%から27%)で推移している。特に2018年から2021年にかけて、純利益率は比較的安定して高い水準を維持しており、2021年第2四半期には約27%とピークを示している。一方、2022年第1四半期には少し低下傾向が見られるものの、依然として高い利益性を示している。全体として、安定した収益性を維持していると考えられる。"
資産回転率の変動と傾向
資産回転率は、2018年から2022年にかけて概ね0.26〜0.31の範囲で推移し、特に大きな変動は見られない。2020年以降はやや低い値に留まるものの、長期的には安定している。これは、資産に対する売上高の効率性が一定水準を保っていることを示唆しており、特段の拡大や縮小の兆候は見られない。"
総資産利益率(ROA)の傾向と解釈
2018年から2022年にかけて、総資産利益率は約5%から16%の範囲で推移している。2018年から2021年にかけては、一貫して改善傾向を示し、2021年第2四半期に16%以上の高水準に達している。2022年第1四半期ではやや下降したものの、依然として高い利益率を維持しており、資産を効果的に活用して収益を上げていることを示す。これらのデータは、同期間中の収益性の向上傾向を示しており、資産効率の改善につながっていると考えられる。"

ROAを4つの要素に分解

Norfolk Southern Corp.、 ROA の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROA = 税負担率 × 利息負担率 × EBITマージン率 × 資産回転率
2022/03/31 7.71% = 0.77 × 0.86 × 40.13% × 0.29
2021/12/31 7.81% = 0.77 × 0.86 × 40.60% × 0.29
2021/09/30 7.55% = 0.78 × 0.85 × 40.51% × 0.28
2021/06/30 7.05% = 0.78 × 0.85 × 39.27% × 0.27
2021/03/31 6.08% = 0.78 × 0.83 × 36.59% × 0.26
2020/12/31 5.30% = 0.80 × 0.80 × 32.23% × 0.26
2020/09/30 5.26% = 0.81 × 0.80 × 31.37% × 0.26
2020/06/30 5.52% = 0.80 × 0.81 × 31.71% × 0.27
2020/03/31 6.48% = 0.79 × 0.83 × 33.16% × 0.30
2019/12/31 7.18% = 0.78 × 0.85 × 36.25% × 0.30
2019/09/30 7.35% = 0.77 × 0.86 × 36.45% × 0.31
2019/06/30 7.54% = 0.77 × 0.86 × 36.40% × 0.31
2019/03/31 7.53% = 0.77 × 0.86 × 36.21% × 0.31
2018/12/31 7.36% = 0.77 × 0.86 × 35.14% × 0.32
2018/09/30 16.33% = 1.73 × 0.86 × 35.39% × 0.31
2018/06/30 16.03% = 1.73 × 0.86 × 35.23% × 0.31
2018/03/31 15.27% = 1.74 × 0.85 × 34.83% × 0.30
2017/12/31 15.13% = 1.73 × 0.85 × 34.86% × 0.30
2017/09/30 = × × ×
2017/06/30 = × × ×
2017/03/31 = × × ×

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


税負担率
2017年から2018年の期間にかけて、税負担率は一定の範囲で推移し、約1.73から0.77に大きく低下している。特に2018年度の後半にかけて著しい減少が見られるが、その後は安定した低水準を示している。これは税負担の軽減や税制の変更が反映されている可能性がある。
利息負担率
利息負担率は全体的に一定しており、2017年から2018年にかけて0.85から0.86の範囲で推移し、その後も概ね同じ水準を維持している。特に大きな変動は見られず、金利負担の管理が比較的安定していることを示唆する。
EBITマージン率
2017年度は34.86%から36.45%まで増加傾向にあり、その後も33%台から40%台にわたり、全体的な収益性の向上が観察されている。特に2021年以降には40%を超える高水準を維持し、収益性の改善が明確になっている。ただし、2019年末以降一時的にやや減少した期間もあるが、再び上昇基調にある。
資産回転率
資産回転率は199%から300%程度で推移し、2019年を境にやや低下傾向が見られるが、概ね安定している。2020年以降は0.26から0.29の範囲で変動し、運用資産の効率性は維持されているものの、若干の減速傾向がある。
総資産利益率 (ROA)
ROAは15%台から7.8%まで段階的に低下した後、2020年から2022年にかけて再び上昇している。2021年には7.55%から7.81%まで回復し、収益性の改善を示している。この傾向は、収益構造の強化や資産効率の向上を伴ったものと解釈できる。全体として、比較的良好な収益性と効率性を維持していると評価できる。
総括
全体として、税負担の低下と収益性の向上が顕著であり、特にEBITマージン率とROAにおいて改善が見られる。資産効率はやや鈍化したものの、安定した運用状況を継続している。一方、利息負担率は一定範囲で推移しており、負債の管理が適切に行われていると推測される。これらの結果は、経営戦略の一環として収益性と財務の効率化に成功していることを示唆している。

当期純利益率の分解

Norfolk Southern Corp.、純利益率の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
純利益率 = 税負担率 × 利息負担率 × EBITマージン率
2022/03/31 26.58% = 0.77 × 0.86 × 40.13%
2021/12/31 26.97% = 0.77 × 0.86 × 40.60%
2021/09/30 26.84% = 0.78 × 0.85 × 40.51%
2021/06/30 25.98% = 0.78 × 0.85 × 39.27%
2021/03/31 23.51% = 0.78 × 0.83 × 36.59%
2020/12/31 20.56% = 0.80 × 0.80 × 32.23%
2020/09/30 20.27% = 0.81 × 0.80 × 31.37%
2020/06/30 20.47% = 0.80 × 0.81 × 31.71%
2020/03/31 21.89% = 0.79 × 0.83 × 33.16%
2019/12/31 24.10% = 0.78 × 0.85 × 36.25%
2019/09/30 23.98% = 0.77 × 0.86 × 36.45%
2019/06/30 24.15% = 0.77 × 0.86 × 36.40%
2019/03/31 24.10% = 0.77 × 0.86 × 36.21%
2018/12/31 23.27% = 0.77 × 0.86 × 35.14%
2018/09/30 52.82% = 1.73 × 0.86 × 35.39%
2018/06/30 52.36% = 1.73 × 0.86 × 35.23%
2018/03/31 51.65% = 1.74 × 0.85 × 34.83%
2017/12/31 51.22% = 1.73 × 0.85 × 34.86%
2017/09/30 = × ×
2017/06/30 = × ×
2017/03/31 = × ×

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31), 10-K (報告日: 2017-12-31), 10-Q (報告日: 2017-09-30), 10-Q (報告日: 2017-06-30), 10-Q (報告日: 2017-03-31).


全体的な傾向
分析期間を通じて、税負担率は全体的に安定しており、2017年には1.73%付近で推移していたが、2018年を境に著しい低下が見られる。特に2018年3月期には0.77%にまで下落し、その後も概ね0.77%から0.81%の範囲内で推移している。一方で、利息負担率は比較的安定しており、2017年から2022年まで0.8から0.86の範囲で変動している。特に、2019年後半以降は0.8付近で均衡し、全体として安定した水準を保っている。
利益率の変化と安定性
EBITマージン率は、2017年の32%台から2022年には40%以上に上昇しており、継続的な改善がみられる。この間、2019年までの水準は約31-36%あたりで推移していたが、その後の2020年から2022年にかけて一貫して増加していることから、収益性の向上が示唆される。特に2021年と2022年においては、40%を超える高水準に達しており、収益性の向上が明確に見受けられる。
純利益率の動向
純利益率は、2017年後半から概ね20%台で安定して推移しているが、2019年には約23-26.84%へと上昇し、その後も一定範囲を維持している。2020年には一時的に20%台に低下したものの、2021年以降は再び26%付近に回復し、全体としては良好な利益水準を維持していることが分かる。この動きは、収益性の改善とともに、コスト管理や効率性向上に関連している可能性がある。
総括
これらの指標から、会社は安定した財務基盤のもと、収益性の継続的な向上を実現していることが示唆される。特にEBITマージンの増加は、効率的なコスト構造や収益改善策の効果を反映していると考えられる。税負担率と利息負担率は長期を通じて比較的安定しており、財務リスクの管理に成功していることも示唆される。