Stock Analysis on Net
Stock Analysis on Net

Fiserv Inc. (NASDAQ:FISV)

この会社は アーカイブに移動しました! 財務データは2022年4月28日以降更新されていません。

デュポンの分析: ROE、ROA、純利益率の内訳 
四半期データ

Microsoft Excel

ROE分解では、純利益を株主資本で割ったものを構成比率の積として表します。

ROEを2つのコンポーネントに分解

Fiserv Inc.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = ROA × 財務レバレッジ比率
2022/03/31 5.43% = 2.25% × 2.41
2021/12/31 4.31% = 1.75% × 2.46
2021/09/30 4.12% = 1.72% × 2.40
2021/06/30 3.58% = 1.50% × 2.38
2021/03/31 2.73% = 1.16% × 2.35
2020/12/31 2.96% = 1.28% × 2.31
2020/09/30 2.86% = 1.25% × 2.28
2020/06/30 2.66% = 1.09% × 2.44
2020/03/31 3.33% = 1.46% × 2.28
2019/12/31 2.71% = 1.15% × 2.35
2019/09/30 2.85% = 1.20% × 2.38
2019/06/30 37.75% = 4.89% × 7.71
2019/03/31 41.31% = 8.47% × 4.88
2018/12/31 51.77% = 10.54% × 4.91
2018/09/30 54.38% = 13.46% × 4.04
2018/06/30 50.95% = 14.21% × 3.59
2018/03/31 47.86% = 13.99% × 3.42

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).

総資産利益率（ROA）は、2018年の第1四半期から第4四半期にかけて、13.99%から10.54%へと一貫して低下しました。この傾向は2019年にも続き、ROAはさらに低下して1.15%に達しました。2020年には、わずかな回復が見られ、1.28%まで上昇しましたが、依然として2018年の水準を下回っています。2021年には、ROAは1.75%まで上昇し、改善の兆しを示しました。2022年の第1四半期には、ROAは2.25%に達し、2020年以降で最も高い水準となりました。

財務レバレッジ比率
財務レバレッジ比率は、2018年の第1四半期から第4四半期にかけて、3.42から4.91へと増加しました。2019年の第3四半期には一時的に2.38まで低下しましたが、その後は2.28から2.46の間で比較的安定した水準を維持しました。全体として、この比率は2018年から2022年の第1四半期にかけて、2.41でほぼ一定でした。

自己資本利益率（ROE）は、2018年の第1四半期から第4四半期にかけて、47.86%から51.77%へと上昇しました。しかし、2019年には大幅に低下し、2.71%まで落ち込みました。2020年には、ROEは2.96%までわずかに回復しましたが、依然として低い水準に留まりました。2021年には、ROEは4.31%まで上昇し、改善の傾向を示しました。2022年の第1四半期には、ROEは5.43%に達し、分析期間全体で最も高い水準となりました。

ROAとROEの動向は、収益性と資本効率の変化を示唆しています。ROAの低下は、資産の収益性が低下している可能性を示唆しています。ROEの大幅な低下は、自己資本に対する収益性が低下していることを示しています。しかし、2021年と2022年の第1四半期に見られるROAとROEの上昇は、収益性と資本効率の改善を示唆しています。財務レバレッジ比率は比較的安定しており、資本構造に大きな変化は見られません。

ROEを3つの要素に分解

Fiserv Inc.、 ROE の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROE = 純利益率 × 資産回転率 × 財務レバレッジ比率
2022/03/31 5.43% = 10.23% × 0.22 × 2.41
2021/12/31 4.31% = 8.22% × 0.21 × 2.46
2021/09/30 4.12% = 8.23% × 0.21 × 2.40
2021/06/30 3.58% = 7.37% × 0.20 × 2.38
2021/03/31 2.73% = 5.86% × 0.20 × 2.35
2020/12/31 2.96% = 6.45% × 0.20 × 2.31
2020/09/30 2.86% = 6.01% × 0.21 × 2.28
2020/06/30 2.66% = 5.82% × 0.19 × 2.44
2020/03/31 3.33% = 8.51% × 0.17 × 2.28
2019/12/31 2.71% = 8.77% × 0.13 × 2.35
2019/09/30 2.85% = 12.11% × 0.10 × 2.38
2019/06/30 37.75% = 16.08% × 0.30 × 7.71
2019/03/31 41.31% = 16.81% × 0.50 × 4.88
2018/12/31 51.77% = 20.38% × 0.52 × 4.91
2018/09/30 54.38% = 25.00% × 0.54 × 4.04
2018/06/30 50.95% = 25.14% × 0.57 × 3.59
2018/03/31 47.86% = 24.76% × 0.56 × 3.42

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).

純利益率は、2018年の第2四半期にピークの25.14%を記録した後、一貫して低下傾向にあります。2020年の第2四半期には5.82%という最低水準に達しましたが、その後は緩やかに回復し、2021年の第4四半期には10.23%まで上昇しました。

資産回転率
資産回転率は、2018年の第2四半期から2018年の第4四半期にかけて緩やかに低下し、その後、2019年の第3四半期と第4四半期には大幅な減少が見られました。2020年には緩やかな回復傾向が見られ、2021年を通じて2022年の第1四半期にかけて横ばいの状態が続きました。全体的に低い水準で推移しています。

財務レバレッジ比率は、2018年の第1四半期から第4四半期にかけて上昇傾向にあり、2018年の第4四半期には4.91に達しました。その後、2019年の第3四半期に大幅に低下しましたが、その後は比較的安定した水準で推移し、2021年と2022年には2.3～2.5の範囲で変動しました。

自己資本利益率 (ROE)
自己資本利益率は、2018年の第3四半期にピークの54.38%を記録した後、一貫して低下傾向にあります。2019年の第3四半期には2.85%という最低水準に達しましたが、その後は緩やかに回復し、2022年の第1四半期には5.43%まで上昇しました。しかし、全体的な水準はピーク時と比較して大幅に低下しています。

これらの指標を総合的に見ると、収益性は低下傾向にある一方で、財務レバレッジは比較的安定していることが示唆されます。資産効率を示す資産回転率は低い水準で推移しており、自己資本利益率の低下は、収益性の低下と資産効率の低さが複合的に影響していると考えられます。

ROAを2つのコンポーネントに分解

Fiserv Inc.、 ROA の分解(四半期データ)

Microsoft Excel
ROA = 純利益率 × 資産回転率
2022/03/31 2.25% = 10.23% × 0.22
2021/12/31 1.75% = 8.22% × 0.21
2021/09/30 1.72% = 8.23% × 0.21
2021/06/30 1.50% = 7.37% × 0.20
2021/03/31 1.16% = 5.86% × 0.20
2020/12/31 1.28% = 6.45% × 0.20
2020/09/30 1.25% = 6.01% × 0.21
2020/06/30 1.09% = 5.82% × 0.19
2020/03/31 1.46% = 8.51% × 0.17
2019/12/31 1.15% = 8.77% × 0.13
2019/09/30 1.20% = 12.11% × 0.10
2019/06/30 4.89% = 16.08% × 0.30
2019/03/31 8.47% = 16.81% × 0.50
2018/12/31 10.54% = 20.38% × 0.52
2018/09/30 13.46% = 25.00% × 0.54
2018/06/30 14.21% = 25.14% × 0.57
2018/03/31 13.99% = 24.76% × 0.56

レポートに基づく: 10-Q (報告日: 2022-03-31), 10-K (報告日: 2021-12-31), 10-Q (報告日: 2021-09-30), 10-Q (報告日: 2021-06-30), 10-Q (報告日: 2021-03-31), 10-K (報告日: 2020-12-31), 10-Q (報告日: 2020-09-30), 10-Q (報告日: 2020-06-30), 10-Q (報告日: 2020-03-31), 10-K (報告日: 2019-12-31), 10-Q (報告日: 2019-09-30), 10-Q (報告日: 2019-06-30), 10-Q (報告日: 2019-03-31), 10-K (報告日: 2018-12-31), 10-Q (報告日: 2018-09-30), 10-Q (報告日: 2018-06-30), 10-Q (報告日: 2018-03-31).

純利益率は、2018年の第2四半期まで上昇傾向にありましたが、その後は一貫して低下しました。2018年第4四半期には20.38%まで低下し、2020年第2四半期には5.82%という最低水準に達しました。2020年第3四半期以降は緩やかに回復し、2021年第4四半期には10.23%まで上昇しました。

資産回転率は、2018年の第2四半期までわずかに上昇しましたが、その後は一貫して低下しました。2019年の第3四半期には0.1にまで低下し、2020年第1四半期まで低い水準で推移しました。2020年第2四半期以降は緩やかに上昇し、2022年第1四半期には0.22に達しました。しかし、全体的な水準は依然として低い状態です。

総資産利益率 (ROA)
総資産利益率は、純利益率および資産回転率と同様の傾向を示しました。2018年の第2四半期まで上昇傾向にありましたが、その後は一貫して低下しました。2020年第2四半期には最低水準の1.09%に達し、その後は緩やかに回復しました。2022年第1四半期には2.25%まで上昇し、他の指標と比較して回復の勢いが強いことが示唆されます。

全体として、これらの指標は、2018年から2020年にかけて収益性の低下と資産効率の低下を示唆しています。しかし、2020年以降は、特に総資産利益率において、緩やかな回復傾向が見られます。資産回転率の改善は限定的である一方、純利益率の回復が総資産利益率の改善に貢献していると考えられます。